カルロス・ゴンサレスが窮地を救った!PUMASはアディショナルタイムに、ティグレス相手に無敗を守る
アンドレ・ピエール・ジニャクがティグレスに勝利をもたらすかと思われたが、カルロス・ゴンサレスが最後に同点ゴールを決める
ティグレスは今シーズン、最後の最後で詰めを欠き苦しんでいる。第6節もまたホームのエスタディオ・ウニベルシタリオ・サン・ニコラスにおいて、PUMAS相手にアディショナルタイムに追い付かれ無敗を維持された。この結果ティグレスは勝ち点9で順位表の第5位となり、同じ勝ち点9のPUMASは得失点差でその上の順位となった。
前半はホームのティグレスが、59%のボール支持率で圧倒した。アンドレ・ピエール・ジニャクは得点を挙げる気満々で、2本のロングシュートを放ったがゴールキーパー:アルフレード・タラベラがこれを抑えた。PUMASは試合の流れを変えようとしたが攻撃に冴えがなく、最初のシュートは前半36分にファン・マヌエル・イトゥルベがトライしたが、相手ゴールキーパー:カルロス・ガリンドにセーブされた。
前半43分ティグレスが最も得点を挙げるチャンスを得たのは、エドゥアルド・バルガスがゴールラインまで到達し決定的なセンタリングを上げようとした瞬間だったが、ヘロニモ・ロドリゲスがこれを阻んでコーナーキックへと逃れた。後半はハーフライン付近でのボールの奪い合いもやや緩くなり、両チームともにゴールチャンスが少しずつで脚光を浴びたのは、PUMASの新補強選手:ファクンド・ワジェルがメキシコリーグデビューを果たした途中交代ぐらいであった。
先制点は後半31分、レオナルド・フェルナンデスがペナルティーエリア内へ上げたセンタリングをフランシスコ・メサがヘディングで逸らし、PUMAS守備陣の相手マークがずれたところをアンドレ・ピエール・ジニャクが押し込んだ。このお祭り騒ぎが吹き飛びそうになったのは、ファン・マヌエル・イトゥルベがペナルティーエリア内でハビエル・アキーノに倒されて、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でプレーを見直したところペナルティキックの判定になった際であった。しかしながら、これをファン・ディネンノが失敗。ドローとするチャンスを逃した。
しかしティグレスは、試合の最後の最後まで苦しむことを避けられなかった。コーナーキックからファーサイドにいたカルロス・ゴンサレスが、ヘディングシュートで同点に。またしても、ティグレスは試合を締めくくることに失敗したのであった。