クラブ・レオンは土壇場で勝負根性を発揮し、PUMASから勝利を奪う
PUMASとクラブ・レオンは決勝戦ファーストレグで素晴らしい試合をしたが、カルロスゴンザレスによる得点は、ナウカンプ・スタジアムにおけるセカンドレグでPUMASにとってアドバンテージとなる
PUMASは決勝戦のファーストレグで先制したが、クラブ・レオンは最後の最後に闘志を発揮しゴールを決め、オリンピック・スタジアムにおける最初の90分間で1対1と引き分けた。
PUMASは、後半27分に右サイドのカルロス・グィティレスがセンタリングを挙げ、それをカルロス・ゴンザレスが先制点を決めた。 しかし、クラブ・レオンは、後半43分にダビド・ラミレスのクロスをエマニエル・ジリオッティが押し込み、同点に。 アンドレス・リリーニ監督が率いるPUMASはアドバンテージを持たない無いまま、レギュラーシーズン総合順位表首位チームのホームグラウンドへ向かう。
PUMASは、フアン・パブロ・ビゴンが3人の相手ディフェンダーの間でボールをスチール、右サイドを走るカルロス・グティエレスにパスを渡し、そこからファーポストへセンタリング。カルロス・ゴンザレスがドンピシャのヘディングシュートで先制した。
フアン・マヌエル・イトゥルベは、PUMASで最も危険な男であり、壁の後ろのエリアで相手ゴールキーパー:ロドルフォ・コタと1対1で対峙したが、ビッグセーブで弾かれた。クラブ・レオンはレギュラーシーズンを通して発揮した素晴らしいサッカーは、試合の大半以上で示すことが出来ないまま封印された。それでも、彼らは3つの明らかなゴールチャンスを創出した。
最初に前半26分、ルイス・モンテスがピッチ中央からドリブル突破しペナルティーエリアのすぐ外からミドルシュートを放ったものの、ゴールキーパーのフリオ・ゴンザレスがこれをブロック。 その後アンヘル・メナからのクロスからジャン・メネセスが合わせたシュートをPUMASディフェンダーが体に当てて防いだ。
そしてついにロングパスがダビド・ラミレスに繋がった後、危険で低く斜めのクロスを送り、エマヌエル・ジリオッティが差し出した足に的確に届き、同点。クラブ・レオンが直面しなければならない唯一の問題は、この試合2枚目のイエローカードゲームを受けた後に退場させられたハイネ・バレイロの代わりに誰が代役を務めるか?ということである。