ＣＦパチューカは第４節を締め括る試合で、ＰＵＭＡＳとスコアレスドロー
ＣＦパチューカとＰＵＭＡＳは第４節を締め括る試合で、両チーム共に不安定なペースを維持したにも関わらずスコアレスドロー
試合開始序盤からＣＦパチューカが縦へ攻めたのに対し、ＰＵＭＡＳはその高いプレッシャーにもかかわらず得点チャンスを窺った。僅か１１分で主に左サイドから５回の得点チャンスを作り、前半１８分ニコラス・イバニェスがビクトル・グスマンからのセンタリングをヘディングシュートで押し込んだが、ＶＡＲ（ビデオ・アシスタント・レフェリー）によるレビューでオフサイドの判定でノーゴールとなった。
不安定なペースの中掴んだ得点チャンスをＰＵＭＡＳは決めきれず、最初にエドゥアルド・サルビオがカウンターアタックから放ったシュートは、相手ゴールキーパー：オスカル・ウスタリに難なく抑えられた。続くチャンスではゴールバーを超えるシュートで終わり、ファン・ディネンノもまたゲームのリズムを活かして得点チャンスを作ったが、放ったシュートはゴールの枠を捉えることが出来ずに終わった。
またジオゴ・デ・オリヴェイラによる右サイドからの意表を突いたセンタリングは、ゴールキーパーへよってコーナーキックへと逃れられた。前半３９分、ＣＦパチューカによるそのお返しとしてアビレス・ウルタードがペナルティーエリアの手前から放ったシュートは、ゴールキーパー：フリオ・ゴンザレスによるファインセーブで何とか難を逃れた。
後半に入ってもＣＦパチューカは攻め続けたが得点を決めきるところまでは至らず、逆にＰＵＭＡＳは引き続きカウンターアタックを狙い、後半５分ミッドフィルダー：ミゲル・タピアスはイエローカードを受けた。後半１３分アンドレス・リリーニ監督はジオゴ・デ・オリヴェイラとレオネル・ロペスを下げ、ホルヘ・ルバルカバとマルコ・ガルシアを投入。ギジェルモ・アルマダ監督は後半３３分、度重なるファールへのクレームでイエローカードを受けつつも、ビクトル・グスマンとヘスス・エルナンデスを下げて、ロベルト・デ・ラ・ロサとロマーリオ・イバーラを投入した。
ＰＵＭＡＳはＣＦパチューカの攻撃に対して終始受け身であったため、最終的にスコアレスドローを得るために守備的な選手を追加投入。エドゥアルド・サルビオは終始孤立した状態で攻撃せざるを得ず、残り１０分でヘロニモ・ロドリゲスと交代させられた。試合の終盤でケビン・アルバレスを無理やりアフターチャージでスライディングに行ったアドリアン・アルドレテは、レッドカードで退場処分に。その２分後中盤をサポートするために、エフライン・ベラルデが投入された。
アディショナルタイムにギジェルモ・アルマダ監督はマウリシオ・イサイスを下げて、若干２０歳のマリノ・イネストロサを投入。試合終了寸前にカウンターアタックでドリブル突破を試みたホルヘ・ルバルカバに対して、無謀なアフターチャージでルイス・チャベスが一発レッドカードで退場処分となり、この試合の幕を閉じたのであった。
