デポルティーボ・トルーカはネメシオディエズ・スタジアムでPUMASを打ち負かし、総合順位表の首位を堅守する
デポルティーボ・トルーカは、アレクシス・ペドロ・カネロの後半終盤におけるゴールのおかげで勝ち点3を挙げる
前半20分、ミゲル・バルビエリがアルフレド・タラベラと1対1の状態となり、頭上を超えるシュートを放ったミチャエル・エストラダに奥深いパスを通した辺りから、デポルティーボ・トルーカは試合のリズムを掴み始めた。 しかし、主審:ルイス・エンリケ・サンタンダーはオフサイドポジションにあることを指摘、そのゴールを無効にした。実際にエストラーダはPUMASを脅かしたが、そのチャンスを得点へ繋げることは出来なかった。 その3分後デポルティーボ・トルーカがカウンター攻撃を仕掛け、ルベンス・サンブエサがボールをマイケルにパスした。マイケルは良いポジションにいてシュートを試みたが、右サイドから少し逸れた。
ファビオ・アルバレスは終始集中力を欠き、右サイドからの攻撃の際にディエゴ・リゴナトからボールを奪われ攻撃の芽を摘んでしまったり、ゴールキーパー:アルフレード・タラベラに拙いバックパスをし、あわやルベンス・サンブエサにスチール、得点されるところであった。タラベラもまたリバウンドボールを誤って、デポルティーボ・トルーカへ得点を献上するところであったが、アレクシス・カネロがオフサイドポジションにいた為、そのプレーは無効となった。PUMASは前半ほとんど半死半生の状態で、ハーフタイムを迎えた。
試合が進むにつれ、その行方の不正確さが中心となり続けた。 最終的にアレクシス・カネロが右サイドから抜け出したチームメイトからセンタリングを受け取り、タラベラに向けてシュートしたのは後半43分であり、ロドリゴ・サリナスが終始最終ラインを安定した守備を見せたおかげで相手攻撃陣を完封し、勝ち点3を挙げた。PUMASは相変わらず試合における確実性を欠き、加えてエース:フアン・イグナシオ・ディネンノの復帰の緊急性を改めて示すこととなった。