メキシコで生きて行く上で、現在の通訳という仕事をしている以上はバヒオ地区*1以外に選択肢はほぼありません。前の会社における職場環境について特に不満はありませんでしたが、賃貸アパートの家賃が高く、加えて社長をはじめとする日本人駐在員の方々によるビジョンが不透明なことが今後の将来に対する不安を増長していたため、この度ご縁があって再び2年振りにアグアスカリエンテス州に戻ることにしました。
転職が多い理由はもちろん個人的に色々あるかもしれませんが、ぶっちゃけメキシコに進出している殆どの日経企業がブラックであることは異論の余地はありません。ただ今から8年前にお世話になった会社と今回お世話になる企業様だけはその限りではなく、前者に関しては実家の新規事業を手伝えという実父による立っての依頼があったため渋々日本へ戻りましたが、今回はそういったバックボーンもなく、改めて心機一転頑張ろうと思います。
*1:メキシコ中央部高原地帯の総称で、在レオン日本国総領事館管轄のアグアスカリエンテス、グアナファト、ハリスコ、ケレタロ、サンルイスポトシ、サカテカスの6州を含み、首都のメキシコシティ周辺と並び数多くの日系企業が進出する地域