PUMASはケレタロFCにすら勝てず、これで総合順位表のブービーに
相手ゴールキーパー:ヒル・アラカラと得点を挙げたミゲル・バルビエリが、ケレタロFCをレペチャヘ(敗者復活戦)進出へ導く勝利の立役者
PUMASを勝ち点11で総合順位表のブービーへ追い落としたケレタロFCの得点は、ミゲル・バルビエリによるもの。そしてもう一人の勝利を挙げた決め手となったのは元PUMAS控えゴールキーパー:ヒル・アラカラで、5度以上セーブを見せた。この結果ケレタロFCは勝ち点13で総合順位表の第15位となり、レペチャヘ(敗者復活戦)進出争いに加わることになった。
今週月曜日PUMASは4連敗中(3勝8敗2分け)のチームを引き受ける新監督アントニオ・モハメド指揮下でトレーニングを行なう予定で、これは非常に厳しいレギュラーシーズンの締め括り(来週日曜日の監督としてのデビュー戦:対アトレティコ・サンルイス戦、残りは全て総合順位表上位の対デポルティーボ・トルーカ、クラブ・アメリカ、CFモンテレイ戦)を迎える彼にとって複雑な宿題となり、チームを敗者復活戦へ進出させることは限りなく不可能なミッションに見える。
第13節を敗者復活戦圏内で終える可能性を残したPUMASは、ラウル・アルピサール率いるチームがボール支配を相手チームに譲ってカウンターアタックをするクレバーな試合をしにピッチへ飛び出した。ケレタロFCにボール支配をさせて、カウンターアタックを仕掛けるプレースタイルは上手く行ったが、先制するために運と正確性が足りなかった。前半の5分が経過して、PUMASは再びケレタロFCのゴール前でチャンスを得た。セサール・ウエルタがボールを受け、ストイックに耐えていたヒル・アラカラへシュート。前半11分、ケレタロFCはピッチ中央でボールロストし、ホルヘ・ルバルカバが放ったシュートは相手ゴールキーパー:ヒル・アルカラの守るゴール左ポストに直撃した。前半11分、ケレタロFCはピッチ中央でボールロストし、ホルヘ・ルバルカバが放ったシュートは相手ゴールキーパー:ヒル・アルカラの守るゴール左ポストに直撃した。その後イゴール・メリタオやセサール・ウエルタらがそれぞれシュートを放ったものの、同じく得点には結び付かなかった。
後半に入ってケレタロFCは前線へ押し出すことを決断、攻撃陣を多く投入したがPUMAS守備陣が上手く守っていたため、フリオ・ゴンザレスが守るゴールまで脅威は及ばなかった。ケレタロFCが効果を発揮しないのを見て、PUMASはボールを支配して、再びヒル・アラカラの守るゴールを脅かした。ファン・ディネンノがしっかりと地面にワンバウンドで放ったヘディングシュートはセーブするのが難しそうなボールだったが、何とか反応してコーナーキックへと逃れた。この数分後エドゥワルド・サルビオが素晴らしい個人技を見せ、ゴール正面中央に強力なシュートを放ったが、ヒル・アラカラはこのボールに辛うじて触り、クロスバー直撃。ゴールを決める手段を欠き、絶望感が漂う状況を生み出した。
後半に入ってその存在が消え掛けていたケレタロFCが、PUMASを驚かす得点を決めたのは、直接フリーキックからパブロ・バレラがペナルティーエリア中央へクロスを入れ、ミゲル・バルビエリがこのボールをワントラップしてから押し込んだもので、初めに線審がフラッグを上げてオフサイドの判定。しかしながらその後VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューで、ホセ・カイセドがトラップを掛けるのをミスしたことが判明。PUMASはこれで4連敗、勝ち点11のまま総合順位表のブービーとなったのであった。