Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第10節 レビュー

 

「観衆には言論の自由がある」ラファエル・プエンテ監督(2023年後期ステージ3勝5敗)はPUMASを辞任するつもりはない

 

PUMASのラファエル・プエンテ監督は、オリンピック・スタジアムにおける対プエブラFC戦で新たな敗北を喫した2023年後期ステージの悪い状況を逆転出来ることを望んでいる。しかしながら継続する機会がある限り、その役職を辞任するつもりはない。
「自分が辞任する時は、自分自身やコーチ陣を信頼出来なくなった時だ。少なくとも、今日はその瞬間から程遠い。首脳陣が決断した後であれば、それはもう自分の領域ではない。自分が持っている辞書の中には諦めるとか、途中で投げ出すという言葉は存在しない。」

 


PUMASの監督に就任して以来、ラファエル・プエンテは3勝5敗2分けの成績である。対プエブラFC戦における大量失点は、スタジアムに詰めかけた観衆から辞任を求めるクレームがクローズアップされた。
エクトル・ラミレスの一発退場について、監督は選手がミスを犯し、それが試合における戦略を制限したことについて言及した。

「規律ではなく、集中力不足だ。規律を欠いた行為ではない。エクトル・ラミレスはメキシコサッカー1部リーグデビューして2試合目で、ピッチの特定のエリアに侵入し、レッドカードを宣告された。1人少ない状況は、それまでリードしていながら優勢で、それまで窮屈に見えた相手チームに手を差し伸べたことで、試合の行方を大きく変えた。」

 


守備面におけるミスに対して、負傷や出場停止によってすべての試合で守備陣スタメン選手たちを起用出来なかったことを挙げた。
「シーズンを通して分析すると、ディフェンスラインは多くの状況によって多くの変化を遂げてきた。彼ら選手たちは全員がプレーに参加しており、ディフェンスラインを動かして失点を減らすほどの堅実さはないものの、頻繁に動かしてきた。戦術面や出場停止の問題は、ディフェンスラインにとても苦労させられている。」

 


観衆から辞任を要求するブーイングやクレームを浴びせられたことについて、ラファエル・プエンテ監督は、彼らはチームが常に勝つことを望んでいるので、理解していると述べた。
「観衆に対して何かを求めることは、決してない。むしろ、感謝している。このクラブはそれを要求していて、この敗戦は痛々しく、我々は勝ち点を挙げなければならなかったのに、そうすることが出来なかった。メキシコサッカー1部リーグのシステム上、レペチャヘ(敗者復活戦)が存在し、まだ進出する可能性が残っている。総合順位表第8位以内(リギージャ=プレーオフ)へ進出するためには、トーナメント後半で勝ち点を積み上げなければならず、観衆には言論の自由がある。入場券を購入して、我々を非難することが出来る。我々にとっては、ハードワークをするだけだ。」