Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第7節 レビュー

 

アンドレス・リリーニ監督は、PUMASの2022年前期ステージにおける失敗を認める
 
彼は目標を達成出来なかったこと、そしてサポーターによる期待を遥かに下回ったと述べた
 

 
ついに失敗したことははっきりして、PUMASはレペチャへ(敗者復活戦)に進出せず、アンドレス・リリーニ監督はこの船から下船することは無いことを明らかにした。彼は早くも翌シーズンに対するプランを考えていることを仄めかしたが、続投するかどうかはミゲル・メヒア・バロン副社長と首脳陣による判断となるだろう。
「その質問(続投問題)は、自分が決める問題では無い。契約(2023年12月まで)には署名してあって、自分から乗り掛かった船を下船するのは臆病者だと思う。もう一度1からやり直そうという努力が頭から離れないし、もちろん今シーズンに対する分析があることだろう。このような逆境におけるサッカーは、非常にシンプルだ。」
 

 
彼は、首脳陣が最善の決定を下すのを待つことだろう。
「ミゲル・メヒア・バロン副社長は、自分に対して背を向けたことは1度も無かった。彼ら首脳陣はいつも自分と共にいて、それは常に感謝している。自分個人としても1人の人間としても、乗り掛かった船から自ら下船することは無い。 我々は、本当に良い時間を過ごしている。」
 

 
彼は相手チームであったCFプエブラによって、チームは打ち負かされたまま終わったことを認めた。
「(この敗戦の原因は)後で全てはハッキリするだろうが、選手達は非常に落ち込んでおり、その責任を感じている。彼らはそれらを乗り越えて、前へ進んでくれることだろう。」
 

 
序盤における失点は、今シーズン悩まされた象徴の1つであった。
「今シーズンは常に相手チームに先制されたが、全てが選手達の責任では無い。しかしながら、我々にとって大きくのし掛かった。これはチーム自体が自ら修正出来るものではなく、サポーターに対して説明するのは難しい。我々にはこの状況から前へ抜け出せるダイナミックさが無く、それがチームとしての力強さに欠けることに繋がった。この状況は一進一退であるので、その責任者は自分だ。」
 

 
そして、彼はチームのスタイルを選手達が失ったことを明らかにした。
「チームにとって、何が欠けているか?は、マスコミの皆さんはもうお分かりだろう。チーム内であり得ない状況があったとは思うが、誰に責任があるということでは無い。おそらく自分がチームにイズムを浸透することが出来なかったので、成し遂げる希望のレベルを下げなければならない。このグループは、重要な局面で困難な状況から抜け出すために戦う集団だ。ウチには個人の力だけで、試合に勝てるだけの選手はいない。我々は非常に戦闘的なチームなので、それぞれの選手達がベストな状態でなければならない。それがシーズンを通して維持出来なかったことで、当初描いた目標へ対する期待を下げざるを得なかった。」
 

 
今シーズンに別れを告げることに対しては、非常に苦労させられた。
「とても苦い思いをしている。我々は自分たちが設定した目標であった、リギージャ(プレーオフ)進出が出来なかった。それが、達成出来なかったことは失敗だ。敗戦の味は苦く、自分は負けてしまった。これは、自分の人生で起き得る最悪なものだ。もちろん皆さんに対しては、いつも感謝している。」