Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2019年前期 第10節 UNAM 1-1 Cruz Azul

 

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PUMASは、ホームゲームでクルス・アスルに対してドローを拾う

 

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PUMASはクルス・アスルに対して、引き続き未勝利。得点者は、ホナタン・ロドリゲスとファン・マヌエル・イトゥルベ。

 

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クルス・アスルはどんな状況であろうが、オリンピック・スタジアムでプレーをするたびに快適さを感じる。リーグスカップで対UANLティグレス戦の決勝で挙げた勝利でやる気が漲っており、リーグ戦の前節にCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスにアウェイゲームでスコアレスドローに終わった後味の悪さを忘れ、ホナタン・ロドリゲスによるゴールで先制。PUMASは、ロスタイム寸前にファン・マヌエル・イトゥルベのゴールによって何とかドローに持ち込んだ。ピッチの両チームにとって、複雑な1-1というスコアだった。

 

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勝ち点13でホームゲームを迎えたPUMASは、さらにもう一つのドローを重ねた。対するクルス・アスルは、これで勝ち点12となった。この結果2004年から続く両チームの対戦は、12勝2敗3分けとなった。この15年でPUMASがホームゲームで2勝のみという、毎回試合をするたびに圧倒的な優位を数字で示している。ジェイソン・アングロとアラン・モソによる両サイドへの攻撃は力強さを欠き、PUMASにとって難しい試合の始まりとなった。パブロ・セサル・アギラルのマンマークに逢ったカルロス・ゴンザレスへのセンタリングは、ほとんど繋がらなかった。

 

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パブロ・アギラルは後半終了間際にヴィクトル・マルコラへスライディングタックルで足を踏みつけたファール以外は、ペナルティエリア内で数々のボールをクリアしたりして前半のクルス・アスルの最大の功労者だった。 フェリペ・モラと衝突し、治療のために去らなければならなかったとき、その存在はよりクローズアップされた。カルロス・ゴンザレスはそのタイミングを利用して、前半30分にもう一人のセンターバック:イゴール・リチノフスキーとの競り合いに勝ちゴール前でフリーになったが、フィニッシュを誤り相手ゴールキーパー:ホセ・デ・ヘスス・コロナがそのボールを抑えた。

 

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クルス・アスルはオリンピック・スタジアムにその姿を見せるたびに堂々とプレーをし、やりたかったサッカーをしたが勝ち点3を挙げるには至らなかった。最初のチャンスが訪れたのは前半22分、パブロ・アギラルのシュートがPUMASディフェンダーに当たり、そのリバウンドボールを拾ったホナタン・ロドリゲスが放ったシュートは、ゴールポスト直撃。そしてもう一つのチャンスだったのは、フリーキックからミルトン・カラグリオがホナタン・ロドリゲスを狙ったセンタリングは惜しくも外れた。

前半終了間際にも両チームは得点を狙ったが、ラファエル・バカの放った強烈なシュートはアルフレッド・サルディヴァルに止められ、ニコラス・フレイレが放ったヘディングシュートは大きく外れた。

 

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後半に入ってロベルト・シボルディ監督は、チームを活性化を狙ってロベルト・アルバラドに代えてエリアス・エルナンデスを投入。その効果は3分後に、すぐ現れた。ペナルティエリアへ侵入しようとドリブル突破し、ホナタン・ロドリゲスへのパスから正確なシュートで先制。さらに8分後には自身による連続得点かと思われたシーンがあったが、アルフレッド・サルディヴァルによって防がれた。

 

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そこからクルス・アスルが完全に試合の主導権を握り、エリアス・エルナンデスから受けたパスをペナルティエリア中央からミルトン・カラグリオのヘディングシュートは、僅かにゴールポストを掠めるなどの幾つかの得点チャンスを得た。後半14分、少し遅れてミッチェル監督がブライアン・メンドーサとジェイソン・アングロを下げて、パブロ・バレーラとファン・マヌエル・イトゥルベを投入。ここから漸くPUMASが、カルロス・ゴンザレスが力強いシュートを放つような攻撃を出来るようになった。後半20分、ヨシマル・ヨトゥンからのセンタリングを受けたフリオ・セサル・ドミンゲスが右サイドから近距離で放ったヘディングシュートは、アルフレッド・サルディヴァルによって防がれた。

 

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後半30分にオルベリン・ピネダに代わって出場したエドガル・メンデスはその7分後にホスエ・ミサエル・ドミンゲスから受けたパスから、ペナルティエリアの左サイドからシュートを放ったが、PUMAS守備陣による懸命のディフェンスに追加点を免れた。

 

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クルス・アスルの勝利で終わったかと思われた後半42分、ファン・マヌエル・イトゥルベがペナルティエリア外からルーズボールを拾い、本人曰くセンタリングを挙げたつもりだったボールは、相手ゴールキーパー:ヘスス・コロナの目測を誤るミスもあって、PUMASサポーターを熱狂させる同点弾となった。スコアはそのまま、試合終了。PUMASは勝ち点1を拾い、リギージャ(プレーオフ)に進出圏から遠ざかることを免れた。クルス・アスルは、リーグ戦5試合連続未勝利となった。

 

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