Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2023年前期ステージ 選手紹介(MF編)

 

5:ヘスス・モリーナ(ボランチ)

身長:183cm 体重:77kg

1988年3月29日生まれ(34歳)

デビュー:2007年8日24日(UANLティグレス)

経歴: 2007~2011年(UANLティグレス、106試合11得点)、2011~2014年(クラブ・アメリカ、134試合6得点)、2015~2016年(サントス・ラグーナ、84試合4得点)、2017~2018年(CFモンテレイ、86試合4得点)、2019~2022年(CDグアダラハラ、45試合3得点)、2023年~現在PUMAS

タイトル:2013年後期ステージ、2014年前期ステージ(クラブ・アメリカ)、2015年後期ステージ、王者決定戦(サントス・ラグーナ)、2017年前期メキシコ杯(CFモンテレイ)

メキシコ代表歴:30キャップ無得点(2013年FIFAコンフェデ杯ブラジル大会、2016年コパ・アメリカ100周年記念特別大会、2017年ゴールドカップ)

ソノラ州エルモシージョ市出身。2007年UANLティグレスに加入、8日24日の対CDティブローネス・ロホス・デ・ベラクルス戦(1-2)で1部リーグデビューを果たす。2009年5月9日の対モナルカス・モレリア戦(1-1)で初得点を決め、このゴールがUANLティグレス1部残留に繋がることになる。国際試合初出場は、2009年6月23日の北米スーパーリーグで得点。決勝戦(対シカゴ・ファイアーFC戦)に勝利して、優勝。同年後期ステージでTOPチームのスタメンとなり、翌年にはキャリアハイの13試合6得点。その後クラブ・アメリカへ移籍、2度のリーグ優勝などを果たす。そしてサントス・ラグーナでも同様にタイトルを手に入れる。さらにはCFモンテレイでも、メキシコ杯を優勝。メキシコ代表としても、数々の大舞台を経験。そのキャリアを買われ、CDグアダラハラでは主将としてチームを引っ張っていた。年長者として、チームの盛り上げ役を担ってもらいたい。

 

 

13:パブロ・モンロイ(守備的ミッドフィルダー)

身長:169cm 体重:69kg

2002年1月22日生まれ(21歳)

経歴:2021年~現在(PUMAS、23試合無得点) 

イダルゴ州パチューカ生まれ、下部組織出身。2020年から下部組織の3部リーグでプレーをし始め、1年後にアンダー17そして最終的にアンダー20のチームに加入。メキシコサッカー2022年前期ステージPUMASアンダー20のリーグ優勝。基本的にユースアカデミー出身選手は、まずは2部リーグ(Pumasタバスコ)を経てからTOPチーム入りするのだが、彼はいきなり飛び級でTOPチームに加入。

メキシコリーグ2023年後期第7節の対クルブ・ネカクサ戦でメキシコサッカー1部リーグデビューを果たし、右サイドのコーナーキックから、ニコラス・フレイレのヘディングシュートをアシスト。そこからコンスタントに起用され、ゴールキーパーと1対1の場面を創出するスルーパスなどを供給。最終節の対CFモンテレイ戦ではペナルティーエリア内でファウルを犯し、ペナルティーキックを献上してしまうなど、まだまだこれからの選手。メキシコ代表アンダー23では、モーリスレベロトーナメント(旧称トゥーロン国際大会)グループステージ・グループB対トーゴ戦後半3分に得点を決める。結果として決勝進出したものの、パナマ代表に敗れ準優勝。しかし、これを高く評価したアントニオ・モハメド監督に今シーズンの戦力として加えられた。

 

 

15:ウリセス・リバス(ボランチ)

身長:178cm 体重:72kg

1996年1月25日生まれ(27歳)

デビュー:2014年4日10日(サントス・ラグーナ)

経歴: 2013~2023年(サントス・ラグーナ、137試合5得点)、2023年~現在PUMAS

タイトル:2013,2015年前期ステージ・アンダー20メキシコ1部リーグ優勝、2014年前期ステージ・メキシコ杯、2015,2018年後期ステージ・メキシコ1部リーグ優勝、2015年年間王者決定戦(全てサントス・ラグーナ)

コアウイラ州トレオン市出身。2014年4月10日にリベルタドーレス杯グループリーグの対アルセナルFC戦(0-3)でTOPチームデビュー。8月19日にはメキシコ杯(本大会優勝)の対コレカミノスUAT戦(3-0)でフル出場、翌2015年1月9日には後期ステージ・開幕戦の対ティブロネス・ロホス・デ・ベラクルス戦の後半26分にカルロス・エミリオ・オランティアと交代出場でメキシコサッカー1部リーグデビューを果たす。結果として、そのシーズンにサントス・ラグーナでリーグ優勝。左サイドハーフ、インサイドハーフ、ボランチなど、様々なポジションをこなすユーティリティプレーヤー。昨シーズンはレギュラー定着とまではならなかったが、出場した試合で貴重な得点を決めるなど、まだまだこれから本領発揮する場面が見られるだろう。

 

 

18:ホセ・カイセド(ボランチ)

身長:184cm 体重:69kg

2002年5月23日生まれ(21歳)

国籍:コロンビア

デビュー:2019年(インデペンディエンテ・サンタフェ)

経歴: 2019年インデペンディエンテ・サンタフェ(コロンビア1部リーグ、5試合無得点)、2020年バランキージャFC(コロンビア2部リーグ、3試合無得点)、2020~2021年(Pumasタバスコ、13試合無得点)、2022年~現在(PUMAS、9試合5得点) 

メキシコサッカー2022年前期ステージPUMASアンダー20のリーグ優勝メンバーの一員。2022年5月1日のメキシコリーグ 2022年グリッタ後期 第17節対CFパチューカ戦において、PUMASの選手としてメキシコサッカー1部リーグデビュー。ファーサイドを狙ってヘディングで逸らしたボールを、走り込んだワシントン・コロソへアシスト。その後は、リーグ戦における出場を重ねながら、CONCACAFチャンピオンズリーグ準決勝の対クルス・アスル戦などにも顔を出した。翌シーズンには第16節になって漸く出場機会を与えられ、9月4日の第12節対CFアトラス戦では後半におけるダニエウ・アウベスとのプレーが目立った。続くメキシコリーグ2023年後期ステージも数試合のみしか出場しておらず、今シーズンが正念場となるだろう。

 

 

20:サンティアゴ・トリゴス(守備的ミッドフィルダー)

身長:169cm 体重:69kg

2002年1月22日生まれ(21歳)

経歴:2021年(Pumasタバスコ、14試合無得点)、2021年~現在(PUMAS、23試合無得点) 

メキシコサッカー2022年前期ステージPUMASアンダー20のリーグ優勝メンバーの一員。メキシコリーグ2022年グリッタ後期 第15節の対アトレティコ・サンルイス戦で、先発出場してメキシコサッカー1部リーグデビュー。しかしながら、ペナルティーエリア内におけるハンドの判定でヘルマン・ベルテラメによるペナルティーキックで先制される。また同シーズンのレペチャヘ(敗者復活戦)における対CDグアダラハラ戦では、マークに付いていたクリスティアン・カルデロンから置き去りにされて先制されるなど、1部リーグのスピードに付いていけなかった。続くメキシコリーグ2023年後期ステージでは主に交代要員として数節しか出場が無かったが、メキシコ代表アンダー23でモーリスレベロトーナメント(旧称トゥーロン国際大会)グループステージ・グループB対カタール戦後半11分に得点を決める。結果として決勝進出したものの、パナマ代表に敗れ準優勝。しかし、これを高く評価したアントニオ・モハメド監督に今シーズンの戦力として加えられた。