Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2018年後期 第15節 UNAM 4-2 Puebla

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さてここからは観戦記ではなく、今シーズンの試合結果を記録として残していきます。8節連続勝ち星なしという、大スランプは漸くここでホームにおける白星という形で終止符が打たれました。

 

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PUMASの攻撃の鍵は、両サイドバックでした。右サイドのパブロ・バレラが相手ディフェンダーの股抜きして放ったシュートは、ゴールキーパー︰ニコラス・ビコニスの偉大なセーブで惜しくもゴールポスト直撃。そのこぼれ球を押し込むだけであった左サイドのヘスス・ガジャルドは、相手ディフェンダー︰アンデルソン・サンタマリアのブロックにより阻まれました。

 

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しかしながらこのチャンスの後、PUMASは相手ゴールを脅かすチャンスを作れなかった。パス回しすることが難しくなり、相手ゴールに近づいてもミスを犯しました。プエブラがスペースを潰し、カウンターアタックを狙っていたからです。前半30分ダヴィッド・パティーニョ監督は、早くもプランを修正せざるを得なくなりました。ケヴィン・エスカミージャが負傷退場し、その穴をマウロ・フォルミカが埋めることになったからです。

 

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プエブラは相手ディフェンダーのミスを利用して、先制することに成功しました。前半40分見た目にはPUMASがボールをコントロールしていたエリアで、右サイドからのエリア中央へのセンタリングに、シュートをし損ねてこぼれたボールをルーカス・カヴァリーニがアルフレッド・サルディヴァルの股抜きしてボールをネット奥に流し込んだのです。しかしそのすぐ5分後に相手のスローイングから奪ったボールをマティアス・アルスティサが右サイドのパブロ・バレラに叩き、上がってきたマルセロ・ディアスがエリア左サイドで相手ディフェンダーの裏に回ったニコラス・カスティージョへセンタリングし、飛び出したキーパーをも交わしてPUMASは同点に追い付きました。

 

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後半に入って、すかさずPUMASは逆転に成功しました。ペナルティーエリア外左サイドからヘスス・ガジャルドのセンタリングに、3枚いた一番ファーサイドにいたマティアス・アルスティサがヘディングで合わせたのでした。3点目が見えたように思えた後半30分ダニエル・ゲレーロに浴びせた強烈なタックルで、マウロ・フォルミカが一発退場処分。その直後に左サイドからのセンタリングをルーカス・カヴァリーニが、クロス気味にヘディングを決め再び同点に。

 

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試合はそれまでとはガラリと一転して、プエブラがボールを支配しPUMASがカウンターアタックを狙う展開になりました。しかしプエブラは作り出したチャンスを活かしきれませんでした。ルーカス・カヴァリーニのシュートはポストに阻まれ、アレハンドロ・チュマセロのシュートはアルフレッド・サルディヴァルの正面を突きました。逆にPUMASは後半40分、コーナーキックを利用して作ったチャンスをニコラス・カスティージョが相手キーパーが交わしきれないシュートで逆転。更にその10分後、今度は左サイドのパブロ・バレラから受けたボールを相手キーパーとの1対1を制して、ダメ押し弾のハットトリック。リギージャ(プレーオフ)進出圏内が見えてきたのでした。

 

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メキシコリーグ2018年後期 第14節 Monterrey 2-1 UNAM

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 2年前にアグアスカリエンテス在住の頃から、モンテレイの新スタジアムへ一度訪れたいと思っていました。開幕ダッシュに成功したものの、その後さっぱりの試合内容にウンザリしつつも、1年に1度の機会でもあったので今回遠征をしてみました。印象としては、グアダラハラのチバス・スタジアムよりはやや観客席の幅が狭く、また上の方へ行くほど傾斜がキツく見やすさという点では多少劣る感じでした。

 

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さて肝心の試合ですが、前半開始直後からPUMASが攻勢に出ました。13分、左サイドでボールを受けたヘスス・ガジャルドが相手ディフェンダーをドリブルで交わして、そのままクロスシュートで先制。

 

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しかし22分、左サイドからドリブル突破を狙ったドルラン・パボンをアレハンドロ・アリバスが腕で倒してしまい、ペナルティーキックを献上。これをアルフォンソ・ゴンサレスが、ゴール左隅へ冷静に決め同点。

 

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さらに前半終了間際に、右サイドからのフリーキックを得たモンテレイは鋭角に左サイドへ蹴ったボールをヘディング。キーパー︰アルフレード・サルディバルがパンチングしたこぼれ球をホセ・マリア・バサンタが難なく押し込み、逆転。後半に入って、12分。

 

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追い付きたいPUMASは、アルフォンソ・ゴンサレスに対してファールを犯したアブラハム・ゴンザレスが退場処分を受け、万事休す。数的優位に立ったモンテレイでしたが、スコアはそのまま試合終了となったのでした。

 

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メキシコリーグ2018年後期 第13節 UNAM 1-1 Necaxa

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メキシコ杯に続き、再びリーグ戦においてホームでクルブ・ネカクサを迎え撃ったPUMASでしたが、結果は1-1のドローで7試合連続で未勝利という記録を更新してしまいました。

 

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前半6分右サイドからパブロ・バレラの低いセンタリングをヘスス・ガジャルドが身を挺しながらも、ダイビングヘッドで先制。しかしながら、この得点がPUMASをリラックスさせたと同時にネカクサを目覚めさせました。ボールを支配し始め、ただラストパスや決定的なシーンは作り出せませんでした。対するPUMASは相手のミスからのカウンターアタックを狙っていましたが、相手キーパー︰マルセロ・バロベロは少なくとも2度はニコラス・カスティージョのチャンスの芽を摘みました。

 

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後半3分、ペナルティーエリア外中央からドリブル突破を狙ったルイス・フェリペ・ガジェゴスをスライディングタックルしたルイス・キンタナの一発レッドカードで退場処分を受けたPUMASは、その45分間をほぼ10人でプレーせざるを得ませんでした。それでも耐え続けた後に、右サイドからのセンタリングにヘディングで合わせたマルティン・バラガンが同点ゴールを決めたのでありました。

 

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メキシコリーグ2018年後期 第12節 Cruz Azul 1-1 UNAM

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さて、再びリーグ戦に戻ります。第12節はアウェイで対クルスアスル戦でした。このスタジアムは、老朽化に伴い今シーズンを最後に打ち壊し予定。次シーズンからは新スタジアムが完成するまで、アステカ・スタジアムをホームとするそうです。ちなみに自分が初めてメキシコサッカー1部リーグを見に行ったのがこのスタジアムで、当時元メキシコ代表監督のミゲル・エレーラや元モンテレイFC会長のルイス・ミゲル・サルヴァドールを擁して2度目のリーグ優勝を飾ったアトランテFCと共有していましたが、2007年にクルスアスルの専用スタジアムとなりました。

 

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試合はPUMASが開始直後からボールを支配しましたが、10分にアレハンドロ・アリバスが左腕の負傷退場を余儀なくされてから、徐々に流れが変わり始めました。途中ニコラス・カスティージョが何度かミドルシュートを放ちましたが、得点には至りませんでした。後半8分、ついに試合の均衡は破れました。ヘラルド・フロレスがエリア内でニコラス・カスティージョの背中をブッシングしてしまい、ペナルティーキックに。これをカスティージョ本人が決め、先制。

 

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その後クルスアスルは反撃に転じるもラストパスのクリエイティビティーに欠け、PUMASはスペースを埋めカウンターアタックを狙っており、ヘスス・ガジャルドのシュートも相手キーパー︰ホセ・デ・ヘスス・コロナに止められてしまいました。そして試合終了直前のロスタイムにエンソ・パブロ・ロコのヘディングが決まり、試合はドローで決着が付いたのでした。

 

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メキシコ杯 2018年後期 準々決勝 UNAM 1-2 Necaxa

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ベスト16に引き続き準々決勝もホームでプレーをすることになったPUMASでしたが、1部リーグ昇格したクルブ・ネカクサ相手に大苦戦を強いられました。前半開始早々ヘスス・ガジャルドによる左サイドからのセンタリングにエリア内で3人が侵入し真ん中から流れたニコラス・カスティージョが倒れ込みながらも先制。その後ディーテル・ビジャルパンドが退場処分となり、10人となった相手に難なく勝利するだろうと思われました。

 

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しかしながら34分にニコラス・カスティージョが負傷交代となり、にわかに暗雲が立ち込めました。さらにペナルティーエリア左からのフリーキックを、マティアス・フェルナンデスが壁の下を通す強烈なシュートで同点に。トドメはエリア外左からのセンタリングをルイス・ペレスが見事なボレーシュートでついに逆転。こうして今季のメキシコ杯は、準々決勝敗退という無残な結果に終わったのでした。

 

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メキシコリーグ2018年後期 第11節 UNAM 0-1 Toluca

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後期ステージもに折り返して後半戦に差しかかりましたが、戦闘モードに入ったリーグ優勝候補であるデポルティボ・トルーカFC相手に0-1と破れ、5戦連続未勝利となりました。PUMASは開幕ダッシュに成功した序盤戦におけるチームコンセプトを忘れてしまい、相手チームの脅威であったニコラス・カスティージョとマティアス・アルスティサのコンビは完全にその機能を失ってしまいました。

 

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ボールを支配した秩序が整ったトルーカFCの前に異なったゴールチャンスを得たものの、本来慣れているはずのアウェイチームが勝ち点3を挙げるのが困難なグラウンドにおいて同じように日曜日の正午キックオフという酷暑を苦しむことになりました。

 

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チームは監督が課した3,4タッチで真っ直ぐ相手ゴールへ向かうスタイルを維持しようとしたものの、終始ボールを支配する相手に苦労し守備に専念せざるを得ませんでした。相手キーパー︰アルフレード・タラベラに対して、パブロ・バレラやマティアス・アルスティサが惜しいシュートを放ちましたが得点には至りませんでした。

 

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トルーカFCも後半は運動量が落ちましたが、40分にアレクシス・カネロが放ったシュートをマルセロ・ディアスが触ったボールは不運にもオウンゴールとなり、PUMASは再び負の連鎖を拭うことができない循環から抜け出せないままとなったのでありました。

 

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メキシコ杯 2018年後期 ラウンド16 UNAM 3-0 Lobos BUAP

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メキシコ杯もいよいよ本戦に入り、チームもローテーションではなくレギュラー陣をスタメンに起用。相手は予選同様 ロボス・デ・ラ・BUAP。手の内が分かっていることに加え、予選突破順位上位であることもあってホームアドバンテージが大きく、3-0の大勝でした。

 

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前半こそ試合は動きませんでしたが、後半早々にフリーキックからアラン・メンドーサが先制。終始ボールを支配し、18分にはヘスス・ガジャルドがニコラス・カスティージョからのパスを受け、エリア内で相手ゴールキーパーの左を抜くクロスシュートで追加点。

 

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試合終了直前には、アラン・モソのセンタリングをエリア中央で受けたマティアス・アルスティサが浮かし玉でダメ押し。難なく準々決勝へ進んだのでした。

 

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メキシコリーグ2018年後期 第10節 León 3-0 UNAM

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 レオンのスタジアムは2年ほど前に一度訪れたことがありました


 が、以前に1年半ほど住んでいた近郊の街︰アグアスカリエンテス


へ久しぶりに元同僚に会いに行きたかったので、試合後に車で移動して1泊することにしました。

 

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クラブ・レオンはホームであることあって、序盤から圧倒的な攻勢に出ました。6分にホセ・ロドリゲスによるゴールポストを掠めるクロスシュートに始まり、9分には同じホセ・ロドリゲスのパスをルイス・モンテスがゴール右隅に決め、難なく先制。間断なく攻撃は続き、26分にはエリアス・エルナンデスがPUMAS守備陣のミスを突き追加点を挙げました。

 

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後半12分にはルイス・モンテスのパスからエースストライカー︰マウロ・ボセッリがダメ押し弾をマーク。20分にはマルセロ・ディアスがレッドカードで退場処分に。追撃することもままならなくなり、万事休す。ステージ前半の快進撃もどこへやら、出口の見えないトンネルにハマってしまったのでありました。

 

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メキシコ杯 2018年後期 第6節 FC Juarez 1-1 UNAM

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PUMASが対FCファレス戦を引き分け、予選突破してベスト16へ

 

クーボ・トーレスが先制点を決めるも、カルロス・イバラゲンが見事なペナルティーキックでドロー。PUMASはグループ予選グループEを首位で突破

 

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PUMASは試合開始直後から、良いリズムで相手ゴールを目指しました。両チームともグループ首位で並んでいたため、デモンストレーションをして見せました。特にPUMASはスピリッツを見せ、リーグのスタメン(ベテラン)と下部組織出身(ユース)の融合がされていました。

 

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前半はPUMASが攻勢を掛けました。31分にエリック・トーレスが左サイドから抜け出して、先制点。しかし後半に入って、それまでとは全く違った試合展開に。前半終了間際に相手選手の足をジャンプして着地したはずみで踏んでしまったエリック・トーレスが一発退場に。

 

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これで数的優位となった、ホームチームが圧倒的に攻撃を仕掛けます。何度も自陣ゴールをファインセーブで救ってきたベルナベ・マガーニャでしたが、終了間際にセットプレーからペナルティーエリア内で、下部組織出身のイデケル・ドミンゲスが相手選手を倒してしまい、ペナルティーキックを献上。これをカルロス・イバラゲンが冷静に決め、同点。

 

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この試合の結果PUMASは勝ち点7となり、グループ予選グループEを首位で突破したのでした。

 

メキシコリーグ2018年後期 第9節 UNAM 1-1 Guadalajara

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第8節にアウェイでクラブ・ティファナに1-4とまたしても大敗を喫したPUMASは、続く第9節にオリンピック・スタジアムにおいてCDグアダラハラを迎え撃ちました。

 

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試合は前半早々から動きました。前線でコンビを組むマティアス・アルスティサとニコラス・カスティージョはハーフライン辺りからボールを奪うと、3分アルスティサの放ったシュートをキーパーが弾いたこぼれ球をカスティージョが押し込み、難なく先制。

 

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しかしそこからグアダラハラの怒涛の攻撃が始まり、試合は終始相手ペースに。前半は何とかリードを保ったものの、後半23分エリア内の選手を後ろからアレハンドロ・アリバスが倒してしまい、ペナルティキックを献上。オズバルド・アラニスがこれをゴール右隅に決めて同点に。

 

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その後さらにファールを犯したアリバスは、退場処分となり10人となってしまう。それでも最後の決め手を欠くグアダラハラは、逆転を出来ずにロスタイム寸前まで1-1のまま。それでも試合終了直前のプレーでエリア内でGKサルディヴァルが弾いたボールを、センターバックのキンターナがハンドを冒してしまい、再びPKに。しかしこれをオズバルド・アラニスが今度は吹かしてしまい、試合終了。限りなく敗戦に近い、ドローで何とかホームゲームを引き分けたのでした。

 

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