「全ての試合が、このように行くとは限らない」アンドレス・リリーニ監督が、PUMASの崖っぷちであった試合を振り返って
彼は自身のポリシーである引き分けには喜ばず、今後の為に対CFパチューカ戦でチームが犯したミスを分析した
2021年ガーディアンズ・ステージにおけるPUMASの試合は、再び複雑なものとなった。彼らにとって90分間のみならずアディショナルタイムを含めて、セバスチャン・サウセドとファン・ディネンノによる得点が2−2のドローを拾うのに十分であった。そして、レペチャへ(敗者復活戦)へ進出するために重要な勝ち点1となった。
アンドレス・リリーニ監督の考え方は、明確だ。
「チームは試合を簡単に諦めなかったが、改善する余地は沢山ある。」
彼は全ての試合が同じように運ばない、そして彼らは先攻された際に逆転出来るための余地を持っているので、以前から調整する必要があり、必要な際に得点力を高める必要がある。
「常に持っているメッセージは、負けるために戦っている訳では無い。引き分ける以前に、勝つために非常に良くトレーニングして来ている。犯してはならないミスによって2点を先攻され、チームは勝ちに行った。全ての試合が、このように行くとは限らない。それ以前に、試合に勝とうとしなければならない。メッセージは常に選手たちが先攻されないというものだが、サポーターはこのことを理解していてそれをピッチで示すためにいる。」と、記者会見で語った。
もちろん、考え方は維持している。それは確率的に可能性が有る以上は、リギージャ(プレーオフ)に進出することが出来る。彼らは出来るだけ上位へ進出することを熱望するために、激しいメンタリティーを持ち続ける。1分1分をインテンシブに、そして彼らはすべての可能な勝ち点を獲得するために彼らの持っている全てを出す必要があるため、既に残り試合全てが決勝戦であるかのようにプレーをしている。
「前半はイスマエル・ソサが、非常に上手い得点をマークした。それがCFパチューカにとって、唯一の得点チャンスだった。後半は、スローインから追加点を挙げた。非常に顕著な改善があったので、それは我々が決勝戦に直面するだろうというような振り返り方が出来る。そしてそれは、そのように直面しなければならなかった方法だ。我々は常に最高のスタメンを選ばなければならないし、目標を達成する近道であって他に方法はない。これは相応しいかどうかではなく、勝つための方法であり得点を決めるかどうかだ。それを上手く出来れば、非常に良い。今日は非常に上手く行えたが、彼らは一度我々を打ち負かした。これがPUMASというチームであって、PUMASはこのように戦うチームなんだ。そういう結末には満足しているが、しかし次の試合以降はリギージャという目標からこれ以上遠ざからないように勝たなければならない。」
これだけに留まらず、リリーニ監督のメンタリティーは維持されている。そして数々のミスを犯しそれを改善しなければならないのでドローには喜ばず、結果は救われた形となったがもっとやれるハズだし、メンタリティーはさらに上を目指さなければならないと強調した。
「正直なところ、ロッカールームに音楽は流れていない。リーグ戦が中断された2週間は、非常に良い内容だった。選手たちがトレーニングのピークにあるとき、それは試合前に持っている最高のディフェンスだ。こういうことが起こったとき、なぜそれが勝てなかったのか?なぜ我々がミスを犯したのか?を分析するが、今日は勝てていなかった感じだった。勝ち点1は負けていた試合だったので有効だが、2−0で負けている試合を追い付いたのだからポジティブに捉えられる。だが現実は勝ち点1しか挙げられず、我々は勝ち点3を挙げるべくトレーニングして来たんだ。」