またもう１つ、平凡な成績を残したシーズンが終わった。プレシーズンからラファエル・プエンテが就任し、クラブの首脳陣は最も安価なオプションに賭け、それは最終的に高価なものとなった。その理由はダニエウ・アウヴェスとの高額な契約で、クラブにはもうリカルド・フェレッティやギジェルモ・バスケス、ハイメ・ロサーノといった有能な監督候補と契約出来るだけの財源が無かったからだ。
アントニオ・モハメドが就任した時には、時すでに遅し（レギュラーシーズン残り４節で、３勝１分けしなければならない）という状況でかつチームを立て直すのが困難な状態で、彼へチームを引き渡した。それを選手たちや首脳陣、監督のせいにしたのは、とても残念なことであった。
翌シーズンからはコロナ禍の影響で１部リーグ昇格・２部リーグ降格が復活する関係で、これまで行なわれていたレペチャヘ（敗者復活戦）が廃止されることに感謝したい。何故ならば、ＰＵＭＡＳはトーナメントで常にベスト８（リギージャ＝プレーオフ進出圏内）のチームになるために戦わなければならないことを既に認識しているに違いないからだ。
クラブ首脳陣がアントニオ・モハメドに仕事をすることに専念させて、これまで在籍していたマクドナルドでアルバイトをしていたジオゴ・デ・オリベイラや、それまでブラジルサッカー２～４部リーグなどでプレーをしていたイゴール・メリタオのような選手たちに一流になることを強要しなければ、我々に対して喜びを与えてくれることだろう。ＰＵＭＡＳはメキシコのビッグクラブであって、常にリーグ優勝争いをしなければならず、間違ってもレペチャヘ進出をするために戦っている訳ではない。
クラブ・ウニベルシダ公式リリース
ＰＵＭＡＳは、我々の監督であるアントニオ・モハメドが率いるプロジェクトである。ＰＵＭＡＳをメキシコサッカーの主役を演じるように戻す確固たる公約とともに、翌シーズンに向けたプランニングを始めたことを通知する。
ＴＯＰチームの選手たちは、５月２５日にプレシーズンを始めるために戻ってくる。この際には２０２３年メキシコサッカー１部リーグ前期ステージの前に、メディカルチェックやビーチにおけるフィジカルトレーニング、ピッチにおけるフィールドワーク、プレシーズンマッチが含まれる。
今後数日間で、チーム陣容の新規加入と退団を発表する。コーチ陣と首脳陣は、翌シーズンにおいて最高の結果を達成するために、競争力のあるチームであることを確認するために深い分析に取り組む。
