Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年グリッタ前期ステージ 第7節 Toluca 2-1 UNAM

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PUMASにとって忘れられない試合:対デポルティーボ・トルーカ戦で計3名退場、そして敗戦

 

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PUMASはネメシオ・ディエス・スタジアムで行われた試合で、最終的に9人となり2-1と敗れる

 

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この日曜日PUMASは闘志とスピリッツを見せたものの、アラン・モソ(前半14分)とアンヘル・ガルシア(後半29分)の退場者を出し、最終的に9人で戦う羽目となった。ビジターとしてネメシオ・ディエス・スタジアムを訪れた1戦において、対デポルティーボ・トルーカ戦で2-1と敗れたが、PUMASは9人となったもののこの結果今シーズン4勝目を挙げ勝ち点14で、得失点差でクラブ・レオンに次ぐ総合順位表の第3位となったデポルティーボ・トルーカ相手に素晴らしい試合を展開。得点者はデポルティーボ・トルーカがルーベンス・サンブエザ(前半19分)、アレクシス・カネロ(後半24分)、PUMASはファン・イグナシオ・ディネンノ(前半7分)であった。

 

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PUMASは今シーズン4敗目、勝ち点5で総合順位表の第15位とアンドレス・リリーニ監督の綱渡り状態は続いている。この後のFIFA国際マッチデーによるリーグ戦中断において、彼は更迭されるだろうか?チームの中断明け初戦は、オリンピック・スタジアムでCDグアダラハラを迎え撃つが、試合終了間際に審判団に対してクレームを付け一発退場処分を受けたファン・ディネンノやアラン・モソ、アンヘル・ガルシア抜きの陣容で戦うのだろうか。一方で、デポルティーボ・トルーカは首位を狙ってCFパチューカをアウェーで訪れる。

 

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前節の対プエブラFC戦の勝利で目覚めたかのように、前半6分カウンターアタックからペナルティーエリアでスルーパスを受けたファン・ディネンノが相手ディフェンダーのハレット・オルテガに足を引っ掛けられ、試合の主審:セサール・アルトゥーロ・ラモスはペナルティーキックを宣告。自らボールを取って、ペナルティーマークの上にボールを置き、柔らかいインサイドキックで相手ゴールキーパーのルイス・ガルシアの逆を突き、ゴールネット左に決めてゴール裏に陣取っていたPUMASサポーターを沸き立たせた。

 

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この得点で勢いづき追加点を狙ってPUMASにとって、左サイドで悪夢を蒙った。ピッチ中央付近で冷静さを失ったアラン・モソがルーベンス・・サンブエザの足を踏ん付けてしまい、さらには相手の膝に足が当たってしまう。オンプレーで試合続行させたセサール・アルトゥーロ・ラモスはゴールライン付近におけるラウール・ロペスのファールに対してイエローカードを掲示した後にプレーを止め、その後でピッチに倒れたサンブエザの下に駆け寄ってアラン・モソへ一発退場のレッドカード。PUMASは早い時間帯から、10人でプレーをすることを余儀なくされた。

 

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その5分後、デポルティーボ・トルーカは同点に追い付くチャンスを得る。数的有利を活かしてルーベンス・・サンブエザがボールを奪い、マークに付いたエフライン・ベラルデを切り返しで振り払い、ゴールポストに当たって難なく同点に。前半の終盤は10人となったPUMASが守勢に回り、更なる得点で逆転を狙うデポルティーボ・トルーカを何とか食い止めた。

 

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後半に入って、アンドレス・リリーニ監督は前半のようなプレッシャーから解放させようとした。キックオフ直後から再三にわたって相手ゴールを目指すデポルティーボ・トルーカに対して、チームは逆転を狙うライバルを上手く抑えた。攻勢の相手陣内スペースを活かして、カウンターアタックを仕掛けてゴールに迫ったが、相手ゴールキーパーのルイス・ガルシアの好守によって阻まれた。実際にペナルティーエリア内で相手ディフェンダーに囲まれながら、反転してシュートを放ったファン・ディネンノはこのゴールキーパーによるスーパーセーブで惜しくもゴラッソを決め損ね、ボールはコーナーキックへと逃れた。

 

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数的不利にもかかわらずピッチにおいて優勢かに見えたPUMASの一瞬の隙を突いて、後半24分ルーベンス・サンブエザが右サイドからドリブル突破、ニアーポストへセンタリング。これをアレクシス・カネロが幻想的なヒールキックでアルフレード・タラベラの守るゴールに突き刺し、メキシコサッカー1部リーグ通算50得点目のゴラッソでついに逆転した。

 

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これで意気消沈したPUMASの若手選手は、後半30分アンヘル・ガルシアがこの試合2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となり9人で戦うことに。幾つかの同点に再度追い付くチャンスを得たものの、放ったシュートはすべてゴール枠外へ飛ぶ始末。試合終了の笛が鳴った後で、ファン・ディネンノは試合中の判定に対してクレームを付けて一発退場のレッドカード。2週間後に行われるCDグアダラハラ戦には、アラン・モソとアンヘル・ガルシアそしてファン・ディネンノもまた出場出来ない見込みとなった。

 

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