Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

スルガカップ2015静岡国際ユースU-15サッカー大会

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静岡県内の中学生選抜チームと海外クラブが激突する「スルガカップ2015静岡国際ユースU―15(15歳以下)サッカー大会」(県サッカー協会主催、静岡新聞社静岡放送後援)が10月10日から3日間、エコパスタジアムなどで開かれる。東京五輪に向けて中学生世代の強化、育成を目的に海外チームも招待し、初開催する。

 県選抜は清水エスパルスJFAアカデミー福島のほか、サッカークラブ、中学の選手からセレクションを行い、「タイガー」と「ドラゴン」の2チームを編成した。監督はタイガーが久保山由清清水エスパルスジュニアユース(JY)U―15監督、ドラゴンが世登泰二ジュビロ磐田JY監督がそれぞれ務める。

 海外クラブはイトゥアーノFC(ブラジル)、プーマスFC(メキシコ)、チョンブリFC(タイ)の3チーム。イトゥアーノは、サッカーW杯ブラジル大会を機に伊東市と交流が始まったイトゥ市のチームでサンパウロサッカー協会の強豪。プーマスはU―15のメキシコリーグ首位を走る。この3チームに県選抜2チームと名古屋グランパスU―15を合わせた計6チームが参加する。

 メキシコチームを率いて2005年U―17世界大会で優勝したヘスス・ラミレス氏を招いた指導者講習会も期間中に行う。県サッカー協会の竹山勝自専務理事は「東京五輪を視野に、世界と堂々と戦える県内選手を送り出したい」と大会の成果を期待している。

 

 スルガカップ2015静岡国際ユースU―15(15歳以下)サッカー大会(県サッカー協会など主催、静岡新聞社静岡放送後援、特別協賛スルガ銀行)は11日、袋井市エコパスタジアムなどで予選リーグ2試合を行った。

 A組はチョンブリーFC(タイ)がイトゥアーノFC(ブラジル)を4―0で下し、2位となった。2連勝したSJタイガー(県代表)が首位通過を決めている。

 B組はプーマスFC(メキシコ)が名古屋グランパスJY(愛知)を1―0で下し、首位通過を決めた。

 最終日の12日はエコパスタジアムなどで行い、決勝はSJタイガーとプーマスFCとの対戦。SJドラゴン(県代表)は5位決定戦でイトゥアーノFCと戦う。

 ▽予選リーグA組
 チョンブリーFC(タイ) 4(2―0 2―0)0 イトゥアーノFC(ブラジル)

 ▽同B組
 プーマスFC(メキシコ) 1(0―0 1―0)0 名古屋グランパスJY(愛知)

 ▽最終順位
 (1)SJタイガー(静岡)(2)チョンブリーFC(3)イトゥアーノFC  (1)プーマスFC(2)名古屋JY(3)SJドラゴン(静岡)

 

 

 スルガカップ2015静岡国際ユースU―15(15歳以下)サッカー大会(静岡県サッカー協会など主催、静岡新聞社静岡放送後援、特別協賛スルガ銀行)は12日、袋井市エコパスタジアムなどで決勝など3試合を行った。

 決勝はプーマスFC(メキシコ)が2―0でSJタイガー(静岡)を下し、初代王座に輝いた。プーマスは堅い守備からリズムをつくり、少ない好機をものにした。

 3・4位決定戦は名古屋グランパスJY(愛知)が4―1でチョンブリーFC(タイ)を破り、5・6位決定戦はSJドラゴン(静岡)が4―2でイトゥアーノFC(ブラジル)を振り切った。

 ■SJタイガー、堅守崩せず

 県選抜の「SJタイガー」が初代王座を逃した。個人技を生かしサイド攻撃を仕掛けたが、プーマスFC(メキシコ)の守備にはね返された。

 相手の球際の強さに手を焼いた。MF清水(静岡学園中)らがドリブルで中央突破を試みたが、2、3人でつぶされた。シュートもGKの好守に阻まれた。思い通りにならない展開で浮足立ち、前半30分に失点。久保山監督(清水JY)は「優勝したかったが、気迫が違った」と相手をたたえるしかなかった。

 予選リーグ2試合で4得点、2アシストと好調だったFW水野(常葉橘中)は後半早々のミドルシュートを外し、「決めていれば流れを引き込んだのに」と悔やんだ。2020年東京五輪世代の強化などを目的に新設された国際大会。水野は「外国勢と戦ってボールに対する執着心を学んだ。五輪も意識して、来年は国体少年男子のメンバー入りを目指したい」と前を向いた。

 

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