Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第1節 プレビュー



PUMASは、ファン・ディネンノとのチーム内競争をするもう1人の補強選手を探していることを認める

アントニオ・モハメド監督は記者会見で、遅くとも来週までにもう1名の補強で首脳陣が締め括ることを認める

 

 

PUMASのアントニオ・モハメド監督は、プレシーズンを含め、コーチング陣の必要性に応じてチームが編成されたPUMASの指揮を執る彼にとって、実質上初めてのトーナメントとなることを視野に入れている。まず2023年メキシコサッカー1部リーグ前期ステージに向けたチーム編成について詳しく説明した。基本的な目標は2つあり、リギージャ(プレーオフ)出場権を獲得し、サポーターが満足出来るように試合に勝利することだ。すでにある程度の補強は出来たと感じているが、もう1人ストライカーが欲しいと強調した。 とりあえず今週金曜日、チームはクラブ・ティファナ戦に向けてシーズン開幕する。

「我々の宿題は、素晴らしいチームを形成することだ。プレシーズンマッチではフィジカル面、チームプレー面において素晴らしい準備ができた。明日が正念場であり、難しい試合になると予想されるがシーズン開幕でデモンストレーションをしなければならない。最初に言っておくが、目的は非常に明確だ。リギージャ(プレーオフ)出場権を得て、人々が共感できるチームを作ることだ」と、宣言した。

 

 

さらに、「チームは今、どのようにプレーするか、あらゆる面でどのようなサッカーをするかという意味において、コーチ陣によって完全に準備が整っている。我々はあらゆる面でどのようなサッカーをするのか?我々は自分たちのプレーに誇りを感じ、サポーターに認められたと感じられるようなチームを作るよう努める。それが、目標だ、我々は準備万端で、個人的にはチームの補強に満足している。選手たちが頑張ってくれたし、明日はピッチでそれを披露しなければならないし、難しいスタジアムにおける複雑な相手チームだが、物事は良い方向に向かうだろうと多くの人が信じている。」と付け加えた。

 

 

ゴールキーパーのヒル・アルカラが復帰し、ディフェンダーのロバート・エルガスネイサン・シルバリサンドロ・マガジャンと契約したことで、残っている補強はもう1人のフォワード(ガブリエル・フェルナンデス)の加入だけだが、それはまだ確定していない。 同様にして監督は、新チームの構成に関して首脳陣が行った努力に感謝した。

「リサンドロ・マガジャンはメキシコに到着したばかりで、現在メディカルチェック中だ。あとはフォワード1名だが、それはガブリエル・フェルナンデスか?もしくは他の選手になるかどうか未定だ。PUMASの首脳陣はストライカー獲得に多大な努力を払っており、来週には彼を獲得できることを願っている。」と、語った。

 

 

またそれ以外にもメキシコ人ミッドフィールダーの獲得を要求していたが、予算の関係で獲得が実現しなかったことを理解した上で、チームが持つポテンシャルには満足している。 「チームはメキシコ人ミッドフィールダーを探していたが、獲得出来なかった。しかしながら移籍市場は9月までクローズしないのでまだ補強を行なえる可能性はあるし、チームにとって何が必要なのかは分かってくるだろうが、プレシーズンの合宿中には何人かの若手選手が現れて自分のことを満足させてくれたので、別の選択肢を探しているわけではない。」

 

 

PUMASの新補強選手のうち、開幕戦である対クラブ・ティファナ戦に出場するのはブラジル人ディフェンダーのシウバだけで、新キャプテンはまだ任命されていないと発表した。 「ネイサンは明日出場する予定で、チームの主将を内部投票で決めなければならない。」

 

フリオ・ゴンサレス、ヒル・アルカラ、セバスティアン・ソサといった3人の質の高いゴールキーパーを擁し、モハメド監督は彼らを交替させ、当面は明日の開幕戦で「明日はフリオ・ゴンサレスが先発出場する。その後は、誰がより優れているか?を毎日確認するチーム内競争になる。」と認めた。そして、残りのポジションでも同じことが起こる可能性があると述べた。

「どのポジションでもそれは同じだろう。我々はランダムではなくチームを作りたいと思っているが、それはポジションを争うものであり、どのポジションにもほぼ2人ずついて、全員が非常に均等であり、それが本来あるべき姿だ。競争力のあるポジションごとに2人の選手を配置し、最も優れた選手がプレーすることを検討している。」

 

 

今シーズンの戦力外通告を受けたイゴール・メリタオとニコラス・フレイレについて、監督は次のように宣言した。「これらは状況であり、我々は決断を下すためにここにおり、全員にとって最善のことは選手たちの立場やキャラクターを変えることだと信じていた。引き続き、彼らはこれまで通りにプロとしてトレーニングを続けるが、このクラブでそれを続けるつもりはない。そしてそれは事実であって、時にそれは起こり得ることだ。それらは我々コーチ陣が下さなければならない決定であって、明らかに悲しいことだが、彼らは常により良い状況を見つけるために取り組んでいる。」