PUMASはグループ首位に立ち、自力でそれを勝ち取ったホセ・カイセドは、ウリセス・リバスと両ボランチの役目を果たしたネイサン・シルバとリサンドロ・マガジャンの両センターバックは非常に良く、守備において心強い。まるで、もう4年間共にプレーしているかのよう。センターバックは非常に安定しているが、サイドバックはパフォーマンスを向上しなければならない。ここがミソ
アントニオ・モハメド監督はスタメン修正をして、それが機能した。ホルへ・ルバルカバとガブリエル・フェルナンデスの起用は、大正解。上手く機能して、得点を生んだ。エドゥワルド・サルビオは、インサイドハーフとしてよく見えた。セサール・ウェルタは、全チームの中でベストプレーヤー。素晴らしかったアントニオ・モハメド監督は<動>の采配をして、勝利への鍵を見い出した。このスタメンはかなり良く見え、良いサッカーを見せた。コーチ陣のグッドジョブ
後半になってPUMASはボール支配を失い、さらには試合のコントロールをも失った3点目の起点となったプレーで、ホルへ・ルバルカバが自陣で奪ったボールを前線に走り込んだガブリエル・フェルナンデスへ送ったパスは、一級品だった。こういうプレーをホルへ・ルバルカバには決断が出来るよう期待しているヒル・アルカラはより上手くインターセプトをして、自信を増したようだ
試合当日は、セサール・ウェルタの母親の誕生日。ジャージの下に着ていたシャツに「お母さん、誕生日おめでとう。愛してるよ」というメッセージが書いてあったものをゴールパフォーマンスで見せた。
ホルへ・ルバルカバは、この試合がPUMASとして、最後の試合。この後、ベルギーサッカー1部リーグのスタンダール・リエージュへ移籍するために、メディカル・チェックなどの入団手続きをするために、渡欧する。結果的にアラン・モソ(現CDグアダラハラ)やエリク・リラ(現クルス・アスル)といった、ヨーロッパでプレーするという目標を持っていた先輩方を差し置いて、ヨーロッパへ移籍。このためPUMASは、その代わりのミッドフィルダーを補強しなければならなくなった。