オリンピック・スタジアムの傍を通るインスルヘンテス大通りを挟んで向かい側に、イスラ(スペイン語で島という意)という名前の場所があります。日曜日の午後にホームゲームが終わって、その余韻をサポーター仲間たちと味わう特別なスペースです。
PUMASが勝っても負けても、あーでもないこーでもないとチームについて語り合ったり、お互いの身の上話をしたり。
自分は普段試合後すぐに北バスターミナルへ直行してアグアスカリエンテスへ6時間かけて戻らなければならないのでここ数年足を運んでいなかったのですが、今週末は独立記念日の連休だったので久しぶりに来ました。
やっぱり、試合後ゆっくりみんなと過ごす時間が良いなぁと改めて実感した瞬間でした。
自分がPUMASの大ファンになったのは、20年以上前に初めてメキシコへ来た際に通っていたソナロッサにあったスペイン語学校で知り合った女の子の家族がやっぱりPUMASの大ファンだったからです。その娘のおばさん(マリーおばさん)とその家族にオリンピック・スタジアムへ連れて行ってもらい、試合後スタジアム裏の森でバーベキューをしたりサッカーをしたりして楽しんだ時間が忘れられなくて、再びメキシコへ戻って来てもまずオリンピック・スタジアムへ直行したくらいです。
自分の両親や兄弟がメキシコへ訪れた際にも、この家で夕食会をして歓迎してくれたくらいまるで本来の家族のように付き合って下さっています。今は少々年齢が高くなったので以前のようにスタジアムへ足を運ばれることはなくなりましたが、日曜日の午後は必ずテレビ観戦されています。
今は息子さんと娘さんにお子さんが生まれて、すっかり良いおばあさんになってお孫さんを可愛がっておられます。自分が大変な目に合った際にも、親身になって対応して下さり大変お世話になりました。いつまでもお元気でいて欲しい方々のお一人です。