Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第10節 レビュー

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「メキシコサッカー協会が罰金を科すので、ペナルティーキックの判定に関して自分は話すことが出来ない」:アンドレス・リリーニ監督
 

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PUMASの監督にとって、チームは良いサッカーをした。そしてリギージャ(プレーオフ)へ直接進出(第4位以内)出来ないことを認識しているが、レペチャへ(敗者復活戦)進出(第5〜12位以内)争いというオプションが残っている
 

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試合がスコアレスドローに終わったように見えたとき、ホアン・バスケスのファウルによりホナタン・ロドリゲスがPKを決めて、クルス・アスルがPUMASに1−0で勝利した。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビューされたものの、そのプレーをペナルティーキックとして判定する必要があるとは考えていなかったPUMAS選手たちの不満の前に、論議を醸し出し取っ組み合いになりそうな様相であった。 アンドレ・リリーニ監督も不満を口にしたかったが、その件に関して掘り下げたくなかった。
「自分はそのプレーを見たが、多くの評論家が言うようにそれがペナルティだったとはまったく思わない。 ただメキシコサッカー協会が自分に罰金を科すので、ペナルティーキックの判定に関して話すことは出来ない。」と、記者会見で述べた。
 

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この時点でPUMASが昨シーズン同様、リギージャ(プレーオフ)に直接進出することは非常に難しいようだが、当面の目標は変わらず、残り7試合の日程を計算すると今度はレペチャへ(敗者復活戦)進出するための努力が必要だ。
「その道のりは昨シーズンとは異なるが、目標は同じだ。 可能性的にリギージャ(プレーオフ)へ直接進出することは非常に困難だ。 それは現実的ではない。 もちろん、レペチャへ(敗者復活戦)へ進出する必要がある。」
 

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アンドレス・リリーニはPUMASがペナルティーキックの判定以前に結果を出す為に良いサッカーをしたと指摘したが、最終的には勝利を収めることが出来なかった。
「正直なところ、我々は結果を求めた。 チームは、非常に優れた戦略的および戦術的な試合をした。」
 

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そしてそれは、PUMASが昨シーズンに収めたものから遠く離れているので、不満であることは明白であるということだ。 敗北した内容以前に、それは突然それまでスコアレスドローになりそうな試合が一転して、挙げなければならなかった勝ち点が0となってしまった。
「それは、相応しいとか言い訳では無い。だから自分は何も言っていないが、改善する必要がある。 非常に良いサッカーをしたにも関わらず最後の30秒でその努力が水の泡となってしまい、ロッカールームでは多くの欲求不満、不快感が渦巻いている。」