ヌエボレオンのキング:ジニャクのハットトリックで、UANLティグレスがPUMASを制する
フランス人フォワードが素晴らしいパフォーマンスで、サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサのスタジアムで通算125得点目をマークし、PUMAS相手に勝利
アンドレ・ピエール・ジニャクは今週の土曜日に行われた2020年後期ステージにおける対PUMAS戦で、テイグレスが3−0の大勝にメキシコ サッカー1部リーグ通算7度目のハットトリックで貢献した。
前半22分、左サイドでスルーパスを受けたジニャクは、マークに付いていたルイス・キンターナとの1対1からフェイントで交わし、そのままアルフレッド・サルディヴァルが守ゴールの右ポストへシュートを放ったが、ボールは外へ逸れた。前半32分にはラファエウ・カリオカによる左サイドのコーナーキックから、エリア中央でウーゴ・アヤラがヘディングシュートを放ったものの、キーパー正面であった。
PUMASは前半39分に反撃を試みる。セバスチャン・サウセドがペナルティーエリア外から放ったシュートは、ナウエル・グスマンが守るゴールの外へ逸れた。ラファエウ・カリオカは前半40分、再びフリーキックからPUMASディフェンス人によるオフサイドトラップをかいくぐったエネル・バレンシアがヘディングで合わせたが、これはアルフレッド・サルディヴァルがなんとかパンチングで防いでコーナーキックへ逃れた。
前半アディショナルタイムに突入した直後、右サイドを駆け上がったルイス・ロドリゲスが挙げたセンタリングをペナルティーエリア中央で合わせようとしたエネル・バレンシアを、マークに付いていたルイス・キンターナが後ろから倒してしまいペナルティーキックを献上。そのまま2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。キッカーはジニャクでこれを落ち着いて左サイドへ決め、UANLティグレスが先制した。
ジニャクは後半最初のプレーでも右サイドのラファエウ・カリオカから受けたボールを、ペナルティーエリアそのすぐ外からシュートを放ったものの、これはアルフレッド・サルディヴァルがパンチングで弾きゴールバー上を越えていった。そして後半7分、UANLティグレスの速攻で縦パス1本から抜け出したエネル・バレンシアがシュートを放つ態勢から、これを防ぎに行ったアルフレッド・サルディヴァルが相手の左足に接触。ペナルティーキックとなり、再びジニャクがこれをゴール右に決めて2−0となった。
とどめは後半13分、ルイス・ロドリゲスがパスを回しながら挙げたセンタリングをまたもやジニャクが、今度はダイレクトボレーで反転シュート。これがサルディヴァルによる懸命なセーブを越えて、ゴール右隅へループ気味に突き刺さり万事休す。この結果、UANLティグレスは勝ち点10となり、総合順位表の第15位から第10位へジャンプアップ。一方のPUMASは連敗で勝ち点14のまま、第5位に留まった。