それでは、今節の対戦相手︰クルス・アスルのフォーメーションについて。
リーグ優勝8回、特徴は1997年後期ステージ以降、21年間もリーグ優勝から遠ざかっている点です。最後にリギージャ(プレーオフ)決勝進出したのは2013年後期ステージの対クラブ・アメリカ戦で元PUMASの監督でもあったギジェルモ・ヴァスケスが率いるチームでした。
まずは、今シーズンここまでの結果。ちなみに元サントス・ラグーナを率いていた、ペドロ・カイシィーニャ監督の2度目のシーズンです。特記事項として、以前までホームスタジアムであったアスル・スタジアムが移転・新設のため、今シーズンからクラブ・アメリカとホームスタジアムとしてアステカ・スタジアムを共用しています。
現在のところ、8勝3敗3分けで勝ち点27の第3位です。
注目すべき選手は、クラブ・ティファナやCFアトラスでプレーをしていた元アルゼンチン代表のミルトン・カラグリオ、2013年前期ステージと2014年後期ステージでPUMAS以来のリーグ連覇をクラブ・レオンで果たしたエリアス・エルナンデス、2015年後期ステージでサントス・ラグーナ6度目のリーグ優勝の原動力となったアンドレス・レンテリア、そして補強選手として移籍して3シーズン目のマルティン・カウテルシオに加え、長年クラブ・アメリカでプレーをしていたパラグアイ代表で守備の要︰パブロ・アギラルです。
まずは第1節、ホームで対プエブラFC戦。4-2-3-1のフォーメーション。
最前線にミルトン・カラグリオが1TOP。TOP下に今年初めてメキシコ代表に招集された、若干20歳のロベルト・カルロス・アルバラド。
続いて第2節、アウェイで対CDグアダラハラ戦。同じく、4-2-3-1。
この試合も、最前線にミルトン・カラグリオが1TOP。
続いて第3節、ホームで対UANLティグレス戦。ここは、4-5-1。
この試合から、最前線にマルティン・カウテルシオが1TOP。その両サイドに、エリアス・エルナンデスと元アルゼンチン代表のイバン・マルコーネ。
続いて第4節、アウェイで対クラブ・ティファナ戦。ここも、4-5-1。
前節と同様、最前線にマルティン・カウテルシオが1TOPで両サイドも全く同じ。
続いて第5節、ホームで対クラブ・レオン戦。ここは、4-1-3-2。
この試合で、初めて最前線を2TOPに。マルティン・カウテルシオとコンビを組んだのは、以前リーガエスパニョーラでプレーをしていて、昨シーズンから移籍したエドガル・メンデス。エリアス・エルナンデスが右サイド、TOP下だったロベルト・カルロス・アルバラドが左サイドに変更。中盤の真ん中にイバン・マルコーネ。
続いて第6節、再びホームで対デポルティーボ・トルーカ戦。4-5-1。
再び、最前線にマルティン・カウテルシオが1TOP。両サイドと中盤の真ん中は、前節同様。
続いて第7節、アウェイでサントス・ラグーナ戦。4-2-3-1。
最前線には、ミルトン・カラグリオが1TOP。両サイドは、前節同様。TOP下は、アンヘル・メナ。イバン・マルコーネが1列下がって、ラファエル・バカとハーフ。
続いて第8節、ホームで対ヴェラクルス戦。4-5-1。
再び、最前線にミルトン・カラグリオが1TOP。エドガル・メンデスが右サイド、ロベルト・カルロス・アルバラドが中盤の真ん中に戻る。その両脇にアドリアン・アルドレテとラファエル・バカ。
続いて第9節、アウェイで対クルブ・ネカクサ戦。4-1-4-1。
この試合も、最前線にミルトン・カラグリオが1TOP。イバン・マルコーネが中盤の真ん中でロベルト・カルロス・アルヴァラードとラファエル・バカが1列上がる。
この試合で、それまでの今シーズンにおける無敗記録がストップ。
続いて第10節、ホームで対CFアトラス戦。4-4-2。
この試合から、再び最前線をアンドレス・レンテリアとミルトン・カラグリオ2TOPに変更。イバン・マルコーネとラファエル・バカが中盤の真ん中へ。ロベルト・カルロス・アルバラドが左サイドへ、エリアス・エルナンデスが右サイドへ。
続いて第11節、アウェイで対パチューカFC戦。4-4-2。
やはり最前線が2TOPなものの、ミルトン・カラグリオとコンビを組んでいたアンドレス・レンテリアが2列目に下がって、昨シーズンからスペイン1部リーグのセビージャより移籍したワルテル・イバン・モントーヤへ。中盤の真ん中にイバン・マルコーネとハヴィエル・サラス。この試合が、今シーズン2敗目。
続いて第12節、ホームで対CFモンテレイ戦。3-5-2。最前線にマルティン・カウテルシオとエドガル・メンデスが2TOP。左サイドにアドリアン・アルドレテ、右サイドにエリアス・エルナンデス。中盤にロベルト・カルロス・アルヴァラード、イバン・マルコーネ、ラファエル・バカの3枚。
続いて第13節、アウェイで対ケレタロFC戦。4-3-3。
第6節以来の最前線にマルティン・カウテルシオが1TOP。エリアス・エルナンデスが左サイド、エドガル・メンデスが右サイド。中盤は、前節同様。この試合が、今シーズン3敗目。
最後に第14節、ホームで対クラブ・アメリカ戦。4-2-3-1。
再び、最前線にマルティン・カウテルシオが1TOP。TOP下にエリアス・エルナンデス、左サイドにロベルト・カルロス・アルヴァラード、右サイドは前節同様エドガル・メンデス。