Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第5節 プレビュー

 

我々はどのチームにも勝ち点を与えない:イゴール・メリタオ

 

PUMASはホームグラウンドで自身を強化するためにハードワークしてきたので、アウェーゲームで訪れるいかなるチームでも、オリンピック・スタジアムでは苦しむべきである

 

 

イゴール・メリタオは、試合前の記者会見でチームがホームゲームで戦う際に相手チームにはその重圧を与え続けるべきであることを強調した。
「我々はホームゲームであれ、アウェーゲームであれ、強くなるために努力をし続けて来た。ホームゲームで戦う際に相手チームにはその重圧を与え続けるべきであり、我々はどのチームにも勝ち点を与えない。」

 

 

彼はそれが今シーズンの大きな成果の始まりになる可能性を強調した。
「このシーズン開幕数節は、良い立ち上がり方であると見ている。我々は今シーズン、リーグ優勝を目指している。総合順位表の上位を目指して戦っているし、第4位以内(リギージャ直接進出して、2ndレグをホームゲームで戦える)に入ることを願っている。」

 

 

「PUMASのDNAを取り戻したと思う。我々は常にピッチ上でお互いをサポートし、助け合うことについて話し合っている。前節アウェーの対クラブ・ティファナ戦では1人少なくなったにも関わらず、戦い、走り、お互いを支え合うことを止めなかった。あのスタジアムは非常に難しいグラウンドであり、自身にとって非常に重要な勝ち点を挙げた。」

 

 

「ラファエル・プエンテ監督は、ボールを支配しながら試合をコントロールするという非常に良い策を持っていて、それがとても好きだしチーム全員もそうだ。ティファナではその1週間に計画されていたことを非常に上手くやり遂げた。それは監督が我々に求めたものであって、可能な限りベストを尽くした。」と、付け加えた。

 

 

彼はまた、チーム陣容の中に順応性があることに触れた。
「常に改善の余地があって、それに対してベストを尽くすように努める。対クラブ・レオン戦や対クラブ・ティファナ戦の試合内容に満足する事は出来ない。」

 

 

そして、今週日曜日の対戦相手についてコメントした。
「CFアトラスは、注意しなければならないチームの1つだ。非常に高いクオリティーがあって、良い選手たちが前線に揃っている。フリアン・キニョネスとフリオ・フルチの2人は要注意だ。ただ日曜日に総合順位表の上位に残れるために非常に重要な勝ち点3を挙げられるように取り組んで行くつもりだ。常に気を配っていなければならず、注意が必要だが、負傷者たち(エドゥアルド・サルビオやニコラス・フレイレ)に関係なく、相手はここ3節連続ドローであったので、勝ちに来る非常に手強いチームだ。」

 

 

そして負傷者や前節退場者による欠場があっても、チームには影響を与えないことを強調した。
「エドゥアルド・サルビオも、アルトゥーロ・オルティスも我々を大いに助けとなってくれている。ただ我々は、良いチーム陣容を持っている。前節代わりに出場したジョナタン・サンチェスは、非常に優れた試合をした。良い選手たちによる陣容を持っていることは重要であり、だからこそ(負傷者や前節退場者による欠場があっても)問題は無いと思う。勝ち点3を挙げるためのクオリティーは十分にあると思う。」

 

 

個人的なパフォーマンスと、守備的ミッドフィールダーとしてのヘスス・モリーナとのコンビについて、彼は次のように述べた。
「昨シーズンは非常に複雑なシーズンであったが、自分は引き続きハードワークをしている。ヘスス・モリーナにはとても満足しているし、ピッチでサポートするために彼とよく話している。 PUMASでベストを尽くすために、そしてこのトーナメントでリーグ優勝をするために、努力を続ける。 昨シーズンは少し苦しんだが、我々は改善するために懸命に取り組んできたので、リーグ王者になれることを願っている。」

 

 

最後に、明確な質問に対して、彼はメキシコサッカー1部リーグにおける外国人選手の人数削減*1が何を意味するのかを次のように答えた。
「我々にとってさらにプレッシャーが掛かることになるが、自分は引き続き PUMASに残りたいと思っている。 自身はここでとても幸せだし、私の家族もまたそうだ。」と、締め括った。

 

*1:1月31日、メキシコサッカー協会は来シーズンよりレペチャへ(敗者復活戦)を廃止、1部リーグ昇格と2部リーグ降格を復活、各チームに外国人選手の人数削減、複数以上のクラブを1オーナーが持つ事を廃止することを決定した。