PUMASは大いなる期待を持って、ミチョアカン州の州都に到達した。サポーターの応援のおかげで、メキシコサッカー4大クラブ(クラブ・アメリカ、CDグアダラハラ、クルス・アスル)に相応しいことを改めて証明した。
チームは先週末にCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルス戦で再び連勝街道を歩み始めた後で、モレリア市に元気いっぱいで到着した。滞在先ホテルでは、約50名ほどのサポーターが待っていた。チームの好調さは、彼らの情熱を湧き立てた。まるでPUMASの支店であるかのようにゴージャが響き渡った。
お決まりのように彼らはカルロス・ゴンザレスやアンドレス・イニエスタラ、アラン・モソらにサインや記念撮影を求めて群がった。彼らはそれまでの得点や活躍によって、チームの勝利に貢献しているとサポーターから認められているのである。
彼らの輪の外でPUMASのスポーツディレクター:ヘスス・ラミレスは、これまでのチームの成績とポジティブな実績による自信に満ちて、満足気であった。
「今回のモナルカス・モレリア監督更迭と新監督就任は、選手たちの今後の見通しや我々にとって良いバロメーターになるだろう。」と語った。
彼にとってこれまでの経験上、モナルカス・モレリアはパブロ・ゲデ新監督と一丸になって勝利を目指すであろうから、それまで以上に危険だと見ている。
「モナルカス・モレリアは可能な限り新監督が要求することに対して即座に適応し、おそらく全力で我々に挑んで来るだろうと思う。つまり、非常に注意を払わなければならないということだ。ただ、これまでやって来たことには自信がある。」と、述べた。
PUMASの主な武器は、間違いなくここに来て定着してきた守備陣によるハードワークである。
「我々がこのカードの勝利チーム候補であるかどうかは分からないが、守備陣が行っているハードワークや常に無失点で相手チームを抑えることは、チームに堅実さを寄与していると共に守備陣だけでなく前線における攻撃にも繋がっていると思う。今チームが保っている規律正しさは、不可欠だ。」と、断言した。
そしてチームの得点力不足に対して、心配していることを隠さなかった。それは、今チームが勝ち点を積み上げるが出来ない要因であるからだ。しかし、それはあくまでも小さなスランプに陥っていると見ている。
「明らかにそして間違いなく、それが原因で勝ち点を積み上げられずにいる。それはフォワード陣だけの問題ではない。しかし、チームとしては結果を出している。」と、締め括った。