「僕らはクラブ・アメリカと対戦することは困難になるであろうと知っているけれど、そのために準備をしているよ。決勝戦に進出するために2つとも良い試合をしなければならないし、本来PUMASがいるべき場所に戻らなければいけないんだ。4試合連続でプレーオフ敗退をさせられているし、今そのお返しが出来る可能性があって今回は僕らが勝つ番であることを願っているよ。」と、ダヴィッド・カブレラはオリンピック・スタジアムにおいて行われた記者会見で言った。
同様に、MFは言った。「対クラブ・アメリカ戦は常に非常に強力なライバル関係があって、僕らはピッチでいい意味での会話が出来ることを願っているんだ。今まで僕らが勝つ候補になったことはないし、そのレッテルに厭々しているよ。僕らは低評価なチームであって、それが僕らを励まし力強くさせてくれるんだ。」
クラブ・アメリカ戦に対して心配することについて聞くと、こう答えた。「僕らはそれに対して心配はしていないんだ。そうではなくて、改善することに励んでいるよ。よりイーブンなパフォーマンスと、たった1ゴールだったけれど安くついたアウェイゴールを献上してしまった準々決勝前半のような45分をプレゼントしないことを望んでいる。規律良く、もっと得点出来るチャンスを作り続けるべきなんだ。」
「ベラクルス戦は、もう終わったことだ。木曜日と日曜日に、チームが良いプレーをすることを期待している。今を生きないといけないね。木曜日の1stレグでは、もう試合が残っていないかのように2ndレグのことを考えることは出来ないんだ。」と、付け加えた。
準決勝のために考えられる理想のスタメンについて、こう言った。「リーグ戦でプレーしたように、プレーをするべきだね。言わば、規律を持って集団で守って攻撃しないといけない。両サイドから自分たちのクオリティを認識した頭脳的な、アウェイゴールを奪うような有利な立場を見つけるための力強さだ。ベラクルス戦では1stレグで決着を付けたかったけれど、規律を持った時に強いチームであることを忘れてしまったね。」
最後にカブレラは、ピッチで生まれるプレーやサポーターが作る雰囲気が普通の試合とは違う首都ダービーであると言った。「それぞれの試合とは違っていて、これは準決勝なんだ。僕らは、常にいい試合が出来るために勇気付けてくれるPUMASサポーターに感謝しているよ。そして間違いなく満員になるだろうから、モチベーションが上がるんだ。」
「歴史は、その瞬間に教えてくれないんだ。重要なことは、勝つことと、許されるやり方でプレーをすることだよ。僕らは決勝戦に辿り着くために、良い準決勝をしたいんだ。」と、締め括った。