グアダラハラでのアウェイゲームを挟んで、ホームのオリンピックスタジアムへ戻って来ました。アウェイは、いろいろな意味で心細いものです。いつもの仲間たちは同じ座席にいなかったり、心無い罵声を浴びせられたり(苦笑)やっぱり、ホームが1番です。
そして、それはサポーターのみんなにとっても全く同じようです。
ちなみにこの手を挙げているアントニオはスタジアム近くの食料品スーパーで働いていたのですが、今年から彼女の家族が住んでいるベラクルスへ移住することになりました。自分と同じように、オリンピックスタジアムまで高速バスで5〜6時間かけて観戦しています。個人的には、パロマールにアントニオがいないのは非常に不満です。なぜならば彼がラ・プルスのムードメーカーであり、精神的な支柱であるからです。
よって、これからは相棒であるマルコがその役割を担うことになります。リーダーはサポーターによる応援を鼓舞するだけの存在ではありません。ブラスバンドの演奏や士気を高めたりすることも、その重要な役割のひとつです。
さて、今日の対戦相手は・・・・
デポルティボ・トルーカFC(スペイン語: Deportivo Toluca Fútbol Club)は、メキシコ中央部、メヒコ州の州都トルーカに本拠地を置くプロサッカークラブである。現在はメキシコプロサッカーリーグの1部に所属している。
1968年と2003年の2回、CONCACAFチャンピオンズカップで優勝し、北中米王者になった。2003年はベスト4すべてをメキシコのクラブが占めた。準決勝でクラブ・アメリカ、決勝でモナルカス・モレリアを破って優勝した。準決勝のクラブ・アメリカ戦はホームで1-4の大差で敗れる苦しい試合だったが、アウェーでは4-0で勝利し、大逆転を引き起こした。
国内タイトル
- リーグ 10回
- 1966-67, 1967-68, 1974-75, Verano 1998, Verano 1999, Verano 2000, Apertura 2002, Apertura 2005, Apertura 2008, Bicentenario 2010
- カップ 2回
- 1955-56, 1988-89
国際タイトル
- CONCACAFチャンピオンズカップ 2回
- 1968, 2003
という訳で、かなりの強豪チームです。
アントニオらサポーターの応援にも、力が入ります。
トルーカのサポーター席は、まばらな感じ。
程なくして、選手入場。
今日は、相手チームのユニフォームカラーとの対比を分かりやすくするためか?ホーム用セカンドユニフォーム。
試合は、開始早々今シーズンから加入したヘラルド・アルコバが先制点。続けて、エースストライカーのイスマエル・ソーサが追加点を挙げて、完全にプーマスのペース。
後半開始後にトルーカのカルロス・エスキベルが1点を返してからは、一進一退の様子でしたが、再びイスマエル・ソーサが追加点を決め主導権を奪い返し、終了間近にエドガー・ベニテスのゴールによる追い上げを交わして見事勝利を収めました。
今日は主将であるダリオ・ベロンの通算400試合出場であったので、華を添える形になりました。
ちなみに、自分の誕生日祝いも・・・本来はもっと手荒い儀式なのですが、昨年秋に誕生日でもないのにサポーター歓迎の意味で洗礼を受けた際に怪我をしてしまったので、今回は特別に手加減してもらいました(笑)
こんな明るい仲間たちですが、お互い困ったときには助け合う人情味溢れる一面もある、自分にとってはかけがえの無い家族みたいな存在です。