はじめに本日8月9日は、今から34年前にPUMASが2度目のリーグ優勝を果たした記念日です。4−1でクルス・アスルを倒し、得点者にはかのウーゴ・サンチェスや、今現在はティグレスの監督を務めるリカルド・フェレッティが名を連ねています。
メキシコシティから大挙遠征したサポーター。
スタメンは、ご覧の通り。
ユニフォームは、ファースト。
前半12分
ピッチ中央左からハヴィエル・コルテスが、ペナルティエリア左真ん中のエドワルド・エレラへセンタリング。抜け出して、キーパー右下へシュートもパンチングで防がれる。
前半17分
左サイドからフィデル・マルティネスが、エリア中央のエレラへセンタリング。ヘディングも、バーの上へ外れる。
前半18分
全体的に少し受けに回っていたプエブラがペナルティエリア外からボールを放り込んで、ヘディングで落としたところを相手エースのアルスティサへ。シュートへ持ち込もうとするところを、カルロス・ヴァンランキンがジャージを引っ張るも、ファール無し。
前半22分
ルイス・ガブリエルレイからのスルーパスに反応したアルスティサがフリーでシュート。ピコリンが左足でナイスブロック。続くミドルシュートも、パンチングで防ぐ。
PUMASは全体的に中盤から前線にかけて、よくプレスが掛かっている。時折、MFとFW間の連携プレーも良い感じ。両手CBも、よく未然に相手チャンスを処理している。
前半33分
右サイドからのフリーキック。フィデルが直接ゴールを狙うも、バーをかすめる。今日の左コーナーキックは全てフィデルだったが、ほとんど高いボールを蹴っていた。
前半35分
センターサークル付近中央左から、ルイス・フエンテスがセンタリング。ペナルティエリア左にいたエレラがオーバーヘッド気味に中央のマティアス・ブリトスへ。右サイドでフリーになっていたフィデルへ叩いてループ気味にヘディングシュート。ゴール左奥へ。フィデル、初ゴール。
前半43分
左サイドを抜け出したブリトスがゴールラインでワンフェイクで切り返して、中央で待っていたエレラへ。シュートするも、明らかなミスでゴールならず。
前半ロスタイム
既にレフェリーに対するクレームで1枚イエローを貰っていたエレラが、相手陣内右サイドクオーターで相手に強烈なタックル。ほぼイエローだったが、カード無し。フリーキックからヘディングで落としたボールをピコリンが弾いたこぼれ玉にフラヴィオ・サントスが押し込み、勿体無い失点で追い付かれる。
後半7分
右サイドをパスインターセプトしてそのまま駆け上がったヘラルド・アルコバに、ガブリエルレイがタックルしてイエロー。フリーキックをフィデルが左足で蹴ったボールを、前節トルーカ戦のリプレイを見ているかのようなブリトスが再び背面ヘディングシュートで、ゴール左隅へ。見事に逆転。
後半16分
右サイドでチャンスを作ったプエブラが、センタリング。中央にいたガブリエルレイにアルコバとイスマエル・カストロがマークに付くも、ヘディングで競り負けて再び同点。
後半18分
エレラに代えてダヴィッド・カブレラを投入。
後半21分
フィデルを下げて、ダンテ・ロペスを。
この辺りから、PUMASがそれまでより少し引き気味に。
後半36分
プエブラが右サイドで得たフリーキックから、ペナルティエリア中央へセンタリング。ヴァンランキンがヘディングでクリアしたボールを、エリア外中央からクリスチャン・ベルムーデスが左足でボレーシュート。ゴール右隅へ決まる、ゴラッソ。遂に、プエブラが逆転。
後半37分
ブリトスに代えて、ダニエル・ルドゥェーニャ。
PUMASの選手交代は、全てプエブラの得点直後(厳密に言えば、既に交代しようと待機しているタイミング)という、間の悪さ。そのまま、タイムアップ。
試合終了後にブリトスとカブレラが味方同士なのに、一触即発の言い合いに。後味が悪いと同時に今週から始まるダブルヘッダーに向けて、先行き不安な感じで終わった。