Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年前期ステージ 第11節 レビュー

 

アントニオ・モハメド監督は、クラブ・アメリカがレフェリングで支配しているという事実には決して言及していないと説明

 

PUMASの指揮官は、メキシコシティダービーの主審:ビクトル・カセレスがクラブ・アメリカの注文に従ったとは決して言及していないと明言した

 

 

前節の試合後の記者会見で語った暴言に対する審判委員会からの経済的な制裁はもはや避けられなくなったが、PUMASのアントニオ・モハメド監督はこう述べた。 試合の主審:ビクトル・カセレスがクラブ・アメリカの注文に従ったとは決して言及していないと明言し、主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)からの命令に従ったと強調した。

 

 

2023年前期ステージ 第10節における対ケレタロFC戦勝利後の記者会見で、アントニオ・モハメド監督は先週土曜日に行われたメキシコシティダービーで何が起こったのかについて、話す時間を割いた。クラブ・アメリカは、主審が最初にレフェリングしたものではなく、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による助言のおかげで勝利したというのである。

「審判委員会からの経済的な制裁(罰金)に関しては、自分は全く異なる意見を持っている。 自分は、主審に対して何のクレームも付けなかった。主審は、彼の判定に従わせるつもりだと言っただけだ。なぜならメキシコサッカー1部リーグにおいて、主審がプレーを続行させるというケースや状況は存在しないからだ。 それから主審はVARからの助言に対して、いつもそこから判定する。それが自分の言ったことであり、その他には何も言っていない。なぜなら自分は全てを聞いたので、それならそれらは解釈だ。」

 

「主審は『いや、接触がある。』と言ったが、ジョナタン・ロドリゲスは2歩進んでから自身の体を放り投げ、主審の方を見た」と付け加えた。 しかし主審はオンフィールドレビュー(OFR)へ行き、接触を細かく観察し、VARの注文によってペナルティーキックを課す、自分が記者会見で述べたのはそのことだ。 彼らが何か別のことを言いたいとしても、それは彼らがどのように扱いたいかに過ぎない、単なる意見だ。」

 

 

ウィークデーのナイトゲーム、PUMASが対ケレタロFC戦に4-0で勝利し、喜びを感じている。 クラブ・アメリカとのメキシコシティダービーで負けた後、これは必要な勝利であったし、今は次節の対クルス・アスル戦について考える時だ。 だから、アントニオ・モハメド監督は自分自身を信じていない。アントニオ・モハメド監督はクルス・アスルを信頼しておらず、彼らがアウェーゲームで2連勝していることを思い出した。

「クルス・アスルはその調子を取り戻しつつあり、対アトレティコ・サンルイス戦と対クルブ・ネカクサ戦のアウェイゲーム2試合に連勝した。 ヘラルキーを持った歴史あるクラブであって、我々はそこで彼らと対戦する。以前にも言った通り、我々の目標は出来る限り上位でリギージャ(プレーオフ)へ進出することだ。」

 

 

監督はFIFA国際マッチデー(今回のメキシコ代表には、チームからセサール・ウェルタとフリオ・ゴンザレスが招集)のリーグ戦中断前に、対クルス・アスル戦に勝利する重要性を強調した。

「この試合に勝って、FIFA国際マッチデーに休むには理想的な試合であり、我々がやってきたことを再確認する試合だ。」

 

 

対ケレタロFC戦の勝利について、監督はマヌエル・グラルテによるオウンゴールとオマール・メンドーサの退場が試合の流れを変え、その後PUMASが勝利を収めることができたと認めた。 

「今日はオウンゴールとペナルティーキックで全てが変わった。チームは良い試合をしたが、今はあまり深く分析しないようにしよう。改善すべき点はたくさんある。」

 

 

今節の先発メンバーに加えたさまざまな選手変更について、彼は

「我々はこれまで出場していなかった選手のことや、土曜日(対クルス・アスル戦)にフレッシュな選手たちを起用することについても考えた。今節先発出場したサンティアゴ・トリゴスやヘスス・モリーナもそうだ。そして相手チームが守備ラインを大きく上げた試合だったので、我々はチームのエースストライカー2名を起用してプレーをしたかった。それが重要であったし、背の高い選手たちだから空中戦でもカバーしてくれた。」