Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

カルロス・ゴンザレスがパラグアイA代表に、フェリペ・モラがチリA代表に招集

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今月2日、パラグアイサッカー連盟が3月22日のペルー戦(於:レッドブル・アリーナ・19時キックオフ)と3月26日のメキシコ戦(於:リーバイス・スタジアム・20時キックオフ)に向けたパラグアイ代表メンバー23人を発表しました。そこには、PUMAS所属のカルロス・ゴンザレスも含まれております。

 

そして本日、チリサッカー連盟が3月22日のメキシコ戦(於:クアルコム・スタジアム・20時15分キックオフ)と3月26日の米国戦(於:BBVAコンパス・スタジアム・19時キックオフ)に向けたチリ代表メンバー24人を発表しました。そこには、PUMAS所属のフェリペ・モラも含まれております。

 

 

 この週はFIFA国際インターナショナルマッチデーとなっており、各カテゴリーのメキシコ代表も試合を予定しております。加えてTOPチームは、3月23日にテキサス州ダラスのコットン・ボウル・スタジアムにおいて、CFパチューカとフレンドリーマッチが予定されています。

 

よって上記2名に加えて、メキシコアンダー22代表に招集されているアラン・モソ、アンダー20代表に招集されているイドゥケル・ドミンゲス、ブライアン・フィゲロア、そしてカルロス・グィテレスの計6名が、この親善試合には不参加ということになりました。

 

この試合は勝ち負けよりもリーグ戦中断の合間にプレー感覚を失わないようにという目的があるので、各代表に招集された選手たちは怪我をしないように無事に戻って来て欲しいものです。

メキシコ杯 2019年後期 準々決勝 UNAM 3-0 Dorados de Sinaloa

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オリンピック・スタジアムは、マラドーナに微笑まず。PUMASが31年ぶりにメキシコ杯準決勝へ進出

 

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PUMASは、準決勝でFCフアレス対CDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスの勝者と対戦予定

 

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1986年W杯メキシコ大会グループ予選で2勝を挙げてから33年後、ディエゴ・マラドーナにオリンピック・スタジアムは再び微笑むことはなかった。PUMASがメキシコ杯準々決勝でドラドス・シナロアに対して3-0と圧勝したからだ。

 

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韓国とブルガリアに勝利したワールドカップのピッチから30年以上経った今、PUMASはそれと同じ年数を掛けて1987年クルス・アスルがスコア合計2-4で破って以来再びメキシコ杯準決勝へ進出した。

 

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前半18分、左サイドからフェリペ・モラがエリア内で待っていたブライアン・フィゲロアへ上げたセンタリングパスを、ルイス・へレスが味方のゴールキーパー:ガスパル・セルヴィオへボールを戻そうとして胸トラップで落としたボールがオウンゴールとなり、PUMASが難無く先制した。

 

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この瞬間から試合は完全にPUMASペースとなり、大量得点を生むこととなった。後半33分には、ブルーノ・マリオ―二監督が理想的なスターティングメンバーとして起用したファン・マヌエル・イトゥルベが、カウンターアタックから抜け出し相手ゴールキーパーとの1対1から追加点を挙げた。

 

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試合終了間際には、フェリペ・モラが放ったシュートを相手ゴールキーパーが弾いてそのままゴールへ吸い込まれ、ダメ押しとなる3点目。こうしてPUMASは、31年ぶりにFCフアレス対CDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスの勝者と準決勝で対戦する事となった。ちなみにPUMASが最後にメキシコ杯で優勝したのは、1974年のことである。

 

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メキシコリーグ2019年後期 第10節 レビュー

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◆パブロ・バレーラのスタメン落ち

試合前日の夕方、翌日の試合に出場しないというツイートを見ました。よく調べていくと、まず金曜日のトレーニング中に筋肉痛を発症。続く土、日はトレーニングに参加せずということで、快方へ向かえば火曜日のメキシコ杯準々決勝対ドラドス・シナロア戦に出場する見込みというものでした。よって最初のツイートでは翌週のカップ戦へ温存?という内容でしたが、実際には負傷のため欠場というのが正しい報道でした。
現チームの主将かつ攻撃陣の切り込み隊長を失ったことで、このリーグ戦第10節は苦戦を強いられるだろうなというのが、試合開始前の正直な感想でした。

 

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◆キックオフ直後の失点、各選手たちが犯したミス。そして、彼ら自身がそれをリカバリー

まず今節のメキシコサッカー1部リーグ・ベストイレブンに選出された、右サイドバックのアラン・モソ。確かにここ数節において目立った活躍をしており、この試合も素晴らしい出来でした。玉に瑕なのはブルーノ・マリオ―二監督も試合後のインタビューで述べていた通り、試合開始から最後まで続けて同じパフォーマンスをできるかどうかだと思います。1分も経たないうちに先制されたプレーの原因は、アラン・モソが自分が本来守るべきポジションから飛び出してしまい、そのリカバリーを後方のセンターバックらが出来なかった点です。

 

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次に、ゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァル。1回目のペナルティーキックは、守備陣のミスから最後フリーになった相手フォワードとの1対1で犯したファールが原因でした。彼は2014年にデビューして以来、これまで10回のペナルティーキックを止めています(今シーズン2度目、昨シーズンは4度)。それでもなおメキシコA代表に招集されないのは、プレーに波があるからだと言われています。事実、昨シーズンのリギージャ(プレーオフ)準決勝2ndレグ、アウェイの対クラブ・アメリカ戦は、酷い内容でした。

 

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最後に、センターバックのアレハンドロ・アリバス。前半に相手ゴールキーパーの拙い飛び出しと空中で競り合って、あわや先制点というシーンがありました。と思いきや、後半早々にペナルティーキックを献上してしまい、追い付くのに四苦八苦させられた原因となりました。しかしながら2点目の起点となったプレーでは、後方から前線にセンタリングパスを供給。自分のミスは、自分でリカバリーした良いプレーだったと思います。

 


  

余談となりますが、この試合PUMASの放った3本シュート全てがゴールポストもしくはバーに嫌われるという何とも運がない内容でした。1本目は後半9分、ペナルティーエリア中央の外からアラン・モソが放ったミドルシュートがゴールバー直撃。2本目は続くプレーでフリーキックを得たヴィクトル・マルコラが放ったシュートがゴール左隅をかすったもの。3本目は後半40分アラン・モソがペナルティーエリア右隅から上げたセンタリングパスをフェリペ・モラがエリア内中央で合わせたヘディングシュートがゴール両サイドポストに続けざまに弾かれたものです。

 

 

◆スターティングメンバー、そしてそれら選手たちの出来

まず、両センターバック。

レギュラーであるアレハンドロ・アリバスがスタートから出場、相方はルイス・キンターナより今のプレーの質から見て上だと感じていたパブロ・ハケス。ルイス・キンターナがベンチのサブメンバー。憶測によれば彼も負傷のためということでしたが、結果的に途中出場をして後半36分、2点目のプレーの起点となる左サイドから逆サイドへ40mくらいのサイドチェンジパスをアラン・モソへ供給するなど、一定の活躍は見せました。

 

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続いて、左サイドバックのヘイソン・アンドレス・アングロ。

コロンビアからメキシコへ来て、最初の週が首都ダービーであった対クラブ・アメリカ戦(ベンチ入りせず)。ブルーノ・マリオ―二監督がテレビ出演した際にインタビューでも語っていた通り、メキシコシティの高地に順応するためには少なくとも2~3週間かかるという言葉通り、この試合がちょうど3週間目。それまでカップ戦で途中出場したり、リーグ戦でも前節からスタメン出場していましたがあまり目立った活躍は出来ず、前半40分に早くもフェリペ・モラと交代。おそらくメキシコサッカー1部リーグのスピードに慣れるまで時間が掛かるのか?もしくは今シーズン唯一の補強選手として加入したものの、期待外れだったのか?のどちらかではないか?と言えるでしょう。

  

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最後に、ファン・マヌエル・イトゥルベとマルティン・ロドリゲス。

前者はそれまでの活躍の場が主にカップ戦であった関係で、第4節アウェイのCFパチューカ戦と前節以外は途中出場していましたが、カップ戦で目立った活躍を続けている関係で今節はスタメン出場ということだったのでしょう。事実、後半19分に追い上げる反撃の狼煙となった1点目をペナルティーエリアの外からミドルシュート一閃。相手ゴールキーパーのファンブルという幸運もありましたが、ようやく古傷が癒えて本来のプレーが出来るようになってきたと考えられます。

 

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後者は今季リーグ戦において、ダヴィッド・パティ―ニョ前監督が指揮を執っていた際にはスタメン出場していたのですが、ブルーノ・マリオ―二監督となった第5節からは途中出場ばかり(メキシコ杯は3週間前の第6節、2週間前の決勝トーナメントベスト16にスタメン出場)しており、ここに来て監督がテレビ出演した際のインタビューで語っていたように、彼の持っている才能を発揮させようとしているのが分かります。

 

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◆まとめ

どうしてもホームゲームで勝ち点3を挙げなければリギージャ(プレーオフ)進出圏内が遠ざかる1戦で勝ち越せなかったのは残念でしたが、試合終了までそれを目指したチームの戦いぶりはある程度評価に値するとは思います。残る試合は次節以外は順位表の上位との対決となり、半分はアウェイゲームなので相当苦戦を強いられると思いますが、最後まで諦めずに戦ってほしいと思います。また本日夕方に行われるメキシコ杯決勝トーナメント準々決勝の対ドラドス・シナロア戦は、昨シーズンディエゴ・マラドーナ監督を迎えて2部リーグのリギージャ(プレーオフ)決勝まで進んだチームだけにホームゲームとはいえそう簡単に勝たせてくれるとは思えませんが、何とか準決勝へ進出して欲しいところです。

メキシコリーグ2019年後期 第10節 UNAM 2-2 Morelia

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PUMASが対CAモナルカス・モレリア戦で辛うじてドローを拾う

 

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PUMASの得点者は、ファン・マヌエル・イトゥルベとフェリペ・モラ

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PUMASは試合開始1分も経たないうちに先制され、幾つかのペナルティーキックを献上した。それにもかかわらず、オリンピック・スタジアムのおける対CAモナルカス・モレリア戦で辛うじてドローを拾った。PUMASの得点者はファン・マヌエル・イトゥルベとフェリペ・モラで、右サイドでコンスタントにセンタリングパスを上げた、アラン・モソがMVPであった。PUMASにとって悪いことは、ここ3試合勝利がないことだ。リギージャ(プレーオフ)進出は、不可能に見えてきた。

 

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時計の針はまだ正午を指したままであった前半16秒、CAモナルカス・モレリアはすでに先制点を挙げていた。ガストン・アドリアン・レスカノはフリーで左サイドを抜け出し、懸命に戻ったパブロ・ハケスのスライディングを交わしてアルフレッド・サルディヴァルから最も離れたゴールポストへボールを送り込んだ。

 

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ブルーノ・マリオ―二監督はスーツの襟を正す間もなく、何人かのサポーターはまだスタジアムに入場すらしていなかった。CAモナルカス・モレリアのハヴィエル・トレンテ新監督は、チームの指揮を執ってから1分も経たないうちにPUMASは追いかける展開となった。メキシコサッカー1部リーグ史上最短の得点とはならなかったが、PUMASにとっては瞬く間に先制点を挙げられた。ピッチに立っていたイレブン、ベンチメンバーの7人そしてコーチ陣が啞然となった。

 

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PUMASは予想だにしなかった先制点を挙げられ、またこの後に翌週火曜日のメキシコ杯準々決勝対ドラドス・シナロア戦、そして金曜日のリーグ戦対プエブラFC戦と6日間で2試合残っているせいか疲れたように見えた。CAモナルカス・モレリアのゴールキーパー:カルロス・セバスティアン・ソサは、PUMASによる幾つかのシュートをセーブした。

 

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前半34分、PUMAS守備陣に新たな失策が生まれる。ミゲル・サンソレスがゴール前でフリーとなり、アルフレッド・サルディヴァルとの1対1で倒される。主審のホルヘ・ペレス・ドゥランはためらうことなくペナルティーキックを宣告したが、レイ・アンデルソン・サンドバルが蹴ったボールはサルディヴァルが難無く止めた。

 

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後半5分、ペナルティーエリア内でアレハンドロ・アリバスがミゲル・サンソレスにファールを犯し、マリオ・ウンベルト・オスーナが蹴ったペナルティーキックをサルディヴァルは止める事が出来なかった。アラン・モソが最も危険な選手となるまで、PUMASはCAモナルカス・モレリアを倒すスペースが見つからないように見えた。

 

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何度にもわたる右サイドからの攻撃に相手守備陣は破られ、カルロス・セバスティアン・ソサのミスによってPUMASは1点を返した。後半19分、ファン・マヌエル・イトゥルベが放ったロングシュートは、CAモナルカス・モレリアのゴールキーパーの前でバウンドし、彼の手をすり抜けていった。

 

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後半28分、アラン・モソが右サイドで相手のボールを奪い返し、ゴール前フリーだったフェリペ・モラへのセンタリングで、ついに同点に追いついた。最後の最後まで、PUMASは逆転を狙った。後半38分にエフライン・ベラルデが2枚目のイエローカードで退場処分、フェリペ・モラのヘディングシュートは惜しくもゴール両サイドのポストに直撃するも、勝利を挙げるまでには至らなかった。

 

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メキシコリーグ2019年後期 今後の展望

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現在第9節まで消化して、今シーズンも残り8節となりました。これまでのチーム成績は、2勝4敗3分けです。シーズンが開幕して第4節の成績が下位チーム相手に2敗2分けということもあって、それまで指揮を執っていたダヴィッド・パティ―ニョ監督が更迭。そして第5節から、現在のブルーノ・マリオ―二監督が就任。初戦でいきなり当時首位を走っていた、CFモンテレイとの対戦。前半25分でセンターバックのルイス・キンターナが一発退場のファール、そのフリーキックで先制されたうえに10人で戦わなければならない展開。しかし後半に同点ゴールを決め、辛うじてホームゲームでドロー。

 

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第6節にアウェイゲームでケレタロFCを2-0で倒し、勢いに乗って迎えた第7節の首都ダービー:昨シーズン王者クラブ・アメリカ戦を1-0で勝利。2シーズン続けてリギージャ(プレーオフ)で大敗を喫していた相手に、溜飲を下げた格好となりました。しかしその後の第8節に今シーズン絶好調のクラブ・レオンにホームゲームで1-3、そして前節の第9節アウェイゲームでロボス・デ・ラ・BAUPに2-1と連敗というのが、ここまでの流れです。

 

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今節第10節ホームゲームで第16位の対モナルカス・モレリア戦、次節第11節アウェイゲームで第10位の対プエブラFC戦と順位表の下位チーム相手ですが、前者は1部リーグ残留争い・後者はリギージャ(プレーオフ)進出圏内間近におり、必死になって向かってくるでしょう。ポイントとなるのはこれまで4敗しているうえに、9得点11失点という数字が示すように守備陣がしっかりと守っていないのが成績にも表れていると思います。

 

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以前から書いているように、現在のチームにおけるウィークポイントは両センターバックです。レギュラーのアレハンドロ・アリバスが負傷がちで毎節出場していないのに加えて、その相棒のルイス・キンターナは27歳の下部組織出身選手。本来であればメキシコA代表への招集や、他チームへの移籍をしていないといけないキャリアです。幸いにも、同じく下部組織出身選手で23歳のパブロ・ハケスが順調に成長しているので、問題が露呈されていないように見えますが、キンターナは今シーズン結果を出さなければ来シーズンは2部リーグへ移籍かキャリアを終えるぐらいの覚悟が必要でしょう。

 

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話をもとに戻します。現在のメキシコサッカー1部リーグ戦は上位3チーム(UANLティグレス、CFモンテレイそしてクラブ・レオン)が頭一つ抜け出しており、それ以降は8チームが勝ち点3以内にひしめく混戦です。PUMASもあと一つ勝てればその争い=リギージャ(プレーオフ)進出圏内である第8位以内に加われるのですが、ここ前2節の連敗でそう出来ない状況です。よってこの後の2節は是が非でも結果を残して、昨シーズンもそうでしたが今シーズンも再びターニングポイントになりそうなホームゲームでの第6位対CDグアダラハラ戦、そしてアウェイゲームで現在首位のUANLティグレス戦を迎えたいという状況です。

メキシコリーグ2019年後期 第10節 プレビュー

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私は首脳陣に、良い結果を出すまでの忍耐を要求しない:ブルーノ・マリオ―二

 

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PUMASの監督に就任して、チームはリーグ戦の成績は2勝2敗1分け。リーグ戦2連敗中で、下部組織出身の若手選手たちを含むチーム改造の途中であるなかで、彼は首脳陣に対して結果を出すまでの忍耐を要求しないと語った。就任して1ヶ月のクラブにおける仕事を擁護される期間は終わり、今は選手たちに就任当初のような幸福感は、もはや同じように選手に影響を与えない。

 

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「多くの若手選手たちがいて、新しいトレーニングの方法となり、新たな戦術で戦うなかで、数々の疑問やミスを生み、彼らが数秒で決定しなければならない状況が発生する。我々は成長途上だ。成長を助ける結果が出て良かったが、1ヶ月半ではそのプロセスは終了しない。監督が交代した後の試合は、得てして良い結果が出るものだ。その後のトレーニングで定着するプロセスは、より時間が掛かる。つまり、忍耐が必要だ。今結果を出すためにそういう状況だという事は分かっているが、首脳陣に対して結果を出すためではなく、選手たちの理解が改善されるためのトレーニングをしていることに対する忍耐をしなければならない。」と、記者会見で語った。

 

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マリオ―二監督指揮のもと、クラブ・アメリカとケレタロFCに対して勝利し、CFモンテレイと引き分けたが、クラブ・レオンとロボス・デ・ラ・BAUPに敗れている。一方でより良い成績を挙げているカップ戦では、対CFアトラス、レオネス・ネグロス、そしてCAイサカテペック戦で3連勝である。


「PUMASのようなクラブに在籍している以上、一般的に正当化すべき場面は非常に少なくあるべきで、選手たち1人1人がプレーをするチャンスを持っている。PUMASのTOPチームは、非常に大きな負荷を持っていると仮定しなければならない。責任があって、我々全員がそれを引き受ける必要がある。 我々が決断を下すとき、出た結果に対して答えなければならない。」と、彼は言った。

 

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そしてメキシコ杯準々決勝の対ドラドス・シナロア戦の試合日変更について分析をしたが、理想的な試合時間が見つからなかったとコメントした。よって日曜日に対モナルカス・モレリア戦、そして翌週の火曜日にドラドス・シナロア戦、そして金曜日に対CFプエブラ戦となった。最後に彼はチーム全員が日曜日の対モナルカス・モレリア戦に出場可能で、右足の筋肉痛を負っているセンターバックのアレハンドロ・アリバスはチームメイトとのトレーニングを始めているものの出否未定であるとのことだ。

 

メキシコリーグ2019年後期 第9節 裏話

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ブルーノ・マリオ―二監督は、PUMASの自信過剰でないことを強調

 

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対ロボス・デ・ラ・BAUP戦の敗北で、PUMASは傷を深く負った。監督であるブルーノ・マリオ―ニは、チームは対クラブ・アメリカ戦の勝利から自信過剰になっていないと述べた。そしてパフォーマンスの面において、この連敗している状況から抜け出すためにハードワークをすると強調した。

「それは、チーム一丸となって取り組まなければならない。対クラブ・アメリカ戦の勝利は我々にとって昨シーズン喫したリギージャ(プレーオフ)における敗戦のイメージから平穏さを取り戻すことができたが、今日チームが示したのはその自信過剰によるものではない。悪い内容の試合をしないように、我々はハードワークを続けていく。今日は相手チームの出来が、我々を大きく上回った。」と、言った。

 

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対ロボス・デ・ラ・BAUP戦の試合におけるバランスについて質問をされた時、今日は全ての面においてミスを犯し、最初から最後まで悪い試合をした日であったと答えた。

「試合において、明確さを欠いた。多くのパスをミスして、悪い決断をした。それらが、攻撃面における力強さを欠く影響を与えた。試合を分析して、もう一度見直す。それは、たった10分で終わるものではない。負けるということは、常に痛みを伴う。」と、語った。

 

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彼はチームが移行しているステップにいることを、指摘することを忘れなかった。チーム全体を変えるのは手品のようにたった数日で変えたり、たどり着くことは誰も出来ないので、少しずつパフォーマンスが良くなっていると述べた。

「チームは変化するプロセスにあり、期待する機能を得るのは容易ではない。今、チームは連敗中だ。これは、チームの成長する一部だ。敗戦は成長する事に役立ち、手助けする。歓迎すべきではないが、進化するのに役立つ。」と、主張した。

 

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リギージャ(プレーオフ)進出圏内に入りたい

 

PUMASにとってリギージャ(プレーオフ)進出圏内に入るのは困難に見えるが、ブルーノ・マリオ―二監督は彼の信念は失わずポジティブに捉えた。そして、PUMASは順位表の第8位以内に入りたいと述べた。

「我々にとってリギージャ(プレーオフ)進出圏内に入るのは非常に重要で、クラブにとってそれに相応しい。明日から、今まで同様のモチベーションでトレーニングをする。毎日良いサッカーをすることを考えて改善する。就任して4節消化し、多くの得点を生んできた。唯一この連敗から脱出する方法は、常にハードワークによってだ。」と、締め括った。

PUMASは今週休むことなく、今日からリーグ戦の次節(オリンピック・スタジアムでモナルカス・モレリアを迎え撃つ)まで悪い流れを断ち切るべく、ハードワークをする。

 

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今回も、サポート仲間たちと車を乗り合いで遠征しました。 まずは、約130km先にある目的地であるプエブラ州へ向かう国道1500号線にある地下鉄9号線のプエブラ駅に朝8時半に集合。

 

 

今回は何と、メルセデス製の12名乗りバンタイプでした。

 

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いつものように、国道沿いにあるサービスエリアで食事。

 

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後で聞いた話では、前回パチューカへ行った際に食べたバルバコアで食あたりをした仲間がいたらしいです。どうやら原因は、自分は食べなかったコンソメスープだったようです。今回は、ケサディージャを食べました。

 

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さてこの試合のチケットは、サポーター代表のアルトゥーロがPUMASの宿泊先であるホテルで受け取るということであったので、マリオット・プエブラ・ホテル・メソン・デル・アンヘルまで移動。中を覗いたところ、選手たちの姿はありませんでした。そこで外へ戻ってみると、1人だけブライアン・フィゲロアがサポーターと一緒に写真撮影をしていたので、便乗(笑

 

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そして、試合会場であるオリンピック・スタジアムへ。収容人数22000人という規模なのでそんなに大きくありませんが、テレビ中継で見ると大きく見えるので実際に行ってみて良かったです。ちなみにこの試合の観客数は約10000人でしたので、半分ほどが埋まったという感じでした。

 

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思いがけず、サポータ仲間のArmanさん(右側)に数年ぶりに出会いました。聞けば、数年前からプエブラに移住したそうです。自分が3年前に日本へ帰国したときに「もう二度とメキシコには、戻ってこないと思った。」らしいです。実際にそう言うサポーター仲間は、もの凄く多いです。自分も当時は、そう思いました。今回プエブラへ遠征してみて、なぜ自分が再びメキシコへ戻ってきたのか?がハッキリした気がしました。

メキシコリーグ2019年後期 第9節 Lobos BUAP 2-1 Pumas

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10人のCFロボス・デ・ラ・BAUPが、PUMASを制し降格争いから一歩抜け出す

 

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CFロボス・デ・ラ・BAUPがPUMAS相手に素晴らしい試合をし、10人で2-1で倒す。2019年後期ステージ第9節の試合で、降格争いから一歩抜け出す

 

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前節昨シーズンのリーグ王者:クラブ・アメリカ相手に大量失点した後に、傷ついていたファン・フランシスコ・パレンシア率いるチームが、この日曜日にホームで会心の勝利で勝ち点で上回るクラブ・アメリカと同じ勝ち点13に到達した。一方のPUMASは、連敗で順位表第15位の勝ち点9のままとなった。

 

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気温28度という気候の中、ロボス・デ・ラ・BAUPとPUMASとの対戦がすがすがしい風を吹き込んだ。得点チャンスが少なかった試合を制したホームチームは、これまでの同じカードで初めてPUMAS相手に勝利を収めた。勝ち星街道に再び戻りたい両チームが繰り広げた第9節の試合は、ホームチームの執念が相手をより上回った。PUMASはファン・マヌエル・イトゥルベ(途中、フェリペ・モラと交代)とカルロス・ゴンザレスという2TOPを出場させたにも関わらず、カウンターアタックを狙うだけでラインを押し上げることをしなかった。

 

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試合開始早々の前半13分、ロボス・デ・ラ・BAUPは得点チャンスを得たがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるレビューと主審:ホルヘ・イサック・ロハスによって、マウロ・ライネスが左サイドから上げたセンタリングはミチャエル・チリノスが決めたシュートはオフサイドの判定でノーゴールとなった。その3分後にカルロス・ゴンザレスが掴んだ得点チャンスは、レイトン・ヒメネスによってクリアされた。


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ロボス・デ・ラ・BAUPは相手チームにプレッシャーを掛けて、それ以上のプレーをすることを許さなかった。そして前半20分、先制点を挙げる。PUMAS陣内から上げたハーフラインを超えるボールを奪ったディフェンダーが、反対に相手陣内へ蹴ったボールをルイス・ダ・シルバがそのままドリブルで突破し、ペナルティーエリアの外から放ったシュートが決まってゴール。危険を冒しながらも、より良いプレーをしていたチームがリードを奪った。

 

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しかし、前半終了間際に、ロボス・デ・ラ・BAUPは10人となってしまう。前半44分、ファン・マヌエル・イトゥルベがフリーで抜け出し相手ゴールに迫ったが、レイトン・ヒメネスがそれを倒してしまい、一発レッドカードを受け退場処分に。しかし数的不利にもかかわらず、ピッチでとても良くチームを再編成することに成功。それ以上ボールを支配されることなく、よりカウンターアタックを狙う戦術に徹底し、マウロ・ライネス、ルイス・ダ・シルバそしてブライアン・ラベージョといった選手たちのスピードを生かした。

 

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1人多いPUMASは上手く試合を組み立てられず、クリアボールを失ったり深刻なエラーを犯すことになる。そしてこれらのプレーによって、ホームチームは危険な場面を避けられた。後半15分、マウロ・ライネスは右サイドから抜け出し、ペナルティーエリアの外におけるPUMAS守備陣の緩いマークから、左脚一閃から素晴らしいシュートで追加点を挙げた。PUMASは2点追う展開で、リスクを冒すべきであった。ブルーノ・マリオ―二監督は、後半18分にサイドバックのヘイソン・アングロを下げフェリペ・モラを投入。ここから、PUMASは闘志を剥き出しにするようになった。

 

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前半には見せなかったプレーを始め、2点を追いかけた。ファン・マヌエル・イトゥルベ、パブロ・バレーラそしてアラン・モソらが相手ゴールを目指し、ロボス・デ・ラ・BAUPを後退させた。後半40分、アラン・モソのセンタリングからカルロス・ゴンザレスが放ったヘディングシュートは、僅かに方向が逸れた。ゴールを狙って上げたセンタリングを、ファン・マヌエル・イトゥルベが放ったシュートは、相手ゴールキーパー:アントニオ・ロドリゲスの正面を突いた。

 

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後半42分、カルロス・ゴンザレスが反転シュートボールは同じくキーパーがセーブ。ルイス・ダ・シルバはカウンターアタックからあわや3点目というシュートを放ったが、ボールはゴールポストをかすめていった。ロスタイムに入って、ようやくショートコーナーからアラン・モソが蹴ったボールをカルロス・ゴンザレスがヘディングで押し込み2-1としたが、結局PUMASは相手を制せないまま試合は終了した。

 

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3月度の予定について

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さて、3月のスタジアムにおいて観戦する予定です。

リーグ戦第9節 3月3日(日)午後4時キックオフ 対ロボス・デ・ラ・BUAP戦(プエブラ自治大学オリンピック・スタジアム)

 

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リーグ戦第10節 3月10日(日)正午キックオフ 対CAモナルカス・モレリア戦(オリンピック・スタジアム)

 

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カップ戦決勝トーナメント・準々決勝 3月12日(火)午後7時キックオフ 対ドラドス・シナロア戦(オリンピック・スタジアム)

 

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リーグ戦第11節 3月15日(金)午後9時キックオフ 対CFプエブラ(クアウテモク・スタジアム)

 

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リーグ戦第12節 3月31日(日)正午キックオフ 対CDグアダラハラ戦(オリンピック・スタジアム)

※1~3月はメキシコ杯があるため、ダブルヘッダー週があります。

 

今シーズンのリーグ戦も第8節まで消化し、折り返し地点を通過しています。

これまでの対戦相手は比較的順位表の上位チームが多かったですが、今月は下位の降格争いを繰り広げているようなチームが中心となります。ここで如何に勝ち点を積み重ねて、4月以降の再び強豪チームとの対戦前にリギージャ(プレーオフ)進出圏内まで駒を進めたいところです。

 

個人的な目標としている、2019年後期ステージ全17節スタジアムで生観戦というものは、順調に消化しています。加えてこれまでメキシコサッカー1部リーグのスタジアムを全場制覇という目標も、今月のアウェイゲーム2試合で残りあと1つ(来シーズンの開幕戦であろう、ベラクルス)というところまで行けそうです。体調を崩したりしないように、慎重に進めていきたいと思います。

メキシコ杯 2019年後期 ラウンド16 UNAM 3-0 Atlético Zacatepec

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ファン・マヌエル・イトゥルベの手によって、PUMASは準々決勝でディエゴ・マラドーナ率いるドラドス・シナロアと対戦へ

 

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準々決勝は、2週間後に行われる予定

 

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実に見事なファンマヌエル・イトゥルベが引っ張ったPUMASは、CAイサカテペックに対して3-0の勝利を収め、ディエゴ・マラドーナ率いるドラドス・シナロアとの対戦となる準々決勝へ進出した。

 

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PUMASはリーグ戦における対クラブ・レオンの敗戦を乗り越え、この夜オリンピック・スタジアムのピッチにおいて新たにCAイサカテペックを倒し、準々決勝への進出を決めた。

 

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前半41分、PUMASはマルティン・ロドリゲスによる右サイドからのセンタリングを受けたファン・マヌエル・イトゥルベが、ワントラップしてすかさず打ったシュートが決まって先制した。

 

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前半44分、CAイサカテペックのディフェンダー:ロドルフォ・サリナスが放ったヘディングシュートは、PUMASのゴールキーパー:ミゲル・フラガが辛うじて逸らして、ゴール脇をすり抜けていった。

 

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しかしその3分後、ファン・マヌエル・イトゥルベが追加点を挙げる。カウンターアタックからスペースを利用して、ペナルティーエリアの外からクロスシュート。これが見事なコースを突いて、2-0とした。

 

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PUMASはそのまま試合を支配し、少し引いた格好となった。そして、更なる追加点を狙っていた。後半21分、ファン・マヌエル・イトゥルベから左サイドでボールを受けたマルティン・ロドリゲスが試合を決める3点目をマーク。準々決勝への進出を確定させた。

 

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そして今、PUMASはオリンピック・スタジアムでディエゴ・マラドーナ率いるドラドス・シナロアを迎え撃つ。彼は30年以上前の1986年メキシコワールドカップ・グループリーグでプレーをした以来のオリンピック・スタジアムへの登場となる。

 

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ブルーノ・マリオ―二監督は再び良い流れを回復し、メキシコ杯における3連勝とリーグ戦における2勝1敗1分けという成績を残すことになった。

 

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