Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2018年前期 第16節 Toluca 1-0 UNAM

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今シーズン・ベストビジター:PUMASが、トル―カで本領発揮。リギージャ(プレーオフ)進出確定

 

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PUMASが勝ち点29を挙げ、次節ホームの対サントス・ラグーナ戦で勝ち点30越えを狙う。トル―カにおけるアウェイゲームを制するのに5年掛かるも、ついに1-0で勝利。リギージャ(プレーオフ)進出を決める

 

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ダヴィッド・パティ―ニョ監督率いるPUMASは、リギージャ(プレーオフ)へ向けて準備完了し、ビジターとしても7勝目を挙げ2018年前期ステージにおいて比類なき成績を収めた。本番へ向けてリハーサルも兼ねて1-0と勝利したものの、それ以外の追加点を挙げることは叶わず、さらにゴールキーパー:アルフレッド・サルディヴァルがゴールマウスで力強い守備を披露した。

 

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決勝点は守備陣から始まる6度のボールタッチで、最終的にアラン・モソが出したスルーパスをカルロス・ゴンザレスが決めた。しかしデポルティーボ・トル―カもアレクシス・ヴェガが敵陣において再三シュートを放ったり、ルイス・キニョネスがセンタリングを上げたりして、最後まで抵抗を示した。

 

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エルナン・クリスタンテ監督は、足の後ろに痛みを抱えたウィリアム・ダ・シルヴァを交代させる必要があった。その代わりに、第2のフォワードとしてエンリケ・トリベリオが出場した。しかし怪我で途中退場したのは、彼だけではなかった。アドリアン・モラに代わって出場したのは、DF:フェルナンド・トビオ。一方PUMASも、決勝点を挙げたカルロス・ゴンザレスに代わって、ダヴィッド・カブレラがそのポジションに入った。

 

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デポルティーボ・トル―カは少なくともクリスティアン・ボルハとアントニオ・リオスが放ったシュートで明確なチャンスがあったが、いずれもアルフレッド・サルディヴァルによって阻まれた。反対にPUMASも、フェリペ・モラとヴィクトル・マルコラによるループパスからマルティン・ロドリゲスが強烈なシュートを放ったが、惜しくもゴールバー直撃。90分間、攻める手を休めなかった。

 

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PUMASはトル―カにおいて相手を圧倒し、リギージャ(プレーオフ)進出を確定する勝ち点29を挙げた。そして、続くリーグ戦の最終節にはオリンピック・スタジアムにおいて昨シーズン王者のサントス・ラグーナを迎え撃つ。

 

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メキシコリーグ2018年前期 第16節 Toluca-UNAM プレビュー

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PUMASは、リギージャ(プレーオフ)へ向けて自信過剰にならないようにトレーニングしている

 

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PUMASは自信過剰を避けようとし、勝ち点を失った課題を修正している

 

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2018年前期ステージの大部分でポジションを上位で維持し、幾つかの試合で相手をリードし、時には逆転してきたことをリギージャ(プレーオフ)へ向けてトレーニングしなければならない。

「相手をリードしている時にはより問題があった。なぜならばリードしている時には、チームはそれまでにしてきたことを止めてしまう傾向があったからだ。」と、ルイス・フェルナンド・キンターナは記者会見で語った。

 

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「僕らには、何のプレッシャーもない。この試合は僕らにとって、パラメーターとなるだろう。なぜならほぼリギージャ(プレーオフ)と同じで、対クルス・アスル戦で出来なかった幾つかの点を修正するからだ。」

 

PUMASはこの日曜日にデポルティーボ・トル―カと対戦する。それは今節行われる試合の中でも最も素晴らしい試合の1つになるであろう、理由は彼がファンにとって魅力的な試合になるだろうと語ったからである。

「素晴らしい試合になるだろう。僕らはベストビジターであり、彼らはホームで良い成績のチームだからね。僕らは、勝ち点3を挙げるように頑張るよ。」

 

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キンターナは彼らがベストビジターの1チームであり、彼らの中ではリギージャ(プレーオフ)へ上位4チーム以内で進出を目指しているとのことだ。

「精神的にも、団結力もチームはとても良い状態だ。それまでやってこなかったいくつかの細かい点を修正して、リギージャ(プレーオフ)へ上位4チーム以内で進出したいね。」

 

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キンターナは、PUMASが偉大なことを成し遂げるために存在すると考慮すべきだと思っている

彼はチームがシーズン開幕から、順位表の上位に位置し続けていると強調した

 

PUMASはリーグ優勝を争う候補でいるべきで、センターバックのルイス・フェルナンド・キンターナはPUMASがシーズン開幕から歩んできたステップは、彼らがそれを成し遂げることが可能であることを示しているとのことである。

「偉大なシーズンを送ってきて、人々はPUMASが偉大なことを成し遂げるために存在すると考慮すべきだ。トーナメントは常に動いているので、上位陣に対して結果を出していないことは気にする必要はない。第1節から順位表の上位に位置してきて、PUMASがリーグ優勝をするために存在していることを認識すべきだ。」と、チームが犯してきたミスはスコアを気にするあまり、勝利してきた試合全体を通してのプレスの頻度が下がると認識したPUMASのセンターバックは述べた。

 

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「僕らは、シーズン最初からずっと示してきたレベルを維持しなければならない。リードをしている時にはチームのインテンシブが下がり、スコアを気にしてしまう感じがする。これは変えないといけないと思う。」と、述べた。

 

最後に、彼はPUMASの選手たちがトレーニングのおかげでCDグアダラハラのように多くの注目を集め、メキシコサッカー代表へ招集されるよう願っていると表明した。

「CDグアダラハラのように他チームはより注目されていると思う。だが良いサッカーをし続ければ、チームにはクオリティのあるメキシコ人選手たちがいるので招集される日が来るだろう。」

 

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デポルティーボ・トルーカの今シーズン・フォーメーション

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リーグ優勝10回、昨シーズン準優勝。監督は元選手で8度のリーグ優勝を当クラブで成し遂げ、2016年よりチームを率いているエルナン・クリスタンテ。

 

まずは、今シーズンここまでの結果。

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現在のところ、8勝5敗2分けで勝ち点26の第5位です。

 

注目すべき選手は、元クラブ・アメリカのミッドフィルダー︰ルベンス・サンブエサとルイス・アンヘル・メンドサ、以前UANLティグレスからPUMASへレンタルされた︰ルイス・エンリケ・キニョネス、元アルゼンチン1部リーグCAユニオン(サンタフェ)やラシン・クラブなどでプレーをしていたエンリケ・トリベリオです。

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メキシコリーグ2018年前期 第15節 裏話

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◆約3ヶ月ぶりのオリンピック・スタジアム

第4節の対CFパチューカ戦(8月12日)以来のホームゲーム観戦となりました。今シーズンずっと首位を維持してきた対クルス・アスル戦ということもあり、いつものたまり場である駐車場の混み具合こそボチボチでしたが、スタジアムはほぼ満員に埋まったような感じでした。メキシコシティに半年ぶりに里帰りし、翌週からの仕事もメキシコシティだったので、ようやく本当に帰ってきたなという感じでした。

 

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スタジアムではそれほど感傷に浸ることもありませんでしたが、新職場はほぼ四半世紀ぶりのレフォルマ大通り沿いで当時の事務所から1ブロックしか離れていないこともあり、また繁華街であるソナロッサは5年前に「相当寂れたな。」と感じた印象から一転、かなり当時の賑やかさを取り戻してきた感じです。

 

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◆日本人のPUMASファンに遭遇

数年前にメキシコ人のサポーター仲間から、スタジアムで陣取っている場所に日本人の方が何度か訪れて片言のスペイン語で交流しているような話は聞いた事がありました。自分が当時日本にいて、その場に立ち会えなかったからか?いろいろ文句を言ったら「嫉妬してる」とか言って、からかわれた記憶があります。今回はグアナファトからわざわざ高速バスでPUMASの試合を見に来たというYさんという方が、いつも我々サポーターの陣取っている場所におられたので、話しかけてみました。何でもオリンピック・スタジアムは初めてでチケットも今回は売り場で売り切れており、ダフ屋から購入されたチケットがたまたまここだったそうです。いろいろ話したりサポーター仲間に紹介しているうちに、すっかり雰囲気が気に入られたようです。今後も機会があれば、ご一緒する予定です。

 

◆数年ぶりに里親のもとで下宿

グアダラハラから帰ってきたのは良かったのですが、アパート探しもろくに出来ずとりあえず数年前に1年半ほどお世話になった里親のもとで生活しております。よって通勤は約2時間くらい、それも当時と同様通勤ラッシュを日々体験しております。何とか会社のすぐそばに手ごろなアパートが見つかり、来週下見して良かったらそこに決めてしまおうと考えています。なかなかこういう機会も今後少なくなると思うので、逆に楽しんで過ごすようにしています。実際は、色々な意味で堪えますが(苦笑)

 

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◆当面のサッカー観戦におけるスタンスについて

今までは行く先々の現場で会社が社宅やホテルを貸し切っていたので賃貸費用というものが全く掛かりませんでしたが、これからは再びその費用を支払うことになります。加えてメキシコシティの中心に近い地域ということもあって、物価は今いる場所のほぼ倍近い感じです。今回就職した仕事に集中したいということもあり、今後は極力遠征を控える方向で考えています。今週末のトル―カも約1時間程度の近場ですが、見合わす予定に変更しました。

メキシコリーグ2018年前期 第15節 レビュー

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◆ダヴィッド・パティ―ニョ監督による、試合後の談話

 

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試合のリプレイを見直した後で、ダヴィッド・パティ―ニョ監督は主審:ホルヘ・イサック・ロハスがPUMASにペナルティーキックを要求した場面を、決断をする前にビデオアシスタントレフェリー(VAR︰審判補助システム)によって意見や許可を求めたりするべきであったと述べた。彼は、ゴールを決めようとしていたフェリペ・モラのポジションに向かっていたボールがアドリアン・アルドレテのハンドによって方向が変わったようなプレーであったことを説明した。

 

「ビデオアシスタントレフェリー(VAR︰審判補助システム)の内部の方針によれば、私とチーム全体が審判については口出しをしないというスローガンを持っているが、詳細を述べたいと思う。今はビデオアシスタントレフェリー(VAR︰審判補助システム)があるから明らかだが、我々が知っていてサッカーをしたことがある者たちはペナルティーエリア内における9割以上のプレーが故意ではないということだ。私が審判員が内面的にそれを扱うという印象を受けるのは、それに対してホイッスルを吹くする場合とそうでない場合があるからだ。」と、言った。

 

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「私がそのプレーをリプレイで再確認したが、あれは明らかにハンドだ。他のプレーとの比較はしないが、ビデオアシスタントレフェリー(VAR︰審判補助システム)による公平なジャッジをリプレイを見直すことで、審判はするべきだった。アドリアン・アルドレテの手とそれによって方向が変わったボールの軌道を見てみてくれ。フェリペ・モラの足元に落ちようとして、その後にアドリアン・アルドレテがボールを奪ってしまった。」

 

PUMASは試合終了間際に相手を包囲したが、得点シーンを作ることが出来ず、前述のペナルティキックが想定された場面が最も明確なチャンスであった対クルス・アスル戦で1-2と敗れた。

「常にレフェリーらのジャッジは正しいという現実があるが、今回のケースでは試合で様々なことが起きてたくさんのジャッジがあった。私は、少なくともあのプレーを見直すに値したと思う。」と、語った。

 

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片方で、ミッドフィルダー:ケヴィン・エスカミージャが負傷しており、だからこそ今日ベンチ入りもしていなかったことを明らかにした。

「ケヴィンは負傷していて、片方アンドレス・イニエストラがそのポジションで非常に良いプレーをチームと共に見せている。2人とも、重要な選手たちだ。ケヴィンとはすでに話し合っていて、ベンチ入り出来るようになれば試合でその機能を活かせるようにプレーをしてくれと言ってある。チームの根幹となる、ポジションだ。」と、付け加えた。

 

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また前半30分にアラン・メンドーサを下げて攻撃の選手を入れたのは、クルス・アスルの戦法に対して対応するためであったと語った。

「逆転しようしていたんだ。追いかける展開だったからね。2つの可能性を探していた。イグナシオ・マルコラはサイドでプレーが出来る。もう1枚フォワードを増やして、相手センターフォワードとサイドバックを抑えてボールを奪い、片方で数的有利を作る狙いがあった。その結果は出たと思う。試合はその局面で変わるからね。あそこはあまり良いプレーが出来ていなかったけど、逆転を狙うという明らかな意図があったんだ。」と、説明した。

 

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「ゲームは時に勝ち、時に負ける。今日は、負ける試合ではなかった。ただ、選手たちの努力は誇りに思っている。チームは、主張し続けた。相手に対して試合を勝とうという意図は、常に同じだった。しかし試合とは、時に勝利し時に負けるものだ。そのエリアで何が良かったのか?何が悪かったのか?を見なければならない。」と、語った。

 

「負けたことによる後味の悪さは明らかだ。だがチームが試合前に話し合った意図通り、プレーをしてくれたことによる満足感もある。敗北による苦痛はあるが、チームが試合を勝とうという闘志もあった。」と、コメントした。

 

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この敗北によりPUMASは勝ち点26の第4位に留まり、リーグ戦は残り2節となり上位4位でリギージャ(プレーオフ)において2ndレグをホームで戦えるようにしたいと語った。

「このポジションのまま、リーグ戦を終えたい。もちろん、まだ勝ち点6(残り2節全勝)も可能だ。だが1試合1試合、謙虚に勝利を狙ってハードワークしていく。」と、付け加えた。

 

メキシコリーグ2018年前期 第15節 UNAM 1-2 Cruz Azul

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クルス・アスルがPUMASを制し、メキシコサッカー1部リーグの首位に立つ

 

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エドガル・メンデスとアンドレス・レンテリアによる得点で、クルス・アスルがオリンピック・スタジアムでPUMASに勝利

 

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PUMASは、本当に分からない。ある週には上位まで食い込み、リギージャ(プレーオフ)進出圏内の首位までライバルと争うか?という座を約束したかと思えば、大した抵抗もせずにホームゲームで敗れ、最悪の状況を想定されるシチュエーションにまで陥ってしまう。対クルス・アスル戦のPUMASは多かれ少なかれ、1-2というスコアでどのようにして相手と対峙し克服して良いのか?が分からなかった。その不安定さは、相変わらずであった。

 

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試合は、前後半でまるっきり違う内容のものであった。PUMASはホームアドバンテージを利用し、クルス・アスルはまるでそこがホームのアステカ・スタジアムのピッチであるかのように相手に圧力をかけ、それぞれのプレイヤーを展開させた。両チームの監督は心配をしながら、自分たちのエリアを歩き回っていた。スタジアムの雰囲気は偉大なる両チームの対決をじっと見守り、両エリアのサポーター共にギッシリであった。ダービーなのか?それとも単なる1つの試合なのか?この対決は何かを守るために模倣するのではなく、反対にショーを見せるものであった。

 

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前半12分、カルロス・ゴンザレスが躓きながらもゴール前で1対1となるも、シュートを打とうとした時にはすでにその態勢を崩してしまい、それでもなおボールは方向を変えずに転がったが、ゴールキーパー:ホセ・デ・ヘスス・コロナはすでに止めるために必要な動きをしていた。これがこの試合、PUMASの最も得点に近い瞬間であった。

 

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ほとんどその直後の15分、攻撃と守備において特別なコンビネーションで機能し素晴らしいシーズンを送っているアドリアン・アルドレテが左サイドから襲い掛かり、PUMAS守備陣を混乱に陥れた。ゴールラインに辿り着く前に、まるで手でスローイングしたかのような正確なセンタリングを敵陣ゴールエリアにいたエドガル・メンデスへ渡り、力強くボールをアルフレッド・サルディヴァルが守るゴールに突き刺し、先制した。

 

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前半も終了しようとしていた頃、攻撃のオプションがキックオフ直後から減り、守備の決定的なミスも無くなり、逆に体のぶつかり合いが増え、中盤におけるせめぎ合いの激しさが一層増していた。PUMASサイドはダヴィッド・パティ―ニョ監督が攻撃のバリエーションを増やすために、アラン・メンドーサに代えてマティアス・アルスティサを投入。イメージとしてそういった趣があったが、少しずつそういう方向へ機能したようであった。クルス・アスルは、後半に入ってから交代が機能した。

 

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後半はそれまでの不利な状況で再び気持ちを切り替える刺激が必要であったPUMASが、自然な勢いを持ってスタートした。後半15分までに少なくとも3度の攻撃における明確なチャンスを掴んだが、カルロス・ゴンザレスもマティアス・アルスティサもいかにしてそれらを決めきることが出来なかった。一方クルス・アスルは、エリアス・エルナンデスを中心にして両サイドを大きく使ってスペースを利用しながらプレーをしていた。

 

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ピッチにおけるインテンシブと同じくらい気温が低下していた。PUMASはクルス・アスルに対して繰り返し同点に追いつこうとし、クルス・アスルは全てにおいて落ち着かせようとしたがっていた。試合が膠着して終了間際に近づこうとしていた頃、ペドロ・カイシーニャ監督はピッチにアンドレス・レンテリアを投入し、自信を取り戻させ時間を稼ごうとした。

 

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しかしながら交代出場を好まず、常にピッチの上を好むこのストライカーにとって、結果を出すにはたった数秒が充分な時間であった。後半34分、ホセ・マドゥエーニャからアシストを背後から受け、アルフレッド・サルディヴァルを交わすシュートで追加点を挙げた。この得点はPUMASがリギージャ(プレーオフ)進出確定を遠ざけ、クルス・アスルが首位浮上の可能性を高めることになった。後半40分、ルイス・キンターナが雄叫びを上げPUMASにとってこの試合唯一の得点を記録したが、時すでに遅しであった。

 

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メキシコリーグ2018年前期 第15節 プレビュー2

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クルス・アスルが有利だとは思わない︰フェリペ・モラ

 

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チリ人フォワード︰フェリペ・モラは、日曜日の対PUMAS戦でクルス・アスルが有利ではないと主張した

 

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クルス・アスルがメキシコ杯を優勝したことによるモチベーションは理解するが、フェリペ・モラは日曜日の対PUMAS戦で有利だとは思わないと述べた。

 

彼は自身のチームもまた良い状態で、勝ち点26の第4位でクルス・アスルからあと勝ち点差1であることを強調した。

 

「(クルス・アスルが)有利だとは思わないね。我々もまたこれまで良いサッカーをしてきていて、順位表において良いポジションにいるんだ。だから、クルス・アスルが有利だとは思わない。」と、記者会見で強調した。

 

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2018年前期ステージのこの試合も、PUMASが成し遂げていることから良い状態であり、自信と期待を持ってそれまで同様のサッカーをし続けると述べた。

 

オリンピック・スタジアムで行われるこの試合、彼はクルス・アスルが良い状態で臨むことを期待しており、

「(それは)我々も同じだ。魅力的な、素晴らしい試合になるだろう。我々が欲しい勝ち点3をホームであるからこそ、勝ち取らなければならない。」

 

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※死者の日である金曜日、記念したジャージでトレーニングを公開

 

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元クルス・アスル選手である彼は、素晴らしい形でリギージャ(プレーオフ)へ進出するためにも、日曜日はPUMASが威信をかけて勝つべきだと認識している。

 

「九分通り、リギージャ(プレーオフ)の1試合のようになるだろう。両チームともに進出するポジションにいて、我々が威信をかけて勝つべきだ。」と、アカデミー施設において語った。

 

11月度の予定、そして今後について

さて4ヶ月間グアダラハラへおりましたが、メキシコへやってきて10ヶ月。どうも現在の仕事に関して続けていく自信がなかったのと、やはりメキシコシティで仕事と生活をしたいという強い希望が捨てられなかったので、この度念願のメキシコシティへ転職をすることになりました。

 

先月度の結果を報告するとそういう状況でもあったため、第13節ホームでのUANLティグレス戦と、第14節アウェイでのクラブ・ティファナ戦は見送りました。

 

今週の土曜日に、半年ぶりに里帰り。そのまま、スタジアムへ観戦しに行きます。

オリンピック・スタジアムへ行くのは、第4節(8月12日)以来となります。

 

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第15節 11月4日(日)正午キックオフ

対クルス・アスル戦(オリンピック・スタジアム)

 

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そして新装なってから行けていなかった、ネメシオ・ディエス・スタジアムへ初めて訪れます。

 

第16節 11月11日(日)正午キックオフ

対デポルティーボ・トルーカ戦(ネメシオ・ディエス・スタジアム)

 

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もちろん、最終節もホームで。

 

第15節 11月25日(日)正午キックオフ

対サントス・ラグーナ戦(オリンピック・スタジアム)

 

改めて、以前の参戦結果と比較してみると

 

2013年前期ステージ︰第2,4,6,8,10,12,13,15,17節の計9試合

2014年後期ステージ︰第1,3,5,7,8,9,11,12,14,16節の計10試合

2014年前期ステージ︰

2014年後期ステージ︰それまで無職であったのに加えて、その後は就職したばかりであったので、ほとんどスタジアムへ行けず

2015年後期ステージ︰第1~10節まで計10試合
2015年前期ステージ︰第5~14節まで計10試合

2018年後期ステージ︰第5,7,9,10,11,13,14,17節の計8試合
2018年前期ステージ︰第2~5,7,8,12,15~17節の計10試合

結果的に、それまでと同じ参戦数となりそうです。

 

そういった訳で今後の更新頻度は先が読めない感じなので、ぼちぼちマイペースでやって行きます。

メキシコリーグ2018年前期 第15節 プレビュー

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我々が順位表の第4位で、首位まであと勝ち点2であるのは偶然ではない

 

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アルフレッド・サルディヴァルにとって、日曜日に大学都市で行われる対クルス・アスル戦は、チームが歩んでいるステップを確認するのに役立つであろう

 

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PUMASのゴールキーパー︰アルフレッド・サルディヴァルにとって、日曜日にオリンピック・スタジアムで行われる対クルス・アスル戦は、チームが歩んでいるステップを確認するのに役立つであろうということだ。

 

「ただの(リーグ戦における)もう1試合ということではないと人々は分かっているから、間違いなくいつものようにオリンピック・スタジアムは超満員になるだろう。我々が順位表の第4位で、首位まであと勝ち点2であるのは偶然ではなく、我々が目指すことが出来るものが何であるのか?知るのに役立つだろう。」と、水曜日のトレーニング後にアカデミー施設において行われた記者会見で答えた。

 

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彼はすでにリギージャ(プレーオフ)進出が実質的に決まっているにもかかわらず、チームが落ち着いてトーナメントを締めくくるべきであると理解している。

「ダヴィッド・パティーニョ監督は、ここ数日が鍵になると言っていた。もうリギージャ(プレーオフ)本番が始まれば、どのチームと対戦してもプランを立てるだけだ。今の我々の目標は残り3試合を勝って、どれだけ上位に行けるかを争うということだ。選手たちは常に野心的であらなければならず、このまま第4位で留まるつもりはない。」と、説明した。

 

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しかしながらサルディヴァルは1度リギージャ(プレーオフ)が始まれば、チームの目標は明確であると強調した。

「1つの時代を記録し歴史を作るためには、絶対リーグ優勝をしなければならないというのが、今我々が考えフォーカスを当てていることだ。それは、監督とずっと話している。残り3節でリギージャ(プレーオフ)進出を決めても、何の役にも立たない。そうではなくて、PUMASがここでリーグ優勝をするんだ。」と、コメントした。

 

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対クラブ・アメリカ戦のメキシコシティ・ダービーではないが、彼にとって今週末の日曜日にk行われるメキシコサッカー1部リーグ2018年前期ステージ第15節の対クルス・アスル戦は、メキシコシティ・ダービーのようなものであるということだ。

「これは、首都ダービーだ。対クラブ・アメリカ戦のようなものではないが、自分にとってはダービーであって正確には違うかもしれないが、普通の試合とは違うプレーをする。クルス・アスルは今トーナメントにおいて偉大なクラブの1つで、上位争いを繰り広げている以上の存在だ。我々は、うまくこのトーナメントとリギージャ(プレーオフ)へ迎えることに興味がある。」と、指摘した。

 

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記者会見で、彼は常にベストなリギージャ(プレーオフ)進出の可能性とクルス・アスルを倒せば両チームの勝ち点差はたった1になるということを強調した。

「こういう直接対決で勝てば第4位以上を目指せるという可能性があるのは、素晴らしいことだ。我々は対クルス・アスル(=第3位)戦に勝ちたいし、その後にはもう対サントス・ラグーナ(=第2位)戦を見据えることが出来る。もし勝てばクルス・アスルの上にランクインし、さらに上を目指せる。」と述べ、対クルス・アスル戦はどんなチームとの対戦とは違うことを繰り返した。

 

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クルス・アスルがオリンピック・スタジアムにおける試合の前に、水曜日にメキシコ杯決勝を対CFモンテレイと争うことに関して、彼はそこでダメージを受けるか?という問いに関して棄却した。

「いや、そんなに影響はないと思う。決勝戦をプレーするというのは彼らの欲求を引き出す誘因であって、勝てばさらに(カップ戦とリーグ戦を両方勝つという、実際に水曜日カップ戦に優勝)モチベーションが上がるということだ。1週間に2試合プレーをする陣容を持っていて、リギージャ(プレーオフ=1週間にホームアンドアウェーの2試合)も同じことだ。我々は、PUMASサポーターへ喜びを与えるために準備万端で臨む。」

 

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彼はPUMASとクルス・アスルという2つのクラブが、選手を交換したという事実を否定した。マルティン・ロドリゲスとフェリペ・モラの2人は、元クルス・アスルに所属していて現在はPUMASの選手である。

「彼らは、PUMASで満足しているように見える。トレーニングをしてチーム全体に馴染んでいるのを見ると幸せそうだし、今シーズンを通してそうだったように我々を手助けして欲しい。選手たちがチームに対して貢献する方法は、得てして違いを生むものだ。マルティンとフェリペはPUMASで満足しているし、これまでずっとそうしてきたように何かを起こしてくれるだろう。以前に所属していたチームとの対戦というものはいろいろな気持ちが入り混じるだろうが、日曜日にはPUMASのために全てを出し尽くしてくれるだろう。」

 

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PUMASは今シーズン首位のチームとの直接対決において勝つことが出来ておらず、そして今トーナメント終盤を迎え首位を狙わんとするチャンスを得た。

「勝つことは出来ていないが、我々も倒されていない(ドローの決着)。例えばリギージャ(プレーオフ)では、順位表の順位で対戦相手が決まる。我々も分かっているが、どんなことでも起きるのがリギージャ(プレーオフ)なんだ。」と、説明した。

 

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PUMASはクルス・アスルの攻撃陣に対して特定のプランはなく、それまでやってきたことに自信を持っている。

「今シーズンを通してやってきたのは、前線からプレッシャーを掛けるというスタイルだ。最初のディフェンダーはカルロス・ゴンザレスで、ボールが相手フォワードに渡らなければそれだけ危険が減る。そういう意味では、守備はチーム全体でするんだ。」と、コメントした。

 

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今シーズン通してPUMASにおける彼のステップは、まるで真面目にメキシコ代表候補として導かれるているようであるが、彼はそのチャンスが巡って来ることに絶望するべきではないと分かっている。

「その質問は分かっている。だがシーズンを通して常にそのレベルを維持出来たときに、チャンスが来るんだと思う。そのうち招集されるだろうし、絶望する必要はない。それより自分が考えていてやりたいことは、自分のクラブで歴史を刻まなければならないということだ。」と、表現した。

 

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彼はリーグ優勝のみがPUMASにとって価値があり、そのことがメキシコ代表の招集に考慮されるだろうと見ている。

「おそらくそうだろう。リギージャ(プレーオフ)進出するのに1年半掛かり、漸くこの状況から脱出したんだ。監督とずっと話しているのは、PUMASはより上に行かなければならない、是が非でもリーグ優勝をしないといけないクラブなんだということだ。」

 

アルベルト・ガルシア・アスペがユースアカデミーを訪問

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私がよく見ているテレビ番組の1つに、フォックススポーツのラ・ウルティマ・パラブラ(La última palabra=最後の言葉)*1というものがあります。そこで今週の月曜日に放送された内容がとても興味深いものであったので、紹介したいと思います。

 

 

アルベルト・ガルシア・アスペ*2は2018年前期ステージ第15節におけるPUMAS対クルス・アスル戦に先駆けて、PUMASのアカデミー施設を訪問。彼が発見したことは、そのクラブ施設において選手たちが正確に訓練されていたことで、彼と、ラ・ウルティマ・パラブラの出演者たちの両方にとって嬉しいサプライズであった。

 

 

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ダニエル・ブライロスキー*3は、クラブ・アメリカを応援している立場であるにもかかわらず、チームのマネジメント、とりわけダヴィッド・パティーニョ監督のハードワークによって行われた作業を認識した。

 

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「彼はただ1人のプレイヤーに依存しないチームを形成していることが分かる。ディフェンスラインから、また両サイドから攻撃を仕掛けてくる選手たち、次々に現れては成長していく若者たち。 このチームには大変素晴らしい選手たちがいて、PUMASがリーグ優勝をするチャンスが無いと外野の人間たちに言わせるのは不当である。」

*1:フォックススポーツ(中南米)制作のサッカーに関する討論と論争の番組で、司会者はアンドレマリンというジャーナリスト(ワールドカップ6回、オリンピック5回、コパ・アメリカ8回実況を担当

*2:アルベルト・ガルシア・アスペ(メキシコ、1967年5月11日生まれ)は、ミッドフィルダーとしてプレーをしたメキシコの元代表サッカー選手。 彼のプロのキャリアでは、メキシコのクラブPUMAS、クルブ・ネカクサ、クラブ・アメリカ、プエブラFCでプレーをし、1995年にはリース契約でアルゼンチン1部リーグのCAリーベル・プレートでもプレーをした。

メキシコ代表デビューは、1989年2月の対グアテマラ戦。通算86試合21得点で、1994年アメリカ大会、1998年フランス大会そして2002年日韓共催のワールドカップでそれぞれプレーをした。2011年5月にはPUMASのクラブ副社長に就任するも、チームの成績不振により2013年8月退任。現在、フォックススポーツの解説者。

*3:ダニエル・ブライロスキー(アルゼンチン、1958年11月18日生まれ)は、アルゼンチンのフォワードまたはミッドフィルダーとしてプレーした元サッカー選手であるとともに監督。 現在、フォックススポーツの解説者。

1974年ウルグアイ1部リーグのCAペニャロールで、プロデビュー。80年にアルゼンチン1部リーグのCAインデペンディエンテへ移籍、82年にクラブ・アメリカで3年プレーをした後、イスラエル1部リーグのマッカビ・ハイファFCで選手生活を終えた。96年から4年間イスラエル1部リーグで監督をし、2002年にヴェラクルス、2007年にクラブ・アメリカ、2010年にクルブ・ネカクサとそれぞれ1年間監督をし、現在、フォックススポーツの解説者。

ウルグアイ、アルゼンチン、イスラエルの3つの国で代表選手として活躍、FIFAから表彰される。