守備陣の失策によってリードを奪われたUANLティグレスがPUMASを逆転し、2ndレグへリードを持ち込む
UANLティグレスが1stレグで勝利、今週日曜日にオリンピック・スタジアムでシリーズ決着を決める
守備陣の失策によって、UANLティグレスがリギージャ(プレーオフ)準々決勝対PUMAS戦に先制されるも、その後の展開で逆転。2-1でホームゲームの勝利を勝ち取った。PUMASにとってポジティブな材料は、アウェイゴールを1点奪ったこと。これはオリンピック・スタジアムで、最低1-0で勝利すれば準決勝進出となることだ。
とりあえずUANLティグレスのサポーターは、幸せにスタジアムを後にした。前半の間、UANLティグレスは相手ゴールを脅かすことが出来なかった。しかし、PUMASは早い時間帯にそれを奪った。そして、それはアンドレ・ピエール・ジニャクが前半7、8分にそれぞれシュートを外したからであった。一方、PUMASはUANLティグレス守備陣の失策によって得点を決めた。
最初の失策は、フランシスコ・メサがペナルティーエリア内で相手にボールを渡してしまい、ヴィクトル・マルコラがカルロス・ゴンザレスへゴールキーパー:ナウエル・グスマンがセーブする前にボールをパスし、さらにナウエルもまた非常にゆっくりとした動きであったためミスを犯し、その後最初のシュートを何とか止めたもののリバウンドをフェリペ・モラに拾われ、1-0の先制ゴールを決められた。
UANLティグレスはエドゥアルド・バルガスによって追いつくチャンスを得たが、アルフレッド・サルディヴァルがこれを阻み、さらに再びバルガスはジニャックのコーナーキックをファーポストで待っていたが、これも決めることが出来なかった。
後半に入って、UANLティグレスは反撃開始。PUMASもあわや追加点を挙げるチャンスがあったものの、オフサイドの判定。これがUANLティグレスが、追い付き追い越すためのモチベーションアップに繋がった。
後半22分、ハビエル・アキーノがペナルティーエリアの外から放った左足のシュートがアラン・モソに当たってコースが逸れ、同点弾となった。UANLティグレスはこれで勢いに乗り、後半35分ヘスス・ドゥエニャスが放ったミドルシュートが決まり、逆転。そして今度は、UANLティグレスがオリンピック・スタジアムで日曜日に準決勝進出を目指し訪れることになる。