FCファレスは、今シーズン初めて敗北を喫する
メキシコ杯第3節における予選Eグループ。大学都市で行われた対PUMAS戦でFCファレスは敗れたものの、結果として全チームが勝ち点3となり均衡したものとなった
試合開始直後から降り始めた雨で、序盤からホームチームがプレッシャーを掛けたが、滑りやすいピッチとなったため、どちらに味方してもおかしくない試合となった。前半33分、右サイドからのボールをペナルティーエリア外やや右寄りで受けたケヴィン・エスカミージャが、30メートルくらいのパワフルなロングシュートを決め先制点。
これでやる気が出たPUMASは、5分後にパブロ・バレラが右サイドからペナルティーエリア中央にいたロベルト・モンロイへセンタリング。これをやや後方にいたアブラハム・ゴンザレスがコロコロシュートでゴール右隅へ決め、追加点。
後半に入ってもFCファレスはあまり得点チャンスを作り出せず、さらに2人の下部組織出身選手をプロデビューさせるなど、あまり反撃を作り出せなかった。逆にPUMASはカウンターアタックから、途中出場のヘスス・ガジャルドによる左サイドからのセンタリング。これを右サイドで受けたアラン・ロドリゲスが、エリア中央で待っていたアラン・メンドーサへ。これを冷製に決め、ダメ押し弾。
この試合の結果、全チームが勝ち点3をそれぞれ挙げ、どのチームにも予選突破可能な状況が生まれることとなった。