つい最近決まったメキシコ代表(暫定)監督就任に際して、リカルド(トゥッカ)フェレッティのPUMASと共に過ごした5つの瞬間をご紹介したいと思います。リカルド・フェレッティは1991年~1996年と、唯一のタイトルを獲得した2006年~2010年の大きく分けて2期においてPUMASの監督として君臨しました。
5.1991年9月15日
最初に就任したのがこの 1991年9月15日であり、シュダ・デ・ファレス コブラスを3-1で破って5年間連続の第1期が始まりました。
4.2006年5月26日
PUMASの監督第2期としてリカルド・フェレッティのオリンピックスタジアムへの帰還は、チーム1部リーグ降格の危機を救うために始まりました。過去3年間のリーグ戦での通算勝ち点を試合数で割った数字が大変問題であったPUMASは、少し前まではそれまで唯一リーグ連覇を果たしたチームが、2年後酷いスランプから抜け出すことが出来なかったのでした。
3.2007年前期シーズン
PUMASに戻って1年後、彼はプレーオフ進出を達成し、それだけでなく準々決勝でトルーカ、準決勝でサントス・ラグナ(1stレグ=ホームゲームで素晴らしいプレーをしたイグナシオ・スコッコと苦しいアウェイ・ゲームだった2ndレグ)そしてついに10回目のファイナル進出を達成するも最終的に現在は2部リーグへ降格したアトランテに対して敗れてしまいました。
2.2009年後期シーズン決勝・対パチューカ戦
素晴らしいシーズンの後にチームは順位表第3位を獲得し、最後の数分でパスが達成された偉大なプレーオフにおいてお得意先のパチューカとの決勝戦に辿り着いた。1stレグはダンテ・ロペスによる先制点で1-0で勝利、2ndレグは再びダンテ・ロペスによる同点に追いつくゴールも、セルヒオ·ベルナルの犯したミスはパチューカと延長戦に余分な時間を要しましたが、パブロ·バレラは「英雄」の名を捧げる素晴らしい個人技のおかげでPUMASは7回目の栄冠とともにトゥカへ初タイトルをプレゼントしたのでした。
1.2009年後期シーズン・準決勝 対プエブラ戦
その日はリカルド·フェレッティが今まで決して見せたことのないようなゴールのお祝いを見ました。PUMASは準決勝2ndレグをプエブラに対して0-2で負けている展開で、PUMASにとっては1点あれば決勝進出が可能な状況で時間だけが進んでいってますます時間が無くなっていきました。しかし88分にダリオ・ヴェロンが素晴らしいセンタリングに合わせてシュートを決め最後の最後で決勝進出をものにした貴重なゴールに対して泣きそうになって祝う瞬間を見ることになったのでした。