PUMASがイダルゴ・スタジアムへ乗り込み、CFパチューカ相手に1−0で勝利
ファビオ・アルバレスのゴールのみで十分だったPUMASに対し、CFパチューカはビクトル・グスマンがペナルティーキックを外す
PUMASがプレーオフ準々決勝のファーストレグを制した。ファビオ・アルバレスが早い時間帯に放ったシュートによる1点で、非常に多くのバリエーションに富んだ攻撃をしたCFパチューカであったが正確さと決定力に欠き、2020年ガーディアンズ・プレーオフ準々決勝のファーストレグで結果を出せずに終わった。事実多くの得点チャンスを創出したものの、それを決め切ることが出来なかった。攻撃陣によるミスとペナルティーキックの失敗はCFパチューカにとって敗北する原因となり、そして今セカンドレグで1点のビハインドをオリンピック・スタジアムにおいて追い掛けなければならないことになる。
序盤から試合の主導権を奪ったのは、ファクンド・ワジェルが左サイドから放った左足のシュートで攻撃を始めたPUMASであった。そのシュートは決まることは無かったが、このトライが序章となって前半8分ペナルティーエリアの外からファビオ・アルバレスが放った右足による対角線のシュートは、相手ゴールキーパー:オスカル・ウスタリが必死に手を伸ばしたものの届かず、スタジアムに吹いた一陣の風となってPUMASが先制した。
しかしCFパチューカはこれで気概を損ねることなく、試合をイーブンに戻そうと反撃開始。前半22分エリック・アギーレがペナルティーエリア内でノーマークになっていたところにスルーパス。これをダイレクトボレーでシュートしたものの惜しくもコーナーキックに逃れられた。これだけに留まることなく、CFパチューカのミスの山は築かれ続けた。ハーフタイム前にはファン・パブロ・ビゴンがペナルティーエリア内でボールを受けたエリック・サンチェスに対し、後ろからぶつかりこれがペナルティーキックに。
しかしながら、これを蹴ったビクトル・グスマンがゴールキーパーの左脇へ外してしまう。ゴールキーパー:フリオ・ゴンザレスが蹴った方向とは逆へ飛んだのに対し、この絶好機を逃してしまう結果に。CFパチューカは、少なくとも同点に追いつくチャンスをフイにしたのであった。ミスを犯したのはグスマンのみでは無かった。後半3分、1本のスルーパスから抜け出したエリック・サンチェは、ゴール前で相手ゴールキーパーと1対1の好機をも潰した。さらに悪いことに後半18分にもスルーパスを受けたフェリペ・パルドが、その後にも決めきれなかった。
その後も途中交代で出場したビクトル・ダビラがヘディングシュートをとんでもなく高く外してみたり、あわやオウンゴールというボールをゴールキーパー:フリオ・ゴンザレスがスーパーセーブしたりして、決定的な得点チャンスを次々と失っていった。そして今この敗戦によってCFパチューカは、2020年ガーディアンズステージのレギュラーシーズン第2位というPUMASのホームゲームで最低2点以上を決めなければならなくなった。そしてさらに相手がもう1点以上得点を決めると、ますます状況は複雑なものとなっていく。