Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年グリッタ前期ステージ 第17節 レビュー

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アンドレス・リリーニ監督は、クルス・アスルに対する勝利を認めていない

 

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PUMASは、レペチャヘ進出を達成した。ロベルト・アルバラードのハットトリックで前半を3-1で折り返した時には、完全に敗北したかのように見えた。後半に入ってファビオ・アルバレスとジオゴ・デ・オリヴェイラによる得点で大逆転裁判を収めて、最後の最後で2021年前期ステージのレペチャヘ進出を果たした。アンドレス・リリーニ監督にとって選手たちが勝ち取った勝利であり、自身はその手助けをしたに過ぎないと捉えている。

「選手たちを呼んで、我々コーチ陣が行う予定の調整について話した。大したことではく、それを達成することを信じていると言った。サッカーとは特に関係の無いことであって、私自身のためではなかった。行なった変化は正しかったが、それはPUMASの選手が持っている才能と闘志によるものだ。毎日起こるようなことではないとは分かっている。レペチャヘでは、修正しなければならない。明日の朝刊を読んで話すことは容易いが、私自身が称賛されるべきではない。」と、コメントした。

 

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大逆転勝利を収めたにもかかわらず、アンドレス・リリーニ監督は今シーズン最初の目標を最終節になって漸くやっと達成して、それが少なくともプレシーズンに描いたような方法ではなかったことを明確にした。レペチャヘにおける対デポルティーボ・トルーカ戦で勝利を収めるには、チームが多くの改善しなければならないことを認めた

「我々は、目標としてリギージャ(プレーオフ)進出を掲げた。対戦したクルス・アスルという昨シーズン王者に勝利をしたことは、非常に大きな幸福感であることだと思う。ディフェンス陣の力が低いため、改善したいと考えている。今日、チームは完全に敗北したかのように見えた。この集団は1年半もの間、私を信じてくれている。私の職責は選手たちをより良くすることであるが、選手たちはこのクラブが持っている愛と不可解な歴史に残る独自のかつ独特の文化的特徴の何かを持っている。」と、指摘した。

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さらにこの大逆転の一角を担った、ジオゴ・デ・オリヴェイラについて話した。今日ピッチ上で発揮したものを引き出せるように、常にコミュニケーションを維持したことを明らかにした。そしてこの2得点が与えた幸福と、対クルス・アスル戦の大逆転勝利を掴むために彼が得たサポートを隠さなかった。

「私が主張したいのは、彼は非常に困難なサッカーリーグへ新補強選手として遅れてチームに合流をして、困難な状況下であったということだ。彼にはたくさんファイトしてもらわなければならないと言った。得点王がゴールを決めなければ、その後チームに存在することが出来なくなる。彼は学びたいと思ってブラジルからメキシコに来ており、これはまだ始まったばかりでほんの小さな一歩だと伝えた。」と、締め括った。