ポトロスUAEM(メキシコ州自治大学)とPUMASは、メキシコ杯でスコアレスドローに終わる
PUMASはメキシコ杯・グループリーグにおいて、すでに敗退が決まっていたポトロスUAEMのホームゲームを引き分け、第8ブロックの首位を確定した。ポトロスUAEMのホームスタジアムであるアルベルト“チーヴォ”コルドヴァにおいて、PUMASのホセ・ミゲル・ゴンザレス“ミッチェル”監督は数人の選手たちをデビューさせることに活かした試合で、スコアレスドローという結果でグループリーグを締め括った。PUMASはこの結果2勝2分けの勝ち点8で第8ブロックの首位を決め、決勝トーナメント進出となった。
アクシデントの多い試合になり、特にディフェンダー:ロドリゴ・ブロンサッティにとってサッカー人生最悪の日となった。何故ならば最初に顔面にぶつけられ流血し、試合中ほとんどの時間帯でプロテクター代わりの帽子を被らざるを得なかった。後半20分、自陣のペナルティエリア近くでピンチを救うためにスライディングタックルを試み、左膝を負傷し途中退室することになった。
ミッチェル監督はこの試合2014年にアンダー13に加入し、昨年2019年後期ステージアンダー17の優勝メンバーで37得点を挙げ、現在はアンダー20で12試合7ゴールを決めている18歳のエマヌエル・モンテハーノと若干16歳のディフェンダー:ヘスス・リバスをそれぞれメキシコサッカー1部リーグのデビューをさせた。
PUMASは今度は翌週に行われるリーグ戦の対クラブ・レオン戦に集中することになり、ポトロスUAEMは0勝2敗1分けでこのメキシコ杯への参加を終えた。そしてまだ残り試合があるものの、全部で9ブロックあるグループリーグにおいて4チームが決勝トーナメントへの進出を決めた。