PUMASは、ホームの対モナルカス・モレリア戦で何とか勝ち点1を挙げる
アウェイで初の勝ち星を挙げた後で、PUMASはホームにおける最終節前の対モナルカス・モレリア戦で1-1で引き分けたことで、2016年前期ステージのリギージャ(プレーオフ)進出を決めることが出来なかった。
PUMASは攻撃の主導権を握るだろうと思われたが、前半1分パブロ・バレラのペナルティエリア内でのシュートはゴールポストを掠めた。モナルカス・モレリアによるお返しはサイドからだった。前半10分、ミゲル・サンソレスからのスルーパスを受けたラウル・ルイディアスがペナルティエリアに入って撃ったシュートは、アレハンドロ・パラシオスの右脇を抜けて先制点となった。
前半32分、左サイドにいたヘスス・ガジャルドへのスルーパスから放ったシュートはゴールポスト右に直撃し、PUMASは絶好の引き分けのチャンスを失った。
後半に入ってもモナルカス・モレリアの守備陣はPUMASの攻撃をよく耐えていたが、26分パブロ・バレラのセンタリングをエリア内で受けたサンティアゴ・パラシオスが反転しシュートを放ち、引き分けに持ち込まれた。
モナルカス・モレリアのヒーローはキーパー:フェリペ・ロドリゲスだった。後半34分にパブロ・バレラのセンタリングをヘディングしたマティアス・ブリトスだったが、体全体で止めに行きボールをゴールバー上へ弾いた。
39分にはホルヘ・サラテが対角線のパスを受けてシュートを放ったが、アブラハム・ゴンザレスがこれを止めに行きあわやオウンゴールという、PUMASが敗北するピンチを救われた。
逆に同じアブラハム・ゴンザレスがロスタイムに子供のような真似をして、クレームによる最初の警告とその後サイド脇で犯したファールによって2枚目のイエローをもらい退場処分となった。
しかしながらこの勝ち点1を足して24となったPUMASはリギージャ(プレーオフ)進出圏内を維持し、再来週の日曜日にアウェイでプエブラを訪れる。モナルカス・モレリアは勝ち点20のまま最終節にモンテレイを倒さなければならず、さらにその他チームの結果を待ってリギージャ(プレーオフ)進出を賭ける。
スタメン:
PUMAS:1-アレハンドロ・パラシオス、2-ホセカルロス・ヴァンランキン、3-ヘラルド・アルコバ、4-ダリオ・ヴェロン、5-ルイス・フエンテス、6-ケヴィン・エスカミージャ(後半23分、15-エドワルド・エレラ)、10-アブラハム・ゴンザレス、8-パブロ・バレラ、17-ヘスス・ガジャルド、9-フィデル・マルティネス(後半1分、24-サンティアゴ・パラシオス)、20-マティアス・ブリトス、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア
モレリア:1-カルロス・ロドリゲス、2-エンリケ・ペレス、15-セバスティアン・ヴェガス、17-エマヌエル・レシュボル、3-アントニオ・オルヴェラ、8-ファン・パブロ・ロドリゲス、19-ディエゴ・ヴァルデス(後半17分、11-ホルヘ・サラテ)、20-ロドリゴ・ミジャル(後半28分、カルロス・モラレス)、23-ジェフェルソン・クエロ、27-ミゲル・サンソレス(後半1分、ダヴィッド・カブレラ)9-ラウル・ルイディアス、監督:ロベルト・エルナンデス
主審:ホルヘ・イサック・ロハス、副審:ホセ・ルイス・カマルゴ、アレハンドロ・アジャラ、第4審:エドワルド・ガルヴァン
警告:
PUMAS 後半28分 ルイス・フエンテス、39分 ヘラルド・アルコバ、46分 アブラハム・ゴンザレス、47分 アレハンドロ・パラシオス
モレリア 後半36分 セバスティアン・ヴェガス、44分 カルロス・ロドリゲス
退場:
PUMAS 後半47分 アブラハム・ゴンザレス