Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期ステージ 第12節 レビュー

 

ラファエル・プエンテ監督は、自分の将来を明らかにするのは自分ではないことを保証する

 

PUMASの監督は観衆が辞任を求めた後、彼らが自分自身を表現する権利があることを認識している

 

 

PUMASのラファエル・プエンテ監督は、日曜日の対CFパチューカ戦を0-2で敗れた後、彼が引き続きPUMASの監督を続投するかどうかを知るのに適切な人物ではないことを明らかにした。

監督は記者会見で、「その質問は私が答えるものではない」と不満そうな顔でコメントした。

 

 

そして、観衆は彼の辞任を叫び声で求め、試合が進むにつれて、特に最後の試合終了の笛が鳴った時、監督だけでなく選手たちにも、ブーイングと侮辱が最高潮に達した。

「監督を辞任しろ!」というコールの中、ロッカールームへ向かう階段を降りようとした際に、観衆はビールやその他の物を彼に投げ付けた。

「自分はこれまでも述べてきたが、それを変えるつもりはない。観衆には自分たちが適切であるという方法でデモンストレーションを行なう権利があって、自分は彼らの意見を尊重する。」

 



PUMASは今シーズン、3連敗中。直近の7試合で6敗、2023年後期ステージで最下位から3つ上の第16位。ケレタロFC(勝ち点9)とマサトランFC(勝ち点4)に対して、勝ち点11という僅かな差しか付けていないが、監督はここがどん底であるとは思っていない。まだまだ、落ちる可能があると言うのだ。

「これ以上落ちるかどうか分からないから今がどん底だ、とこれまでに言ったことはない。これ以上下位に沈む可能性があることは事実であり、それがどん底だと述べるのは無責任なことだ。どん底だと言えるのは、そこから這い上がった時のみだ。」と語った。

 

 

ポジティブな結果が出ていないことに対して誰もが迷惑をしているので、監督は試合で彼のチームを弱体化させた状況に加えて、PUMASのロッカールームにおける状況について話した。

「明らかにチームは、非常に打ちのめされている。力 強さの欠如と数的劣勢の間で我々を弱体化させ、ホームで再び負けた状況を繰り返すのは複雑な打撃だ。チームは消耗しきっているが、ハードワーク以外に状況を逆転させる方法はないことを認識している。」と、彼は強調した。

 

第4節対クラブ・ティファナ戦(前半40分、アルトゥーロ・オルティス)

第5節対CFアトラス戦(後半29分、イゴール・メリタオ)

第7節対クルブ・ネカクサ戦(後半アディショナルタイム、セサール・ウエルタ)

第8節対CDグアダラハラ戦(後半アディショナルタイム、ジオゴ・デ・オリベイラ)

第10節対プエブラFC戦(前半20分、エクトル・ラミレス)

第12節対CFパチューカ戦(前半29分、グスタボ・デル・プレテ)

 

PUMASは今シーズン、最も規律の乱れたチームであり、6度の退場処分を受けている。今節の前半19分にグスタボ・デル・プレテが退場試合、さら1試合この不名誉な記録が追加された。これは監督にとっての戦略を完全に不可能なものとさせ、さらにもう1敗を加えることとなった。

「また同じことが起きて残念だ。 明らかにそれは非常に長い間数的劣勢を条件とし、そのような選手層が厚いライバルに対しては複雑になる。ホームゲームにおけるここ直近の2試合で、我々は1人少ない選手でプレーしており、勝利するには十分ではなかった。」と、締め括った。