モンテレイは冷酷にPUMASを制し、メキシコ杯グループ予選敗退へ追い込む
3勝1分けで総合順位表参加27チーム中第3位に浮上、PUMASは1次リーグ敗退へ
モンテレイはメキシコ杯においてホームで勝利をもぎ取り、3-1でPUMASを破りトーナメント敗退。第2グループ首位となると同時に、勝ち点10で総合順位表の第3位タイ(同じく勝ち点10のモレリアとパチューカと得失点差で並ぶ)となった。
試合開始早々にパブロ・ハケスがアビレス・ウルタードに強くタックルをしたファールによって、ボールへ向かっていた安全なタックルであったにも関わらず一発退場となった。数的優位に立ったモンテレイは一刻も早く先制点を挙げるべく、PUMAS守備陣に襲い掛かり前半21分アビレス・ウルタードが放ったシュートをGKアルフレッド・サルディヴァルが弾いたこぼれ玉をホルヘ・ベニテスがヘディングで押し込んだ。
そのほんの5分後に、エフライン・フアレスによる好プレーによってモンテレイの追加点が生まれた。ホセ・アントニオ・ガルシアがスライディングして浮いたボールを反転シュートして2-0とした。
PUMASは1TOPのニコラス・カスティージョ頼みの攻撃に制限され、ゴールを掠めるヘディングシュートとコーナーキックに逃げ延びるフリーキックくらいなものであった。それでもカスティージョは左サイドでボールをキープすると、ゴールエリア付近の真ん中に走り込んだマウロ・フォルミカへ対角線のパスを送り、振り切ってゴールポスト左に突き刺さし2-1とした。
後半に入りモンテレイは、ホルヘ・ベニーテスがアラン・メンドーサを交わしさらにホセ・アントニオ・ガルシアをも振り切り、最後はGKまでもフェイントで交わす素晴らしいプレーで3点目を挙げ、試合を決定的なものとした。
さらに後半29分には負傷退場したニコラス・カスティージョを失い9人となったPUMASに対してアビレス・ウルタード、ホルヘ・ベニテス、ドルラン・パボン、ミサエル・ドミンゲスらFW陣が4点目を狙ったが、結局試合はそのままゴールが生まれないまま終了した。