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Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2015年後期 第7節 UNAM 0-1 América

今シーズン最大の山場は、何と言ってもこの第7節の対アメリカ戦でした。この両チームには、ただならぬライバル関係が存在します。

 

クラブ・アメリカ
原語表記 Club de Futbol América
愛称 Águilas
クラブカラー 黄色と青
創設年 1916年
所属リーグ プリメーラ・ディビシオン (メキシコ)
ホームタウン メキシコシティ
ホームスタジアム エスタディオ・アステカ
収容人数 114,465

クラブ・アメリカスペイン語Club de Futbol América)は、メキシコの首都メキシコシティに本拠を構えるサッカークラブである。

ルチャの文化が根付き、善悪対決という概念がスポーツで必要とされやすいメキシコにあって当クラブは他クラブの有力選手や外国人を金銭で引き抜くなど「悪役」を標榜したクラブ運営を行って来た(そういう意味でのライバルはCDグアダラハラ)。ゆえにサポーターも「Odiame mas!(オレを憎め!)」というキャッチコピーがプリントされたシャツを着て応援することが多い。

メキシコで2番目に人気のあるサッカー・チームである。

国内タイトル編集

  • リーグ: 14回
    • 1925, 1926, 1927, 1928, 1966, 1971, 1976, 1984, 1985, Prode 1985, 1988, 1989, Verano 2002, Clausura 2005
  • カップ: 6回
    • 1938, 1954, 1955, 1964, 1965, 1974
  • スーパーカップ: 5回
    • 1955, 1976, 1988, 1989, 2005

国際タイトル編集

 

クラブ・アメリカの最大のライバルは、CDグアダラハラである。この2チームの対戦はエル・スーペル・クラシコ(メキシコのスーパー・ダービー)と呼ばれている。 他にプーマスクルス・アスルとの対戦もクラシコと呼ばれ、プーマスとの対戦はクラシコ・カピタリーノ(首都のダービー)、クルス・アスルとのクラシコはクラシコ・ホーベン(若者のダービー)と呼ばれている。 クラブ・アメリカ、CDグアダラハラ、プーマス、クルス・アスルはメキシコのビッグ4と呼ばれている。

 

プーマス対アメリカ編集

クラブ・アメリカへのライバル意識は、1960年代のプーマスのプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格とともに始まり、クルス・アスルなどへのライバル意識と比べてかなりの歴史を持っている。両クラブはシウダ・デ・メヒコに本拠地を置いており、ライバル意識の誕生と成長には右寄りの空気が手伝った。数年後、アメリカはプーマスのアイドル的存在だったエンリケ・ボルハを獲得したが、ボルハは契約に至る前の記者会見で「アメリカに売られたくない」と発言していた。1980年代のリギージャ決勝の舞台では、疑惑の残る判定でアメリカがプーマスに2度敗れたことから、両クラブのライバル意識が伸長した。1990年代はプーマスがリギージャ決勝でアメリカに勝利(1990-91シーズン)して始まったが、この対戦は2試合合計3-3(3-2、0-1)の引き分けであり、アウェーゴール差で勝敗が決したものだった。2000年代になると、下部組織出身上がりの選手までもアメリカを嫌悪しだし、この時代にはバーラ・ブラーバ(南米特有のサポーター組織)が誕生した。

 

この両チームにそういった経緯があるか?ないか?は、私のようにその時代にメキシコにいなかった人間でも、試合当日の会場全体の空気を吸えばすぐに理解できるくらい違います。

私が2013年春にメキシコへ戻って来て、最初のシーズンのリギージャ(決勝トーナメント)の準々決勝でのPUMASと対戦したのが、アメリカでした。当時アメリカにはクリスティアン・ベニテスというエクアドル代表でメキシコリーグで4回得点王に輝いた、絶対的エースがいました(その後、カタールのクラブへ移籍後、死去)。ホームアンドアウェイで戦ってはじめはPUMASが先制するのですが、必ず最後はベニテスにやられるといった屈辱的な展開で敗退しました。

その後のレギュラーシーズンでこの両チームが対戦した試合は、全て生で観戦しました。翌シーズンは大雨のオリンピックスタジアムで4対1の大敗、翌シーズンはアステカスタジアムでダニエル・ルデーニャによるゴールショーで3対1で圧勝。その後もアステカスタジアムで接戦を制してPUMASが勝利、つい最近のリギージャではホームで勝ちながらアステカで最後に1点入れられ惜しく敗退といった具合です。

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言うまでもなくメキシコ人の彼らには、このダービーマッチが普段の試合と違って特別であることは身体に染みて分かっているということです。

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対アメリカ戦でしか合唱しないチャントも、この日は朝から大合唱します。

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ちなみに、入場料も普段の倍に跳ね上がります。

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アメリカのサポーターとは試合前の平日にセントロ(ダウンタウン)にある教会のミサで鉢合わせて、一悶着あった様子がスポーツニュースでも大々的に取り上げられるくらいヒートアップ。もちろんスタンドは、満員です。

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もちろん、こちらも満員。

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こういう肝心な時に、アントニオはお留守番でした。

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程なくして、キックオフ。

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試合は、因縁の対決らしく一進一退の好ゲーム。

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こちらは、今シーズンからパロマールの我々プルス・サポーター席に来るようになった若い恋人同士、サンディーとダヴィッド。何か微笑ましいです(笑)

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こちらは、いつもクエルナバカというメキシコシティから1時間ほど南にある街から来るヘスス(チューイ)。なかなかイイ奴です。

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今日も、個人的にお気に入りのアウェイ用セカンドユニフォーム。

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実際にお互い放ったシュート数はほぼ同じ、枠内シュートはPUMASの方が僅かに上回り、相手キーパーが良く守ったという結果に。

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試合は後半開始早々にPUMASデフェンス陣の一瞬の隙をついたダリオ・ベネデットによるゴールで、惜しくも敗戦。これでPUMASは3連敗となり、次節ホームでは滅法強いティグレスとの対戦へと向かうのでした。

Goles

UNAMAmérica
  Darío Benedetto (52')