メキシコリーグ 2023年前期ステージ第7節プレビュー

リサンドロ・マガジャンはＰＵＭＡＳの得点力不足を正当化：「もう少し、運が味方してくれたかもしれない」

リサンドロ・マガジャンによれば得点チャンスは生まれていたが、ＰＵＭＡＳに力強さが欠けていたのは不運だったと考えている

ＰＵＭＡＳのサポーターがチームに対して最も主張している側面の 1 つは、相手チームのゴールに向かう迫力が欠けていることだ。ＰＵＭＡＳのストライカーたちは、最高の瞬間を過ごしていない。しかしセンターバックのリサンドロ・マガジャンは、この状況は心配する必要はないと信じている。得点チャンスが生まれており、それはチームがうまく機能していることを物語っている。

「我々が取り組んでいること、やっていることは得点チャンスを生んでいて、良い結果をもたらしているので、この方法を続けなければならない。正直言うとゴールポストにボールが当たることが多く、ボールは中に入るどころかゴールポストに当たって外に出てしまった。そこは、ちょっと運がついてこなかったのかなとも思う。しかし我々がやっている事は非常に良く、プレー量も多く、得点チャンスも数多くある。試合中にそういった状況を生み出せなかったら、もっと心配になるだろう。」と、今シーズンの新補強選手としてＰＵＭＡＳに加入した彼は語った。

アントニオ・モハメド監督はこれまでの機会において、２０２３年前期ステージにおける優先事項は、チームの守備をより強固なものにすることだと明言していた。その過程で彼らはシーズンが始まって以来相手チームのゴールへ向けたシュートを放ってきたが、それにもかかわらず彼らは自分たちが犯したミスを認識しており、できるだけ早くそれらを修正することを望んでいる。

「守備陣の４バックだけが守るわけではないので、ピッチ上でもっとコミュニケーションを取る必要があると思う。それはチーム全体のためのものだ。このチームでは全員で攻めて全員で守るが、コミュニケーション不足でスペースが空くこともある。それによって、相手チームに得点チャンスを生み出す可能性が与えてしまう。このメキシコサッカー１部リーグでは相手チームを完封することが重要だが、残念ながら前節の試合ではアディショナルタイムにＵＡＮＬティグレスにゴールを決められ、あれはとても痛い失点だった。試合に勝利したこと以上に、我々守備陣はロッカールームで顔を見合わせて『あと３分、もうちょっとだ』と言い合ったので、これからも引き続き頑張らなければいけない。」と、彼は付け加えた。

ＰＵＭＡＳ最後の新加入選手であるロドリゴ・ロペスとクリスティアン・タボについては、この２０２３年前期ステージに向けて最近加入したばかりのセンターバックは、仲間たちの快い歓迎を受けて、二人ともできるだけ早く加入できると自信を持っている。

「このクラブ内では全体的に人間性が高く、自分が加入したとき、彼らは初日から手厚くもてなしてくれた。最初の瞬間からそして我々が全面的にチーム内競争している今でも、快適に感じさせてくれているという考え方だ。彼らが気分が良くチームのためにベストを尽くしてくれるということ、そしてそのためには彼らが快適に感じられるように、我々は彼らをよく受け入れなければならない。」と、付け加えた。

ピッチ上におけるパフォーマンスで最も目立ったのはセサール・ウェルタで、昨日代表監督：ハイメ・ロサーノからメキシコ代表に初招集された。

「まず、この当然の招集に対してセサール・ウェルタを祝福したい。彼は非常に良い試合をし、非常に良いプレーをしてきたのでそれに値する。そしてチームとしてメキシコ代表チームにウチのクラブの選手がいることは誇りであり、名誉であって、フラッグシップでもある。彼の代表初招集は、自分にとっては驚きではない、なぜなら自分が加入して以来、彼は選手として注目を集めていたからであり、とても自信を持った選手のように見え、非常に良いプレーをしながらチームに大きく貢献している。」と、語った。