Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2023年前期ステージ 選手紹介(DF編)

 

1.フリオ・ゴンザレス(正ゴールキーパー)

身長:182cm 体重:80.7kg

1991年4月23日生まれ(32歳)

デビュー:2014年4月19日

経歴:2007~2017年サントス・ラグーナ、2017~2018年タンピコ・マデロFC(2部リーグ)、2019年CDティブローネス・ロホス・デ・ベラクルス、CDプラビアーノ(スペイン3部リーグ)、2020年~PUMAS

タイトル:2012年後期ステージ、2014年前期ステージ・メキシコ杯、2015年後期ステージ、2014〜2015年・年間王者決定戦(すべてサントス・ラグーナ)

メキシコ代表歴:2011年アンダー20ワールドカップ

サントス・ラグーナ下部組織出身。近年の黄金時代を経験、さらにはスペイン3部リーグにも在籍したキャリアを持つ。PUMASに加入した2020年ガーディアンズ時が初めてのシーズンであったが、正ゴールキーパー:アルフレード・タラベラが守っていた守護神の座をリギージャ(プレーオフ)準決勝までしっかりと守り、その存在をアピールした。そしてアルフレード・タラベラが移籍して、正ゴールキーパーとして迎えた2021年グリッタ前期ステージであったが、残念ながら期待されたパフォーマンスを発揮することなく、2023年後期ステージには再び第2(ベンチ控え)ゴールキーパーとして臨んだ。レギュラーポジションにいた正ゴールキーパーらが去り、今シーズンこそは鉄壁の守りを見せてもらいたい。

 

 

2:パブロ・ベネべンド(右サイドバック)

身長:177cm 体重:65kg

2000年1月3日生まれ(23歳)

デビュー:2021年7日25日(PUMAS)

経歴: 2021年~2022年、2022年~現在(PUMAS、20試合無得点)、2021~2022年(Pumasタバスコ、30試合1得点)

メキシコシティ生まれ、下部組織出身。右サイドバック、または左サイドバックとしてプレーする。2021年~2022年には、Pumasタバスコ(2部リーグ)にレンタル移籍をするも、2022年には再びTOPチームへ復帰。現在に至る。2シーズン前の第2節から本格的にTOPチームでプレーをするようになったが、最初はミスばかりして1試合ぐらいは出来が良い試合も中にはあったが、やはり一線級の対戦相手との試合では全く歯が立たない感じ。2022年グリッタ前期ステージから、漸く本来の守備が出来るようになった。今シーズンは更なる飛躍を期待している。

 

 

3:ホセ・ガリンド(センターバック)

身長:179cm 体重:71kg

1998年1月13日生まれ(25歳)

デビュー:2021年7日25日(PUMAS)

経歴: 2018年~2020年、2022年~現在(PUMAS、29試合無得点)、2020~2022年(Pumasタバスコ、34試合1得点)

メキシコシティ生まれ、下部組織出身。センターバック、右サイドバック、または守備的ミッドフィールダーとしてプレーする。2020年~2021年には、Pumasタバスコ(2部リーグ)にレンタル移籍をするも、2022年には再びTOPチームへ復帰。現在に至る。2021年グリッタ前期ステージから1部リーグの試合に起用されるようになったものの、2部リーグから昇級したばかりで1部リーグやCONCACAFチャンピオンズリーグ決勝などでは、MLSのTOPチームのスピードに付いていけない試合が目立った。 3シーズン前に再び起用された試合でも、相手フォワード陣に安易に交わされる場面が目立った。センターバック2枚が刷新された今シーズンは、控えとしてどれだけ出場機会が与えられるか?

 

 

4:リサンドロ・マガジャン(センターバック)

身長:185cm 体重:80kg

1993年9月27日生まれ(29歳)

国籍:アルゼンチン、イタリア

デビュー:2010年8日16日(クラブ・デ・ヒムナシア・イ・エスグリマ・ラ・プラタ)

経歴: 2010~2012年クラブ・デ・ヒムナシア・イ・エスグリマ・ラ・プラタ(28試合無得点)、2012~2019年ボカ・ジュニアーズ(82試合3得点)、2013~2014年CAロサリオ・セントラル(11試合無得点)、2016年デフェンサ・イ・フスティシア(共にアルゼンチンサッカー1部リーグ、17試合1得点)、2019~2023年アヤックス・アムステルダム(オランダサッカー1部リーグ、16試合無得点)2019~2020年デポルティーボ・アラベス(スペイン1部リーグ、18試合1得点)、2020~2021年FCクロトーネ(イタリアサッカー1部リーグ、28試合1得点)、2021~2022年RSCアンデルレヒト(ベルギーサッカー1部リーグ、30試合1得点)、2023年~現在エルチェCF(スペインサッカー1部リーグ、14試合無得点)

タイトル:2014年アルゼンチン杯、2015、2016年アルゼンチン1部リーグ(共にボカ・ジュニアーズ)、2018年オランダ1部リーグ、KNVB杯、2019年オランダスーパーカップ(共にアヤックス・アムステルダム)

アルゼンチン代表歴:アンダー17チームの一員であり、2010年7月と10月にそれぞれパラグアイとボリビアで開催された2つの国際トーナメントでアンダー20チームに招集された。 2012年5月にはアンダー20チームに再び出場した。 アフリカで行われた8カ国対抗トーナメントの初戦の南アフリカ戦で、アルゼンチン代表初ゴールを決め、試合は3-1で勝利。 2013年にはアルゼンチン代表として南米アンダー20大会に参加したが、決勝トーナメントに進むことはできなかった。

 

 

6:ネイサン・シルバ(センターバック)

身長:182cm 体重:79kg

1997年5月6日生まれ(26歳)

国籍:ブラジル

デビュー:2017年4日9日(アトレチコ・ミネイロ)

経歴: 2016~2018年アトレチコ・ミネイロ(ブラジルサッカー1部リーグ、1試合無得点)、2018~2019年AAポンチ・プレッタ(54試合2得点)、2019年アトレチコ・ゴイアニエンセ(共にブラジルサッカー2部リーグ、16試合無得点)、2020~2021年コリチーバFC(27試合1得点)、2021年アトレチコ・ゴイアニエンセ(16試合無得点)2021年~現在アトレチコ・ミネイロ(共にブラジルサッカー1部リーグ、85試合3得点)

タイトル:2017、2022、2023年ミナスジェライス州選手権、2021年ブラジル全国選手権セリエA、2022年ブラジルスーパーカップ(全てアトレチコ・ミネイロ)

 

 

16:アドリアン・アルドレテ(左サイドバック:主将)

身長:175m 体重:71g

1988年6月14日生まれ(35歳)

デビュー:2006年1月21日(モナルカス・モレリア)

経歴: 2005~2006年ドラドス・デ・シナロア(7試合無得点)、2006~2011年モナルカス・モレリア(207試合5得点)、2012~2014年クラブ・アメリカ(74試合無得点)、2014~2016年サントス・ラグーナ(67試合1得点)、2016年~現在、クルス・アスル(211試合9得点)

タイトル:2013年後期ステージ(クラブ・アメリカ)、2014年メキシコ杯、2015年後期ステージ(サントス・ラグーナ)、2018年メキシコ杯、2019年メキシコスーパーカップ、2021年後期ステージ(クルス・アスル)

クルス・アスルが久しぶりのリーグ優勝を果たした後で戦力外通告され、PUMASへ加入するもメキシコサッカー1部リーグのTOPチームのサイドアタッカーらによるスピード溢れる攻撃には対峙出来ておらず、加えて肝心な攻撃参加をするだけの余裕が残念ながら見られない。また怪我が多いのもマイナスポイントであり、いよいよプロサッカー選手としてのケジメを付ける段階に差し掛かっている。今シーズンはアントニオ・モハメド監督より選手間でチームの主将を決めるようにという指示があり、チーム内で協議したところ彼が開幕戦の主将に。

 

 

22:ロバート・エルガス(左サイドバック)

1998年1月15日生まれ(25歳)

国籍:ウルグアイ

身長182cm、体重73kg

プロデビュー:2015年9月9日(デポルティーボ・カリ)

2017~2017年デフェンソール・スポルティング(7試合無得点)、2018年CAボストン・リーベル(共にウルグアイ1部リーグ、12試合2得点)、2019~2020年アルバセテ・バロンピエ(リーガエスパニョーラ2部、11試合無得点)、2020年CAレンティスタス(ウルグアイ1部リーグ、14試合無得点)、2020~2021年クルブ・オリンピア(パラグアイ1部リーグ、3試合無得点)、2022~現在デフェンソール・スポルティング

ウルグアイ代表歴:アンダー各世代(U-17、18、20)を経験

 

 

25:アルトゥーロ・オルティス(センターバック)

身長:181cm 体重:73kg

1992年8月25日生まれ(30歳)

デビュー:2013年(クラブ・レオン)

経歴:2007〜2008年CDウニオン・デ・クルティドーレス(元メキシコ1部リーグ、現在は存在しない)、2008〜2010年セラヤFC(現メキシコ2部リーグ)、2010〜2011年CFモンテレイ、2011〜2012年コラスFC(現メキシコ2部リーグ)、2012〜2014年クラブ・レオン、2015〜2016、2019〜2021年ミネイロス・デ・イサカテカス(現メキシコ2部リーグ)、2017年レオネス・ネグロス(現メキシコ2部リーグ)、2018〜2019年コレカミノスUAT(2部リーグ)、2021年Pumasタバスコ(メキシコサッカー2部リーグ)、2022年PUMAS

タイトル:2013年前期ステージ、2014年後期ステージ(クラブ・レオン)

ヌエボ・レオン州モンテレイ市出身。メキシコサッカー1部リーグで連覇することになるクラブ・レオンを率いていたグスタボ・マトサスに「生まれつきのセンターバックとしてプレーするための身長、才能を持った選手として目を付けられ、主にカップ戦などで活躍。その後再び2部リーグを転々とした後に、Pumasタバスコへ。当時TOPチーム不動のセンターバック:ホアン・バスケスが東京オリンピックで活躍した後イタリアのセリエAへ移籍したため、そのポジションへ。その割には意外とすんなりとメキシコサッカー1部リーグのスピードに順応、今やチームの欠かせないピースとして、その長身から繰り出されるセットプレーからのヘディングを武器に攻守に貢献している。またユーティリティプレーヤーぶりをも発揮しており、守備陣の中で最も頼れる選手になりつつある。メキシコA代表に召集され、これからがそのキャリアで最も輝くべき瞬間となるだろう。

 

 

33:ヒル・アルカラ(ゴールキーパー)

身長:180m 体重:76kg

1992年7月29日生まれ(29歳)

デビュー:2017年7日25日(ケレタロFC)

経歴:2017~〜現在、ケレタロFC

タイトル:2017年メキシコ杯、メキシコ杯スーパーカップ(前期ステージと後期ステージの王者決定戦、共にケレタロFC)

メキシコサッカー1部リーグデビューは、2017年7月25日の前期ステージ・メキシコ杯、対シマロネス・デ・ソノラ(2部リーグ)戦でスタメンとして出場。メキシコ杯を通じて良いパフォーマンスを見せたので、チアゴ・ヴォウピ(ブラジル人スタメンゴールキーパー)のサブメンバーとして、ケレタロFCに所属。

チアゴ・ヴォウピが退団した後、2019年シーズンからスタメンとなる。そのシーズンを通じて優れたパフォーマンスを発揮したため、2020年ガーディアンズ・前期ステージの最も被ゴール数の少ないゴールキーパーの1人となった。そのおかげでCDグアダラハラなどの国内チーム以外にも、スペイン2部リーグのレアル・バリャドリードなどから関心を集めていた。