今回サポーターを取り仕切っている女の子から、クラブのアカデミーで女子リーグの試合があるから見に行かない?と誘われたので、潜入して来ました。2年前からプロリーグが発足したというのはクラブの広報記事などの読んでいましたが、あまり興味が無かったので突っ込んだ知識はありませんでした。聞くところによると、やはりCDグアダラハラやクラブ・アメリカは優秀な選手たちが多く代表にも選出されているようですが、まだスポンサーなどがいないためその他のチーム選手たちは、仕事をしながら二足の草鞋のようです。
住宅街に隣接した広大な敷地内にアカデミーはあります。地理的に言うと、アステカ・スタジアムの隣町のような感じ。以前まではオリンピック・スタジアムのある大学都市内に練習グラウンドが何面かあったのですが、それでは手狭だったようでこのようなスケールのアカデミーとなったようです。
坑道のような長いトンネルを抜けると、そのグラウンドがありました。サポーターの責任者によると、このグラウンドは主にユースや女子リーグが使用するもので、さらに下のほうへ行くとTOPチームが使用するグラウンドが別にあるほか、レアルマドリードのアカデミーみたいなトレーニングジムや酸素補給装置などの最新設備が整っているそうです、
サポーターが陣取るスタンドは、グラウンドからすぐ傍にあります。またテレビ中継などの報道陣は、その真下にいました。試合前に整列してイムノ(応援歌)斉唱をしてから、相手チームおよび審判団と共に入場するのは、男子1部リーグなどと同じ。
ホームゲームのキックオフは、土曜日の正午のようです。試合は3-0とPUMASが勝利しました。ちなみに午前中にトレーニングをしていた男子TOPチーム選手たちは、グラウンドのスタンド正面に陣取って観戦していました。