PUMASは2015年に改修されたエスタディオ・クアウテモックにおいてアウェイでCFプエブラと対戦し、3-0という惨敗を喫することで正に恐怖の夜を味わい、死者の日(カトリック教会では諸聖人の日︰全ての聖人と殉教者を記念する日)を前倒しで祝うこととなりました。
PUMASは前半開始早々から勢いを見せましたが、今シーズンを通して苦しんだのと同様にこの試合でも再び同じような試合運びとなりました。それはボールを支配しようとせず、決して訪れることの無かった相手チームのミスをひたすら待ったのでした。
プエブラは始めは前線における明確なプレーを欠きましたが、徐々にアルフレッド・サルディヴァルが守るゴールを脅かし始めました。前半16分、ペナルティーエリア中央でセンタリングを受けたヘスス・エスコボサが先制。僅かなリードで快適さを覚え、相手チームにボールを支配させなかったので、キーパー︰モイセス・ムニョスはほとんど仕事をすることがなく前半を終えました。
しかしながらPUMASは、後半も戦略を変えませんでした。何とかして振り出しへ戻そうとドローに持ち込むことを待っていましたが、プエブラはそれを許しませんでした。後半15分、ファン・カルロス・ヴァンランキンがエリア内でファールを犯し、フェルナンド・トーレスがこのペナルティーキックを決めて追加点。
そして最後のトドメを刺したのは、フランシスコ・アクーニャのヴァンランキンを置き去りにしキーパーも止められないスーパーシュートでした。PUMASは22分に奥の手であったニコラス・カスティージョを投入するも、交代出場して7分で一発退場処分となり万事休す。順位表の最下位まで、転落したのでした。