アンドレ・ピエール・ジニャクがＵＡＮＬティグレスの得点王ランクＴＯＰに立ち、マルコ・アントニオ・ルイス新監督の初戦を飾る
メキシコリーグ第６節にＵＡＮＬティグレスが、４−２でＰＵＭＡＳを倒す
ＵＡＮＬティグレスはそのチームの特徴を最大限に発揮し、勝利して、大量得点をして、観客を魅了した。アンドレ・ピエール・ジニャクによる２得点、ニコラス・イバニェスの加入後初得点、そしてホセ・リカルド・ガリンドのオウンゴールで、気温の低かったウニベルシタリオ・スタジアムに詰め掛けた監修の前で、マルコ・アントニオ・ルイス新監督の就任初戦を飾る信じられないパーティーとなった。
試合開始直後、ボールを奪って最初のシュートを放ったのはＰＵＭＡＳのグスタボ・デル・プレテだったが、前半１２分に先制点を挙げたのはＵＡＮＬティグレスのニコラス・イバニェスだった。相手マークの前で左サイドからルイス・エンリケ・キニョネスによる素晴らしいプレーから、左足でセンタリング。ニコラス・フレイレによるマークの前で足を差し出してボレーシュート。加入して、初得点となった。
その直後の前半１６分、ペナルティーエリア右手前のエリアで、相手ディフェンダー：サミル・カエターノのミスを突いて、グスタボ・デル・プレテがボールを奪ってそのまま左足で押し込み、同点に追い付いた。前半２１分、フェルナンド・ゴリアランがＰＵＭＡＳのビルドアップミスからボールを奪って、相手ディフェンダーを交わして左サイドにいたアンドレ・ピエール・ジニャクへパス。完全にフリーの状態で放ったシュートは、ゴールキーパー：セバスティアン・ソサによる必死のファインセーブで、辛くもコーナーキックへと逃れた。
前半２９分、今度は右サイドからワンツーパスで抜け出したヘスス・ガルサが折り返したセンタリングを、あろうことかディフェンダー：ホセ・リカルド・ガリンドが差し出した足に当たって、オウンゴール。再び、ＵＡＮＬティグレスが２−１とリードを奪った。
前半４０分、ＰＵＭＡＳは再び守備のミスを犯してしまう。ペナルティーエリア右サイドにおけるボールの奪い合いから、リバウンドを拾ったルイス・エンリケ・キニョネスが放ったシュートが、今度はセンターバック：ジョナタン・サンチェスの手に当たってしまい、これがペナルティーキックの判定に。これをアンドレ・ピエール・ジニャクが冷静に押し込んで、３−１。
後半に入っても、ＵＡＮＬティグレスがボールを支配。しかし後半２０分、ペナルティーエリア手前中央でボールを受けたファン・ディネンノは、まず左へ行くと見せかけて１人交わし、折り返してそのまま放ったシュートはナウエル・グスマンが一歩も動けないゴール右隅に決まるゴラッソとなった。
試合の終盤である後半４５分、途中から交代出場したセバスチャン・コルドバが左サイドをドリブル突破。一度は同じく途中交代で出場していたサンティアゴ・トリゴスにスライディングでボールを奪われたが、取り返して今度は股抜きで再突破。そこからペナルティーエリア中央へ走り込んでいたアンドレ・ピエール・ジニャク目掛けて、ドンピシャのセンタリング。これを最後はボレーシュートでダメ押し弾。４−２で今シーズン５得点目となったのであった。
