さて、日本へ帰国しなければならない日まであと約1ヶ月半となりました。今週末は独立記念日の連休で水曜日まで休めるハズだったのですが、火曜日に出勤要請があり月曜日までメキシコシティに滞在することにしました。そこで仲の良い知り合いらへ挨拶周りしたり、以前にお世話になった場所を訪れることに。
2年くらい前に強盗に遭って当時の全財産を全て失い、初めて働くことになったのが第5高等学校(Preparatoria No.5)にある、いわゆる学食でした。日給1000円で、朝食と昼ごはん付き(ここで販売しているメニューなら、食べ放題)。
朝8時から夕方の4時まで立ちっぱなしで、キャベツを千切りにしたり、トルタ(コッペパン)やチラキレス(タコスを揚げたものにサルサソースを漬けたもの)などの仕込みや厨房内の清掃など。
キツイ仕事ではありましたが、良い仲間に恵まれ楽しい職場だったことを覚えています。当時のメンバーは次第に自分をはじめにして辞めていき、今は誰も残っていませんでした。隣りでコンビニみたいな売店を仕切っているおばちゃんが、未だに働いていたのでしばし談笑。
その日は、やはり連休で学生たちはほとんどいませんでした。この後に当時の同僚と会う約束をしていることを話すと『私がよろしく言っていたって、伝えてね。』とのこと。ずっと会えていなかった様子でした。
自分が居候していた場所からちょうど中間点にある、ウイプルコという町まで移動。ここにはメルカド(市場)があり、よく食料品店で小売しているチーズやハムを買い出しへ行っていました。
そして大通りを挟んで向かい側にあるのが、メキシコ最大のサッカースタジアムであるアステカスタジアムです。
そして当時の同僚は大のクラブ・アメリカファンなので、試合を観戦することにしたのでした。