生き返った!PUMASがCFアトラスを下し、リギージャ(プレーオフ)進出圏内へ
クルブ・ネカクサを5-3で破った2018年以来、決めたことがなかった5得点をマーク
トーナメントで滅多に大量得点を決めたことのないPUMASは、ゴールを決めることを実証したのみならず、5-1でCFアトラスを倒しリギージャ(プレーオフ)でプレーをするために、その爪を研いだ。勝利を得たばかりではなく、リギージャ(プレーオフ)進出のための順位を上げるための戦いにおいて生き返った。
全てが今シーズン初めてであった。1試合5得点、フォワードのマルティン・バララガンがリーグ戦で先発し、そしてフェリペ・モラとアラン・モソがリーグ戦初得点をマークした。
早い時間帯に先制したのは、PUMASだった。前半11分、チームの得点王:カルロス・ゴンザレスが左サイドに位置していたヴィクトル・マルコラからのセンタリングを決めて、1-0とした。
PUMASはプレスを掛け、多くのオプションを持っていたが、リードを拡げることは出来なかった。前半27分、ファクンド・バルセロによるプレーから ヘスス・アントニオ・イシハラがカウンターアタックによって1-1の同点に。
しかし、最後のカードまでは切っていなかった。PUMASは後半、前半よりインテンシブにプレーをし、相手ディフェンダーのアンデルソン・サンタマリアが7分間の間に2枚のイエローカードで退場処分になったことを上手に利用した。
数的有利になったミッチェル監督はリスクを冒すことを厭わず、直ちにディフェンダー:アラン・メンドーサに代えてパブロ・バレーラを、その5分後にはマルティン・バララガンを下げてフェリペ・モラをそれぞれ投入した。
PUMASが追加点を欲しかった時間帯に、フェリペ・モラが得点し2-1に。彼はピッチに入って30秒後にペナルティエリア内へ侵入し、パブロ・バレーラからの良いセンタリングを右足のダイレクトボレーで合わせ、2019年前期ステージの初得点をマークした。
もはやオプションもアイデアもないCFアトラスに対し、PUMASは容赦なく襲い掛かり3点目を決めた。セットプレーからのロングシュートを相手ゴールキーパー:カミロ・アンドレス・バルガスが弾いたリバウンドボールは、ちょうどニコラス・フレイレがいた正面に。それを難無く押し込み、3-1に。
これに留まることなく、後半43分にはアンドレス・イニエスタラがセンタリングを半回転させて、シュート。カミロ・バルガスを制して、4-1とした。
ロスタイムに入ってもなおアラン・モソはサイドを駆け上がり、センタリングを挙げようとしたボールが相手ゴールキーパーのファンブルを誘発して、5-1のダメ押し弾となった。
PUMASがリーグ戦で5点を決めたのは、2018年前期ステージの第2節にオリンピック・スタジアムにおいてクルブ・ネカクサ相手に5-3と勝利した時以来であった。この勝利でPUMASは勝ち点21に到達、まだ他のチームによる残り試合があるものの、第7位へと躍り出た。