今シーズンが始まる際に全17節を生で観戦するという目標を立てたものの、大変残念ながらこの第10節で途絶えることに・・・またPUMASがリーグ優勝できるくらい強くなった暁には、再びチャレンジしたいと思います。
最北端のティファナ戦と対照的に、今節は最南端のチアパス戦。一番移動が大変でした。高速バスで6時間かけてメキシコシティへ、そこから更に10時間かけてトゥストラ・グティエレスまで・・・この時期にちょうど3連休中があったので、あえてチャレンジしました。
今節の対戦相手は・・・・
チアパスFC(スペイン語: Chiapas Fútbol Club)は、メキシコ・チアパス州・トゥストラ・グティエレスに本拠地を置くサッカークラブである。リーガMX(1部)に所属している。エスタディオ・ビクトル・マヌエル・レイナをホームスタジアムとしている。実質的には2002年に設立されたCFハグアレス・デ・チアパスが前身クラブであり、2013年にチアパスFCとなった。
実はPUMASはこのチアパスとカップ戦(メキシコカップ=1部・2部の計24チームが6つのグループに分かれ、ホームアンドアウェイで戦い各グループ1位と最も優秀な成績の2位×2チームでトーナメント方式で争う)で同じグループで、2試合とも3ゴール以上喫した大敗だったことに加えて、チアパスはこの1年間ホームで無敗という記録を更新し続けていたため、何としてもカップ戦のリベンジをと意気込んで臨みました。
このスタジアムはメキシコ代表の公式戦でも使用される本格的な施設なのですが、やはりティファナの時同様テレビ中継で見ていたイメージと全く違いました。
キックオフ時間より少し遅刻して入場したこともあって、スタンドに座席が空いていないくらい超満員で仕方なく立ち見で。
しかし却ってそれが結果オーライというか、グラウンドのピッチと同じ視線で見れてなおかつ近い!
印象深く残ったのは、サッカー1部リーグともあるとひとつひとつのプレースピードがメチャクチャ速い!ということでした。ボールを持っていない選手の動きも、ハンパなく速かったです。
試合は前半早々に相手ボールをインターセプトしたPUMASデフェンダーが、前線に縦パス1本でちょうどフリーになっていたエース・ストライカーのイスマエル・ソーサへ。キーパーとの1対1を制して見事先制ゴール。
その後も終始ゲームを支配し続けて、ダヴィッド・カブレラが先シーズン以来になる久しぶりのゴールを決め、安心して最後まで観戦を楽しませてくれました。
思い返せばあの第5節からの4連敗をせめて半分引き分けて1つでも勝ちを拾っておけば、十分リギージャ(決勝トーナメント)圏内の8位以内を確保出来たシーズンでした。加えて今シーズンはメキシコサッカー1部リーグが始まって以来の大混戦だったこともありました。下記は、全17節終了時点でのレギュラーシーズン順位表です。
1位 勝ち点29 ティグレス
2位 勝ち点29 アメリカ
3位 勝ち点28 ヴェラクルス
4位 勝ち点28 アトラス
5位 勝ち点26 グアダラハラ
6位 勝ち点26 ケレタロ(リーグ準優勝)
7位 勝ち点25 パチューカ
8位 勝ち点25 サントス(リーグ優勝)
ここまでが、リギージャ進出
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9位 勝ち点25 クルスアズル
10位 勝ち点24 トルーカ
11位 勝ち点24 ティフアナ
12位 勝ち点24 モンテレイ
13位 勝ち点22 UNAM
14位 勝ち点20 パチューカ