今節のフォーメーションも、前節に引き続き4−2−3−1。
セバスティアン・ソサ、ジョナタン・サンチェス、アルトゥーロ・オルティス(前半40分、レッドカード)、ホセ・リカルド・ガリンド(後半1分、パブロ・ベネべンド)、アドリアン・アルドレテ、アレク・アルバレス(後半54分、ホセ・カイセド)、ヘスス・モリーナ、イゴール・メリタオ、グスタボ・デル・プレテ(後半1分、サンティアゴ・トリゴス)、ジオゴ・デ・オリヴェイラ(後半32分、ウリセス・リバス)、ファン・ディネンノ。
前節の裏話でホームゲームは全勝が目標だと書きましたが、相手次第ではアウェーゲームでももちろん、勝利を目指す必要があります。ましてや前節の対戦相手は、コロナ禍明けから6シーズン連続でリギージャ(プレーオフ)もしくはレペチャヘ(敗者復活戦)進出していない、
2020年後期ステージ:第16位(2勝5敗3分、勝ち点9)
2020年前期ステージ:第15位(4勝10敗3分、勝ち点15)
2021年後期ステージ:第14位(5勝7敗5分、勝ち点20)
2021年前期ステージ:第18位(3勝8敗6分、勝ち点15)
2022年後期ステージ:第17位(4勝8敗5分、勝ち点17)
2022年前期ステージ:第15位(4勝8敗5分、勝ち点17)
メキシコサッカー1部リーグでも近年は弱小チームの1つであるクラブ・ティファナでした。
エドゥアルド・サルビオやニコラス・フレイレが負傷者リスト入りしたことで先発出場することが叶いませんでしたが、もし無事にスタメン出場して攻撃の厚みを増して(前節同様のスタメンリストで)さえいれば、十分勝ち負けを出来ていた試合でした。
アウェーゲームで10人という数的不利にもかかわらず、スコアレスドローを得たことは評価できます。ただし、前述の通り弱小チームであるが故に攻撃面における拙攻が目立ちました。よって、額面通りに受け取ることは出来ません。そういった状況を踏まえた上で、アレク・アルバレスが攻守にわたって良いプレーをした(得点チャンス創出1回、パス正確度13/18、ドリブル突破1/3、リカバリー11回、インターセプト2回、クリア2回、30mライン進入3/3、デュエル勝利数6/9、空中戦1/2)ことは、今後に繋がるでしょう。
次節はホームゲームで一昨シーズンまでにリーグ連覇したCFアトラスが対戦相手になりますが、昨シーズン急激に低迷し第17位(3勝10敗4分、勝ち点13)フィニッシュしているものの、今シーズンは1試合消化していない中1勝2分で、現在のところ第8位。しかも前節ホームゲームで、PUMASが第2節アウェーゲームにおいて0-3で大敗したサントス・ラグーナ相手に先制され、追い掛ける展開で打ち合いとなり最終的に2-2のドローという試合ぶりを見る限り、決して油断できる相手とは言えません。