Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

アマウリ・ガルシア、PUMASの新たな賭け

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弱冠17歳のアマウリ・ガルシアは、早くスタメン起用されるようにTOPチームでトレーニングをすることで自身の夢を現実にしようとしている。

 

  メキシコサッカー1部リーグデビューを17歳で果たし、おまけにドローを拾うような得点をその試合で挙げるようなほんの一握りの選手たちしか、それは口にすることは出来ない。アマウリ・ガルシアは、メキシコ杯の開幕節でアトレティコ・サンルイスに対してそれをしたのである。しかし、彼の歴史は1週間前に始まった訳ではなかった。

 

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工学に興味がある高校3年生のアマウリ・ガルシアは11歳の時にPUMASの下部組織に入団し、その時以来リーダーシップとピッチでプレーをする喜びと共に生まれ持った資質を発揮していた。そしてリーグ優勝のタイトルを獲得したアンダー17で主将を務め、今ミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督の指揮下で成長し続けるために感動と期待を持って、トレーニングをしている。

 

◆まだ対アトレティコ・サンルイス戦における初得点の感覚は残っている?
そこで終わりではないので、トレーニングをし続けなければならない。その感覚は、不可解で、説明できない。メチャクチャ嬉しかった。

 

◆TOPチームに適応するのに、苦労したか?
トレーニングは、全てを可能にする。日々取り組まなければならないし、彼らのレベルを維持するために、特別なメニューをこなしている。ここでは誰もが自分のことをとても歓迎してくれて、彼らは自分のことをサポートし、自分にと話しに来る。本当に全てが素晴らしいんだ。トレーニングに次ぐトレーニングは、成功の近道だ。

 

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◆ミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督の指揮下でトレーニングをする際に、アドバイスはもらった?

監督との会話は常に自分を助け、走り方、行くべき場所、何をすべきかを教えてくれ、トレーニングを容易にする冗談を交えたものが常にある。それは夢であり、本当に今までの経験でベストなものだ。日々のそれらが、非常に重要だ。

 

◆どうやってクラブに入団するチャンスを与えられたのか?

11歳の時にトライアウトを受け、下部組織で行っているすばらしい仕事のおかげで、自分はここで機会を与えられた。2歳年上の兄が2部リーグでセンターバックをプレーをしていて、家族全員が一生を過ごしている。父もまたプロではないがサッカーをしていたし、今の自分があるのは彼らのおかげだと思う。毎日食事や勉強を手助けしてくれる。

 

◆自分のピッチにおける長所は何だと思う?
インテリジェンスにボールを受ける前に物事を考え、良い動きをすることだ。そして、ピッチのどこにスペースがあるのを見つけることだ。

 

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◆スポーツと学業の両立は困難か?
学校のおかげで、自分自身を維持することが出来た。トレーニングのスケジュールが柔軟になり、これらの施設がなかったらもっと難しいと思うが、少し難しいと思う。

 

◆スポーツディレクターのヘスス・ラミレスとミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督のプロジェクトについて、どう思うか?
TOPチームに加入するために下部組織出身選手を起用しようとしているし、沢山の選手たちをトレーニングするために召集しては解雇している。本当にとても気に入っている。

 

◆短期、中期、長期目標は?
まずは、ミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督の信頼を勝ち取りたい。中期的にはTOPチームに残ること。長期的には、将来ここでスタメンになることだ。ヨーロッパへ移籍したり、メキシコサッカーA代表に召集されることも主な目標だ。