CFモンテレイは1得点を挙げ、PUMASの無敗を阻止
CFモンテレイがホームのBBVAスタジアムにおいてPUMASを一蹴し、1-0で勝ちPUMASの無敗を第5節で止める
この敗北とクルス・アスルがクラブ・レオンに勝ったことにより、PUMASの首位は陥落。CFモンテレイは、順位表の第2位に浮上しました。試合はPUMASがバケツの冷たい水を浴びせられたような感じで開始されました。前半3分、左サイドのコーナーキックから上がったセンタリングをCFモンテレイのディフェンダー︰ニコラス・サンチェスがネットに直接突き刺すヘディングで先制。
その後CFモンテレイは、傘になってPUMASゴールへ攻勢をかけました。7分には再びニコラス・サンチェスが今度はオーバーヘッドキックでゴールを狙いましたが、キーパー︰アルフレッド・サルディヴァルのセーブで辛くもボールはゴールを逸れました。さらに23分、ロドルフォ・ピサロとアルフレッド・サルディヴァルが1対1になった場面では後者に軍配が上がり、その5分後には逆にモンテレイのキーパー︰マルセロ・バロベロが負けずにカルロス・ゴンザレスの崩しを止めました。
前半残り15分には、CFモンテレイが再三のチャンスを築きました。31分にはルイス・マドリガルが左サイドからのセンタリングにペナルティエリア中央でヘディング。その直後には、チームメイトからのパスを同じくエリア中央で受けたアビレス・ウルタードが反転してシュート。いずれもボールはバーに跳ね返り、得点にはなりませんでした。
ここでPUMASに不運が続きます。33分にはルイス・キンターナが肉離れ(本人曰く「準備は万全なハズだった。痛みも全く無くウオーミングアップをしたのに、5回ほど全力でダッシュをしたら疲労と痛みを感じた。」)で、その3分後にはカルロス・ゴンザレスがハムストリング(太ももの後ろ)に不快感を感じ、本人が危険にさらされたくないという理由で冷静に変更を求める決断を下し、それぞれ負傷退場に。
後半に入って、PUMASは前半とは打って変わって攻撃面、守備面においてコーディネートされました。直ぐに追いつこうと、ドローを目指しました。後半3分、右サイドを抜け出したパブロ・バレーラがペナルティエリアへセンタリング。左サイドから駆け込んだ、フェリペ・モラには惜しくもタイミングが合いませんでした。
CFモンテレイは攻撃のバリエーションを出すために、28分ヘスス・ガジャルドを交代出場。3分後には、左サイドを抜け出してニアポスト側へシュートするも、元チームメイトのアルフレッド・サルディヴァルに弾かれました。ロスタイムに入って、アビレス・ウルタードが右サイドから抜け出し、ガジャルドがヘディングで合わせるも追加点にはならず。
しかしCFモンテレイはこの勝利によって勝ち点3を挙げ、第3位に。逆にPUMASは無敗がストップ。順位表で第5位へと後退させられたのでした。